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2016年07月16日

2016初めてのイラン38 テヘランの旧アメリカ大使館を見に行った件

 
 イランとアメリカの関係は、まぁ、あまりよろしくない。

19世紀に国交を結んだ両国の関係は長い間良好で、日本語版wikipediaには「イランとアメリカ合衆国は第二次世界大戦後の時代まで政治的・文化的な同盟国であり、この政治的同盟関係は1979年まで維持された」とある。1979年に何があったかというと、もちろんイスラム革命だ。

 イランイスラム革命でシャー(国王)が権力を失い亡命し、その後「癌治療のため」アメリカに入国した。新しく指導者となったホメイニ師は、アメリカを「『大悪魔』、『不信仰者の国』と痛罵した」とされる。日本語版wikipediaより引用

このことに反発したイスラム法学校の学生らがアメリカ大使館に抗議デモを行い、やがて大使館内に侵入、アメリカ人外交官など52人を人質に元国王の身柄引き渡しを要求するに至った。イランアメリカ大使館人質事件だ。その舞台が、ここ旧アメリカ大使館だ。

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もちろんアメリカは人質奪還を試みるが成功せず、人質は1981年まで解放されることはなかった。どこまで事実でどこからフィクションかは分らないが、この事件を題材にした映画に「アルゴ」がある。

その後イランとアメリカの関係はというと、テロ指定国家にしたりされたり、イラン航空機を撃墜したりされたり、経済制裁をしたりされたり、と、そんなによろしくはない。そんな背景もあって、旧アメリカ大使館を囲む塀には、なかなか興味深い絵が描かれている。

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大変に分かりやすい。




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まだまだあるぞ。文字によるメッセージだな。


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"Down with USA"、「アメリカをぶっつぶせ」。
イランとアメリカは、どうやら現在「同盟国」ではないようだ。

ちなみに現在、イランに入国歴のある日本人は、アメリカ入国時にビザ免除プログラムが適応されなくなっている。入国できなくなった訳ではないが、そのためにはビザを申請しなければならない。

詳しく書くと「日本を含むビザ免除プログラム参加国の国籍で2011年3月1日以降にイラン、イラク、スーダンまたはシリアに渡航または滞在したことがある者」が対象で、アメリカ入国時に行列しなくても良いパスポートを持っていた私は、「その決定を2016年の1月にするのもなんだかなぁ」と、思わないでもない。


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それはさておき、ここはいろいろデリケートな場所なのではないかと思うのだが、敷地内には入れないものの、壁の絵や建物を撮影していて特に問題は発生しなかった。が、こういうことは時期や状況にもよるし「撮影を咎められた」的話もないではないので、写真撮影には多少慎重であるべきかもしれない。

ちなみに場所は、市内中心に近い地下鉄ターレガーニ駅を降りてすぐ、アクセスは極めて良い。私の泊まっていた”Iran Central Hotel" こと ”Hotel Markazi”からだと地下鉄で2駅、歩いても19分、1.4kmの距離だ。






古い歴史を持つ遺跡ではないけれど、ここは現代史の重要な舞台だ。こういう場所を見学するのも、海外での社会科見学として、なかなか意義が深いのではないかと思う。

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【イラン、カタールの最新記事】
posted by 転々 at 07:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年07月15日

2016初めてのイラン37 2016年現在のイランのネット規制とその回避方法

 
 イランでネットというと、これは当然規制の話になる。この辺についてはコメントなどでも質問をいただいているので、個人的な経験をまとめてみることにする。

googleの検索とgmailなどのサービスを遮断したイランは、その後接続規制を拡大してきた。一説によるとネットが引き金の一端となった「アラブの春」を受けてとも聞いたが、真偽の程は分らない。一時期はその規制が緩和しfacebookが使えるようになったという話もあったのだが、2016年1月には接続不能だった。youtubeやtwitterなどももちろんつながらないし、なんと私のこのブログまでイランでは見ることができなかった。どんなもんだ!日本のブログが基本接続禁止、という話もあるけれど。(ちなみに、ブログの更新はできた)

規制対象であるサイトを開こうとすると、イランではこんな画面に切り替わる。

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画面の左上にはペルシャ文字のメニューがあり、どうやらそこには、規制の理由や意義について書かれたページ、あるいは、規制を解除する申請をするためのページなどへのリンクがあるような気がする。「気がする」と書いたのは、私はペルシャ文字がまるで読めず、文字列を機械翻訳しながらおおよその意味を感じ取るくらいしかできないからだ。

「接続許可のための申請ページ」があること、更には極めて零細な私のブログすら接続表示できなかったことを考えると、イランのネット規制は「読めないページがある」というより「読めるページもある」式である可能性も高い。


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(きっとこの辺に詳しい説明があるのだ。読めないけど。)


じゃぁイランでは規制対象のネットサービスは受けられないのかというと、そこは中国など他の規制国同様、接続するための裏技、というにはあまりに有名な方法がある。Virtual Private Networkだ。”VPN” と言えば「聞いたことがある」という人も少なくないだろう。日本語版wikipediaでは「インターネットの公共ネットワークを跨ってイントラネットを拡張する技術」定義されているな。

イントラネットなのだからプライベートネットワークなわけで、第3者の監視を逃れセキュリティが確保できる。要は、ネット規制国の規制から逃れるために使える技術だ。これをイランで使うことは不可能ではない。

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しかし、「なーんだ、じゃ、そのVPNとやらを使えば、どこでもFBやgoogleが使えるじゃん!」と考える人もいるかもしれないが、話はそんなに単純じゃない。

ネットのデータ送受信には「プロトコル(手順)」と呼ばれる形式がいくつかあり、そのプロトコルそのものを遮断すれば、VPNだってお手上げだ。VPNで使われるプロトコルにはSSH、TLS、SSL、IPsec、PPTP、L2TP、L2F、MPLSなどがあるが、イランではどうもPPTP、L2PT、SSLあたりは間違いなく規制されている。



この辺で話についてこられなくなった人もいるだろう。

私も書いててよく分らない。



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難しいことがよく分らないあなたや私のためにまとめれば、大事なのは「最近イランで接続に成功したVPNサービス/ソフトは何だったか」ということだ。

今回の私の環境では、

android (多分)5.1 + Psiphon : 接続可能
windows 10 + 筑波大VPN Gate : 接続可能
windows 10 + Psiphon : 接続不可能
Mac OSXOS v10.11 + Tunnelblick : 接続不可能

  ただし、成功してもとても遅い、だった。

理由など私に分るわけもない。

ちなみにiphoneでは opendoor という話は聞いたが、私は自分では使っていないのでよく分らない。

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このVPNというサービスだが、ネット規制国からの接続だけでなく、日本国内のプロキシサーバを経由することにより、国内限定のラ○コのようなサービスが海外でも利用できてしまう、といった使い方もある。海外で日本語ラジオをリアルタイムで聞きたい、というようなひとは、一度筑波大のVPNサービスを試しながらVPNについて勉強しておくのも悪くないと思う。




ちなみに私は、家にガラポンTVを設置しているので、ワンセグ画質ではあるけれど、回線速度が約400kbpsあれば、世界のどこにいようと過去4ヶ月分の全ての地上波番組を、リアルタイムでも録画でも見ることができる。もちろんイランでも見ていた。ガラポンTVへの接続は、イランでは規制されていない。400kbpsとは、良くある格安SIMの規制速度256kpbsの約6割増し、結構遅くても大丈夫だ。ワンセグ画質だからな(笑

現在の最新型が5号機、私のつかっているのは4号機だが、3号機でも全く無問題に活用できている。5号機は基盤を新型にし外部フルセグ機器との接続が可能になっている。フルセグはデータ量が多そうだから、海外ではあまり使わない気もする。

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(私の部屋で海外の私に日本のTV番組を送るガラポン4号機。エアコンを切る時間も長いので、熱対策として100円均一のUSB扇風機を密着させている)


月々の使用料など一切なく日本のテレビを見まくり、4ヶ月前までの番組なら全局録画もされていていつでも見られて、その価格は4万しない。私はちょっとした番組なら家でもガラポンTVで見るので、もうこれなしの旅行や生活は考えられない。海外在住の知人がいる人や、頻繁に国外に出る人にはこれが絶対にお勧めだ。

ま、ほとんどの人はその存在も知らないんですけど。

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posted by 転々 at 18:59 | Comment(4) | TrackBack(0) | イラン、カタール

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