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2011年03月11日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅29 「人民ツアー『福建土楼1日遊』の八菜一湯昼食でいかに日本のお米が美味しいかを思い知った件」

 
バスは悪路に入って30分もしないで高北土楼群の駐車場に着いた。

駐車場はまさに承啓楼の真ん前だったのだが、承啓楼については我ながらうんざりするほどの写真を撮ったので、次回まとめて紹介することにして今はなし。申し訳ない。到着したのは12時を30分近く過ぎていた頃で、先に昼食にするらしい。バスのスタッフも "Go lunch,first" 等という。なんだよ、英語少しは話せるんじゃないか。少し安心してスタッフの後ろを歩く。

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高北土楼群界隈は結構立派な村だ。

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立派と言ってもそこは福建省の山中、規模はしれているが、土楼ブームを当て込んで人が集まったわけではなく、もともと土楼が出来る程度の村だったということらしい。ついでに書くと、承啓楼の隣に世澤楼という方形の土楼があるが、持ち主(?)は中を乱雑な倉庫状態にしたまま、近くの小綺麗な家に住んでいる、という話も聞いた。まぁ掃除が大変なのは分かる。でも一家族だけで住んでいた訳じゃないだろうにとも思うぞ。


ここが昼食会場のようだ。

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「客家土味館(高北店)

少し大きな家って感じであまり立派ではないのだが、「高北店」と名乗るくらいだから他にも店があるのだろう。儲けてますな。日本語使いとしては「土楼風味とか土味とかいい加減にしろよ」と思わないでも…more.png この記事の全文を読む 

2011年03月27日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅30 「高北土楼群の概要を知り、前座の僑福楼をじろじろ見た件」

 
震災と関連事故から半月が経った。

状況はというと、少なくとも福島の原発については全く状況が好転しているとは思えないのだが、日々放射線情報などについてだけ書くのも少しうんざりしてきたので、旅行記の続きを書くことにする。もうね、自分でもどこまで書いたか忘れていてブログ読み直しちゃったよ、おじさん。ついでに写真を眺めていたら動画のはり忘れもあったからここにはっておく。


中国の寝台バス走行中。



いや、これだけです。ごめん。





さて、微妙な昼食を終えていよいよ承啓楼に向かう。


が、いきなり承啓楼の中には入らない。ビートルズの演奏を聴くためには前座のドリフターズを聴かなければならなかったように、物事には順番というものがあるのだ。昼食をとった客家土味館(高北店)は集落の西側にあるので、徒歩で少し東に戻る。

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土楼、じゃありません普通の家ですごめんなさい。なんだか良い感じだったので撮影してしまった。いかにも福建省の普通の家、という感じが良い。



こんどは本当に土楼。

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しかしガイドは見向きもせず先へ進む。スルーですかそうですか。

福建省には20000を超える土楼があり、「福建の土楼」として登録されたものだけでも3000はあるというのだから、小さな土楼にいちいち関わっては時間がいくらあっても足りない。Google Mapでこの辺の衛星写真を見ると、土楼らしきものが結構見える。ちなみにGoogle Mapの衛星写真で中国を見た場合、地図と写真には微妙なずれが生じるので覚えて置いた方が良い。深センのバスターミナルを探したときにはこれで結構くろうした。大人の事情なのかもしれないな。


より大きな地図で アモイから承啓楼へ を表示


承啓楼のあるエリアは「高北福建土楼王光景区」と言うらしい。

土楼王というのはもちろん承啓楼のことで、つまりは承啓楼を中心とした土楼群だと言いたいらしい。案内図にはこうある。

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日本語の記述もあるが「土楼」を「やぐら」と置き換えただけではあまり意味がないと思う。「撮影エリア」はまぁ良い。「村の民族文化をビット路」については残念としか言いようがない。更に 「往」あるいは "To" が省略されていて「洪坑民族村方面」の趣旨であるべきところがまるでここが「村の民族文化をビット路」であるかのように誤解されかねないのがますます残念だ。何のことか分からないけれど。 さっきガイドが素通りした土楼など名前も書いて…
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2011年04月09日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅31 「-土楼の王-承啓楼 まずはその全貌を見てみた件」

  
「土楼の王」こと承啓楼。

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日本語版wikipediaにはこうある。

「承啓楼 Chengqilou は1709年の建築で、永定県高陂鎮高頭村の高北土楼群に属し、「土楼の王」と呼ばれる。 2008年、ユネスコ世界遺産 1113-003 に認定された。

大きな円形土楼が4つ同心円状に並び、中央には祖廟が位置する。 外側の土楼は、直径62.6メートル、各階72部屋の4階建てで計288部屋、2階から4階には円形通路、階段が4方位に4か所あって地面から最上階までをつないでいる。 大きな屋根が外に広がって、中心の土楼を覆っている。

1階には一族の台所、2階には穀物保管庫、3〜4階には居室と寝室がある。 2つ目の円形土楼は、2階建てで各階40部屋の計80部屋。 3つ目の土楼は共同図書館となっており、1階建て32部屋。 4つ目の土楼は、祖廟を囲む屋根つきの円形通路である。 1人の人間が、1晩に1つの部屋へ泊まっても、すべての部屋に泊まり終えるまでに1年以上かかる計算になる。 祖廟は中央に位置する。

承啓楼には、2つの大門と2つの小門がある。 江(チャン)家15代めの57家族300余人が現在もここに住む。 全盛期には、一族80家族以上が承啓楼に住んでいたこともある。

この土楼群には他に、同心三重円の深远 Shenyuan 楼(直径70メートル)、変則五角形の床面の五角 Wujiao 楼、長方形の世泽 Shi-Ze 楼がある。」

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%BB%BA%E5%9C%9F%E6%A5%BC


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ガイドさんが「ぴゃお、ぴゃお」と言うので入場券を用意してみる。高北土楼群の中で入場券をチェックするのはここ承啓楼だけだ。事実上ここだけが有料と言ってよい。「ぴゃお」を握りしめて門をくぐる…

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2011年04月10日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅32 「-土楼の王- 承啓楼の内部」

 
承啓楼の細部をじろじろと見てみることにする。

せっかく円形の土楼、内部は気持ちよく中庭にしてしまえば良いと思うのだが、ここでは中心に廟を置き周囲にも建物がある。なので直径60m超の内部なのに1階はどこに行っても広々感がない。

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広々感はないが路地裏感は豊富だ。

旅行者の趣味としては広々と小綺麗な中庭より、「この狭い中に良くまぁ」的路地裏感の方が楽しい。もともと私は路地裏愛好者なので多少割り引いて考えてもらっても良いが。


中央には廟がある。僑福楼のローマ建築風の門柱よりはまともな感性だとは思う。何を祀った廟なのかはまるでわからない。

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井戸。周囲の濡れ具合とバケツから現役であることが分かる。「1階には一族の台所がある」というのも分かる。単純に4階まで水運ぶの大変だろうし。

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一族の台所は見あたらなかったが、ちょっとした土産物などを売る店はあった。観光客相手なのだろう。主な土産物はお茶で、あとはほとんど何もない。


こちらは比較的やる気のあるお茶屋。

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こちらはあまりやる気を感じないお茶屋…
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タグ:承啓楼

2011年04月16日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅33 「承啓楼、世澤楼、そして五雲楼3兄弟のうち、五雲楼は入ることすらできなかった件」

 
「土楼の王」こと承啓楼の横には、世澤楼と五雲楼という方形の土楼がある。

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隣接していると言って良い。

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承啓楼、世澤楼、五雲楼の三つの土楼は、全て江一族によって建てられた。このうちもっとも古いのが五雲楼で築500年らしい。古い物をありがたがる性質のある私としては「じゃぁ五雲楼が一番偉いんじゃないか」とも思うが、残念ながら五雲楼の戸は閉ざされていて入ることはできなかった。入り口にいた少しだけ英語を話す人によると「ここは倉庫だから」とのこと。事前調査では「ぼろぼろだが多少改築された」「捨て去られる」「朽ち果て」など極めて私好みの言葉があり期待し…
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2011年04月25日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅34  「世澤楼の主な産業はお茶売りだった件」


 
承啓楼より歴史があるのに四角いがために格落ちとなった世澤楼に入る。

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結構いい感じではないか。

このあたりは土楼密集エリアなので観光客の評価も低めになるが、これが香港やシンガポールにあったら結構な目玉観光地になりそうだ。

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ここは承啓楼よりある意味活気がある。

観光客相手の観光地型商法経済活動が盛んなのだ。承啓楼の内部では数軒が細々とお茶を売っている程度だったが、ここでは観光客を大々的に呼び込み、お茶の試飲などをさせている。どうやら「土楼の王」承啓楼より格下の世澤楼では、積極的な商売が許されているようだ。

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とりあえず休憩がてらお茶を飲む。このあたりには他に休憩所らしい場所がないので、多分観光客全員が飲む。数件あるお茶屋と目が合うとおいでおいでと手招き…

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タグ:世澤楼

2011年05月03日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅35 「高北土楼群の誰も来ない土楼 - 慶福楼、私すら行かなかった寛成楼などの件」

 
こちらは承啓楼、世澤楼、僑福楼の高北土楼群オールスターズだ。

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そして道を挟んで反対側すぐ、村の生活エリアにこんな土楼もある。

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慶福楼(中国語では庆福楼)。土楼には似たような名前がつくので同名のものもあるようだが、ここ高北土楼群の慶福楼については情報らしいものはほとんどなかった。一応あった案内表示によると、ここも江一族による土楼で建築されたのが1932年。直径43メートルの3階建てで、それなりに立派なものだ。

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しかし「高北土楼群」の案内看板にその存在は記されていない。黙殺ですな。

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金門島あたりにあれば一台観光名所になること間違いなしだが、このへんじゃぜんぜんありがたみがないのか、私以外誰もいなかった。入り口には洗濯物が干してあり、板や農具が天日干しされている。承啓楼や世澤楼と比較してその生活臭は10倍増し…
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2011年05月07日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅36 「土楼は十分に満足した人民ツアーの帰路、障州市の主な産業が果物干しだと思い込んだ件」

 
ここまで書いておいて言うのもなんだが、もう土楼はおなかいっぱいだ。

「1週間で円楼を見に行く」なんて本もあって一時は面白そうだと思ったが、正直中五日間も土楼を見ていたらおなかいっぱい過ぎて苦しくなる。私の土楼(円楼)についての好奇心は、高北土楼群中心部だけで十分に満たされる程度のものだったようだ。一時は土楼に1泊しようと地力でたどり着くことも考えていたのだが、158元の人民バスツアーに参加して良かった。何回か書いたが、アモイから高北土楼群に個人で行こうとすると、経由地永定までの交通費と入場料だけでこのツアー価格を上回る。


人民バスツアーの帰路はどこでトイレ休憩/土産物屋連行をするのかわくわく期待していたら、こんな場所だった。

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ガソリンスタンドじゃん。お客様を乗せている間に給油なんかするなよ、それに金銭に厳しい中国の観光会社がリベートも入らないような場所で休憩していいのか、などと思っていたら、となりに怪しい店舗が広がっていた。

「障州特産店」

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言っちゃ悪いが、私はアモイに来るまで障州市の存在すら知らなかった。何か有名どころや知られたものがないか今検索もしてみたが、日本語じゃ何もヒットしない。日本じゃあの宇都宮ですら、「日光の出入り口」を言われるのが嫌で餃子とかジャズとか多少無理をしてがんばっているのに、だらしない。大体障州の特産って何だ?

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ドライフルーツばっかりじゃん。


茘枝干(干しライチ)1袋15元。

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試食をしてみると、悪くはない。わざわざ買ってホテルで食べたいとまでは思わないが、そこそこおいしいと思う。まぁこの辺じゃ果物を干すくらいしかないんだろうな。他にも結構いろいろなものが…

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タグ:障州 特産

2012年09月09日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅37 「アモイの画期的な新交通システム、BRTで空港と市内を行き来できた件」

 今更小三通の旅行記に追記をするのもなんなのだが、アクセスログを見ると、中国・アモイと台湾・金門島を結ぶこのルートに関心がある人は少なくないらしく、関連の記事へのアクセスも少なくない。タグクラウドも「アモイ」の文字が一番大きくなっているくらいだし。

さっきPCのファイルを整理していたら、なくしてしまったと思っていた旅先の写真がたくさん出てきた。その中に、記事にしようと思いつつ画像がないため断念していたアモイのBRTのものがあったので、せっかくだから紹介してみる。


アモイ鉄道駅の前に、こんな駅、というか、施設がある。

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日本人の感覚でいえば、これはもう間違いなくモノレールの駅なのだが、残念ながらこれがモノレールではない。BRTと呼ばれるアモイの新交通システムだ。これは別に中国名物ではない。世界30カ国以上で採用されている比較的歴史の浅い交通システムだ。私は知らなかったのだが、日本にも名古屋にあるらしい。まぁひとつここは、アモイのそれに乗ってみようではないか。どうやらこの辛気くさい建物が切符売り場兼改札の…
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2012年09月13日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅38 アモイ国際空港・国内線ターミナルで使うプライオリティパスのラウンジ

 
前回の記事を書いたときに掘り出した写真に、アモイ国際空港のプライオリティパスで使えるラウンジのものがあった。このまま消してしまうのもちょっともったいないので、ここで紹介してみる。場所は中国・アモイ廈門高崎国際空港の国内線だ。プライオリティパスのプレステージレベルでは、廈門高崎国際空港の国際線・国内線両方のラウンジが使えるのだ。お、ここかな?

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追い出された。プライオリティパスは別の場所だって。(´・ω・`)

厦門航空のファーストクラスラウンジで教えたもらった場所には、フロアを背の低い壁で仕切っただけの地味なことこの上ないラウンジがあった。「头等舱候机室 (First Class Lounge)」なのだそう…
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