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★重要なお知らせ★

このブログは引っ越をしました。
このページは2016年7月より更新を停止しています。 新しいアドレスは、http://japantg.com/wp です。


旧ブログを含む過去の全ての記事も、
新しいアドレス http://japantg.com/wp に移動しています。

ぜひ、新しいアドレスにお越しください。
こちらよりかなり見やすく、お探しの記事も検索しやすくなっています。


550.gif

2015年12月24日

旅のリアルタイムメモ 太っ腹なカタール航空がドーハでトランジットホテルを用意してくれた件

 
 今、カタールの首都ドーハのOrix Rotena というお高そうなホテルで、これまたお高そうなブッフェのランチをいただきながら、この記事を書いている。

「お高そうな」と書いたが正確には「お高い」だ。このランチは飲み物なしで150カタールリヤル(≒5000円)、部屋はラックレートだと事前予約の最低室料で600カタールリヤル(≒20000円)、私の場合何か生命の危機に晒されるような事態でもなければ泊まらない宿と言って良いし、何かの間違いで泊まったとしてもこんなレストランは使わない。これらは全てカタール航空がトランジット客用のホテルとして用意してくれたもので、私は1円も支払っていない。

orix doha.jpg

カタール航空では一定の条件を満たすと、ドーハでのトランジット客にホテルを用意してくれる。1泊2万円クラスのホテルや5000円までの食事はもちろん、空港からホテルへの送迎、更には本来ならトランジットでも徴収されるカタールのビザ料金100リヤル(≒3300円)も、カタール航空が負担してくれる。

カタール航空、太っ腹!

もちろん、今回はこれを知った上で適用条件を確認しつつカタール航空を使ったわけで、いつでも誰でもホテルがもらえる訳じゃない。チケットの金額は関係なく、予約クラスと乗り継ぎ時間によって、トランジットホテルは提供される。

更に今回は「オンラインアップレード」なるものも活用して、なかなか割安にドーハまで寝転びながら到着することができた。このあたりは旅行記で詳しく報告できると思う。なにしろこのホテル、室内のwifiが別料金有料なのだ。私にはとても支払えないぞ。

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posted by 転々 at 19:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2015年12月26日

旅のリアルタイムメモ イラン到着初日の宿は、お湯が出てエアコンのあるゲストハウス個室にしてみた件

 
 初めてのイランにはシラーズから入国した。そして数時間前にこの宿についた。
イラン初日ということもあり、私の希望は「できるだけ安い、室内にトイレとお湯シャワー、暖房とwifiがある個室」だったのだが、いろいろ調べた結果こんな部屋になった。

IMG_20151225_175037.jpg

そこそこ評判の良い旧市街の路地奥にある全4室のゲストハウスで、ダブルとシングルのベッドがある部屋を1人で使って1泊$36(朝食付き)。この前泊まったレッドプラネットが$24だったよなぁ、と思いつつも、宿代がどんどん高騰しているらしいイランでは、まずまずの選択肢だったんじゃないかと思う。昨日までドーハのお高いホテルに(無料で)泊まっていたせいもあり部屋の違いに多少戸惑うけれど、私にはこちらのほうが居心地が良いかもしれない。

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posted by 転々 at 00:39 | Comment(2) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2015年12月27日

旅のリアルタイムメモ イラン・シーラーズで鏡のモザイクを眺めた件

 
 到着2日目の初イランだけれど、大変に楽しい。

これは「初めてだから」だけじゃない。例えばカタールのドーハにはなんだかんだで2日連続で入国し街中を見る時間もあったのだけれど、これほど楽しいとは感じなかった。しかし、ここイランのシーラーズは楽しい。今日は朝から夕方まで8時間以上歩き続けてしまった。年も年なんだから、だよなぁ。多分私の嗜好との相性という問題だとは思うのだけれど、似たような感想を持つ人も結構いる気がする。

そんな街歩きの中で出会った鏡のモザイク。

iran noname.jpg

イランに詳しい人なら「シャー・チェラーグ廟?」と思うかもしれないけれど、はずれ。ここは "Ali ibn Hamze holy shrine" という日本語のガイドブックには載っていない地味な霊廟だ。シーラーズでも、有名な観光スポットでは外国人に100000リヤルくらいの入場料を取るのが普通だけれど、ここは無料。小さい地味な霊廟だけれど、内部は鏡のモザイクになっていた。この辺の廟を装飾する基本技法の一つなのかな?

ちなみに今ガイドブックを見たら、「シラーズ」ではなく「シーラーズ」と書いてあったので、私も表記を改める。確かにシーラーズって言っているようにも聞こえるな。

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posted by 転々 at 00:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2015年12月28日

旅のリアルタイムメモ イランの男子トレで感じた微妙な違和感の正体は、「男子トイレの女子トイレ化現象」だった件

 
 イランも3日目、日本とは違う文化や風習にも少しずつ慣れてきた。例えばこれはイラン、ペルセポリスの男子トイレなのだが、

IRAN TOILET01.jpg

男子トイレに個室しかない。

そういえば世界中の男子トイレで見かける「立式小便器が並ぶ光景」を、イランに来てからまだ一度も見ていない。ここのみならず小さなモスクのトイレも、広大なシャー・チェラーグの巨大な男子トイレも、全てこのように個室のドアだけが並んでいる。おじさん的には公共のトイレには複数の立式小便器がないと、なんとなく気持ちが落ち着かない。なんていうか、その、「あるべき物がない不安定感」を感じてしまうのだ。女子トイレってこんな感じなのか?

私はこういう文化をイランで初めてみた。イランがそうなら他にも同じ習慣の国があっても良い気がするのだが、他にもあるのだろうか??謎だ。
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posted by 転々 at 00:00 | Comment(3) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2015年12月29日

旅のリアルタイムメモ イランの焼肉定食「チェロウキャバーブ」ばかりを食べている件

 
 イランは極端に物価の安い国ではない。

2006年には2700ドルと言われた平均年収も、2012年には13000ドルとなり(2012年ホセイニー経済財政大臣談話)、その分物価もどんどん上がっているらしく、物価に対する愚痴はあちこちで聞いた。物価の上昇に見合う収入の上昇を得られない人も少なからずいるのだろう。

私は今回薄くて高い日本語ガイドブックの最新版を購入したのだが、例えばタクシー代なんかはガイドブックに書かれているものの倍額になっているし、ホテル代もそれに近い上がり方だ。情報収集から販売までタイムラグのあるガイドブックでは当たり前のことなのだけれど、物価上昇のペースの激しさがわかる。

街での食事もそれなりにかかる。例えばバスターミナルの食堂でチェロウキャバーブを食べたら、飲み物代別で150000リヤルだった。日本円だと約600円、ものすごく高いとは言わないけれど安くはない。街中の安食堂で食べたチェロウキャバーブは85000リヤル(340円)、そして店内で音楽の生演奏があるちょっと高級っぽい店だと、(何故か日によって値段が違ったが) 200000-250000リヤル (≒800-1000円)もした。

cherowkyabab001.jpg

料理の質やサービスの内容を考えると、むしり高級店の方が納得行く価格だ。

ちなみに「チェロウ」とは白飯、「キャバーブ」はケバブのことであり、米とケバブを同時に出すと「チェロウキャバーブ」ということになる。米食偏愛者の私は、1日1回はこれを食べている。米はインドで食べるインディカ米より細くぼそぼそはしているが、それでも米だ。肉とあわせて食べるとおいしいし、何よりチェロウキャバーブはペルシャ語が読めない私が知っている唯一の料理でもある。米がある店なら「チェロウキャバーブ」と言っておけばまずはずさないので、つい食べてしまうのだ。

他の料理も食べなきゃなぁ…。
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*コメントありがとうございます。現在私のイランでのネット環境からは、ブログの記事は投稿できても(検閲により)ブログそのものを見ることができません。コメントも投稿画面から読ませていただいている状態です。みなさんの暖かなコメントに感謝しています! さぁ、沈黙の塔に行かねば!!
posted by 転々 at 12:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2015年12月31日

旅のリアルタイムメモ 私の部屋のイラン式トイレの恐怖

 
 イランのトイレは和式に大変良く似ているが、便器の高さと床の高さが同じだ。今泊まっているホテルでは「イラン式トイレの部屋しかないけれどいいか」と確認をされ、特に問題を感じなかった私は快諾をした。部屋のバスルームはこんな感じだ。

iran washroom 01.jpg

特に問題があるようには見えないが、一つ落とし穴がある。便器の枠が床と同じ高さにあるため、何か物を落とすとあっという間に便器の中に落ちてしまう。トイレの横にあるシャワーを浴びている時には、シャワーのお湯がトイレに景気よく流れ込んでいるため、落としたものは便器の奥にある暗黒の穴から何処か深い闇の世界に消えてしまう。今日はシャンプーの小瓶を落とした。

近くには洗面所もありここで洗濯をしたのだが、「ついうっかり落としたら便器の中」という恐怖と闘いながらの洗濯だった。軽率なことでは定評のある私としては、歯磨き時などにも何かを落とす可能性は否定できない。果たして私は無事にこの宿をチェックアウトできるのだろうか?

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本年もブログを読んでいただきありがとうございました。
現在イランでは「記事の更新はできるけれど、出来上がった記事は読めないしいただいたコメントにもお返事できない」という状態です。コメントを下さったみなさまには申し訳ありません。
来年もこのまぬけブログをよろしくお願い致します。

posted by 転々 at 07:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年01月01日

旅のリアルタイムメモ イランにも公衆浴場があった件

 
 ハンマームとは中東一般では公衆浴場を意味するが、イランで公衆浴場は「ギャルマーベ」と呼ばれ、「ハンマーム」は個人の家にある風呂を指すらしい。日本同様浴室のある家が増え、イランでも都市部ではその姿を消しつつあるらしい。そんなギャルマーベをヤズドで発見した。

yazd hamam01.jpg

私はシリアとトルコのハンマームしか入ったことがないが、経済封鎖などの事情を差し引いても貧相だと思わないでもない。イランのギャルマーベは他の地域に比べて衛生状態があまり良くなく、そのせいで浴槽もなくなったとも聞くが、ダマスカスのハンマームにも浴槽はなかったし、その辺は謎だ。中は見たいとは思うけれどどうしても入りたいとは思わないよなぁ。

早朝から営業していたので、その気がある人は垢を落としてもらうのも悪くはないかもしれないけれど、サービスの質も今一つに思えてしまう、そんな作りだ。休憩所もシリアやトルコに比べて数段劣るけれど、その分(少なくともトルコよりは確実に)お安いのだろうとは思う。

yazd hamam 02.jpg

私にはここでのんびりくつろげるとは思えなかった。

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posted by 転々 at 01:27 | Comment(2) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年01月04日

旅のリアルタイムメモ カタール航空の無料市内ツアーに参加してみた件

 
 ドーハ・ハマド国際空港のラウンジでこの記事を書いている。

PCを開いてみたら、サウジの件を受けて朝までいたテヘランで暴動が起きていたり、我らが中村航輔が参加できなかったサッカーU23代表を入れ違ったりと、いろんなことが起きていたが、私は何も知らずに、カタール航空による無料しないツアーに参加していた。

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空港の出国エリアから参加できる無料の市内ツアーといえば、シンガポール・チャンギー空港のものが有名だが、ドバイに追いつき追い越せと新規売り込み中のカタールも、中東のシンガポール的ポジションを目指しているのだろうか。少なくとも、ビジネスクラスの充実ぶりと言い、空港の立派さと言い、カタール航空はチャンギーやシンガポール航空を意識しているのかもしれない。

トランジットホテル滞在同様、このケースでも入国ビザ代100カタールリヤル(≒3300円)は免除される。ドーハを最終目的地にする人は多くない航空市場で、他社の客を取り込むにはサービスを充実させるしかないものな。私は今回の旅行で3回分のビザ代をカタール航空に負担してもらった。


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posted by 転々 at 03:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年02月19日

2016初めてのイラン1 初イランの旅行ルートとチケットを考えた件

 
 イランに行くのは今回が初めてだった。

 過去にもイラン行きを計画したことは何度かある。実際にチケットを予約したこともあるのだが、その航空会社が、いやはっきり書こう、エアアジアのテヘラン線運航中止で行き損ねたこともある。その後も機会をうかがってはいたが、ラマダンが7-8月の旅行シーズンに絡んでいたため、なかなか予定の調整がつかなかった。外国人旅行者とは言え、イランのラマダンはかなりきつそうじゃないか。

まぁ、この頃はまだ7−8月にイランに行こうと考えていたわけだ。しかし、いろいろ調べてみるうちに、ラマダンじゃなくとも夏のイランはかなりきつそうだということが分かってきた。特にアラビア海側は暑さが厳しい上、2015年には体感温度摂氏74度(華氏165度)という熱波も記録されている。安宿やバスを使いタクシーなどなかなか乗らない貧乏旅行者に、これはきつい。

というわけで、私はイラン行きを冬に切り替えた。



たっぷり時間があれば全土をゆっくりと回りたいところだが、あまり時間に融通の利かない冬だと、特に今年はいいところ10−12日が旅行期間の限界だ。私は訪問地を、シーラーズ、ヤズド、エスファハーン、テヘランの4都市に絞り込んだ。他にも魅力的な場所はあるのだが、10日ちょっとでは厳しい。上の4都市を地図に示すとこうなる。




これは、できればシーラーズとテヘランのオープンジョーでチケットを買いたい。

もちろん、テヘラン往復を買って到着後そのままシーラーズに飛び北上(あるいはその逆)、という手もあるし、イランは国内線の航空券が安い国ではあるのだが、安い分結構混雑するという話もある。それに単純往復もオープンジョーもあまり値段が変わらないケースだって少なくない。

シーラーズとテヘランのオープンジョーが発券できる航空会社は、毎度お馴染みのアエロフロートの他は、トルコ航空、エティハド航空、エミレーツ+フライドバイ、カタール航空などがある。予約時期や旅行時期により航空券の価格は変動するが、今回の最安値はアエロフロートとカタール航空だった。

そしていろいろ調べてみると、カタール航空の場合、乗り継ぎ時間によってはドーハのホテルが無料で提供され、そのための入国ビザ代100カタールリヤル(約3100円)もカタール航空が負担してくれるらしい。そして往路をシーラーズにすると、乗り継ぎ時間の関係でドーハ1泊の対象となる。ちなみにアエロフロートだと10時間ほどのモスクワ放置となる。(今ではシーラーズ行きが検索できない)

カタールの首都ドーハは「世界一退屈な街」とも言われる。これは本当かどうかはわからないけれど、こんな機会でもなければなかなか行かないだろうことも事実だ。

今回のイランは、カタール経由に決定だ。

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posted by 転々 at 22:24 | Comment(4) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年02月25日

2016初めてのイラン2 カタール航空のオンラインアップグレードオファーを受けてみた件

 
 さて、私のイラン初心者年始年末観光ゴールデンコースの航空券は、カタール航空のオープンジョーチケットとなった。日程はこうだ。

---
12月**日 QR 807 便 成田 2220発 → ドーハ 0435 (翌日)着
12月**日 QR 476 便 ドーハ 0130発 → シラーズ 0329着
01月**日 QR 489 便 テヘラン 1055発 → ドーハ 1230着
01月**日 QR 806 便 ドーハ 0110発 → 成田 1655着
---


往路は成田を深夜に出発し早朝カタール到着、その後カタール航空提供の無料ホテルで22時間のドーハ滞在を堪能し、再度深夜便でイランのシーラーズ早朝着。帰路はゆったりテヘランを出て再び14時間の乗り継ぎで再度カタール航空にホテルをもらい(この目論見は失敗する)、万全の体力で日本に帰国する。完璧なプランだと言えよう。


が、このチケットを確保し満足して出発を待っていたら、こんなメールが届いた。


qatar airways online upgrade offer.jpg

ONLINE UPGRADE OFFER、どうやら私は67132円を支払うと、成田からドーハまでビジネスクラスに乗ることができるらしい。


しかし、この67132円というのはどうなんだろう。この細かい数字は、たぶん当時のレートで500ユーロなのだろうと思うのだが、私にとって67132円/500ユーロは大金だ。いくらスカイトラックス五つ星のカタール航空とはいえ、たかだか12時間のために500ユーロを支払う気持ちにはそうそうなれない。それに成田線はフルフラットの787ではなく777、やっぱり気は乗らない。

しかも私はこのチケットをかなり早めのバーゲンで買ったため、航空券価格は64400円、税・諸費用込でも97030円で購入していた。この運賃が破格といえば破格なのだけれど、それでも片道、しかもドーハまでのアップグレードに、往復の航空券代より高い金額を支払うというのは、とてもいけないことのような気がする。

qatar airways nrt syz ika nrt fare.jpg

しかしこのオファーは満席が予想されるフライトでしか行われない上、カタール航空は有料の当日アップグレードをしない。

当日というのはどういうことかというと、例えば全日空ではエコノミークラスが満席の時に限りアメリカやヨーロッパまで片道50000円、アジア線で30000円、台湾や韓国・フィリピン線だと20000円でビジネスクラスに当日有償アップグレードをする。航空会社にしてみればどうせインボラで無償アップグレードをしなければならない座席、収入になればそれにこしたことはない、という発想なのだろうが、カタール航空ではそういうお下品なことをしない、ということだな。今回のオファーは五つ星キャリアのビジネスクラスを体験する安上がりな機会ではあるわけだ。


この「オンラインアップグレード」のオファーメールには、予約へのリンクがはってある。これをクリックしたらどうなるんだろう??

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なんだなんだ?フライトにチェックを入れてクリックしろってか?

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なんだなんだ?ここに名前とカードの番号を入れてクリックしろってか?

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うああ!、クリックしてしまったじゃないか!!

qatar airways online upgrade offer 4.jpg


というわけで、私が破格の安値で買った年始年末イランオープンジョー6万円台チケットは、1フライトだけビジネスの13万円台チケットになってしまった。

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まぁドーハまでの片道だってビジネスの場合30万以上するので、経験を買ったと思うしかないな。

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posted by 転々 at 19:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年03月02日

2016初めてのイラン3 成田のサクララウンジで、JALのプレミアムエコノミーへの有償アップグレードについて考えてみた件

 
 カタール航空のドーハ行きQR807便は成田発の最終便だった。

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 22:20が22:00に時刻変更になっているのは実はカタール航空の常套手段のようで、結構日常的に行われている気がする。要は「最終便なんだから絶対ゲートに遅刻するなよ」ということだな。この時間に滑走路が混むとは思えないけれど、そこは「やむを得ない事態を除いて原則23時から6時までが離着陸禁止」の成田、最終便の離陸が遅れるのは何かとまずい。ドアクローズが22:30を過ぎてしまうと、結構ぎりぎりだもんな。


カタール航空は第1ターミナル端のJカウンターでチェックイン。ドーハで乗り換えをする客の搭乗券は、”Transfer” と書かれた黄色いホルダーに入れて渡される。というか、私の周辺の乗客は全員黄色いホルダーだ。ドーハで降りる人はいないのか??

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チェックイン時に「**様はドーハでもラウンジをご利用いただけます」と、 "DOHA LOUNGE ACCESS EN" の文字列がタイプされた搭乗券を受け取る。私は67312円を支払って成田からドーハの1フライトだけをビジネスクラスにしたので、理屈の上では成田のラウンジとドーハのアライバルラウンジしか使えない。わざわざこう書かれているのは、「ドーハのトランジットをラウンジでお過ごしください」というカタール航空のご厚意なのだろうと思うのだが、私はトランジットホテルを無料で提供される予定になっている。

となると、ドーハのラウンジはイランに向かう時に使うことになるわけで、よく見てみるとこの文字列はドーハからシーラーズに行くQR476便の搭乗券にもあった。


カタール航空のビジネスクラスは、成田では日本航空のサクララウンジをあてがわれる。

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他社のラウンジに比べて殊更優れているわけでもないが、少なくともKALラウンジのように「おにぎりがすぐになくなり軽食がカップ麺しかない」という事態にはならない。サラダでビールを飲んで、大盛のカレーをいただく。ANAラウンジなら立ち食い仕様のかき揚げ蕎麦なのだけど、JALだとカレーだよなぁ。

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ラウンジには、こんなポスターが貼られていた。

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 「JALプレミアムエコノミー
  本日のお座席をアップグレードしませんか?」


日本航空による、エコノミークラスからプレミアムエコノミーへの有償アップグレードのお誘いだ。同じく有償アップグレードをした身には他人事とは思えず、思わずのぞき込む。お、おいくらですか??

 ・北米 / ヨーロッパ路線 30000円
 ・ジャカルタ / デリー線 20000円
 ・ハノイ線 15000円
 ・更に+5000円でサクララウンジにご入室いただけます。


  ないわぁ。


 まず、このシャワーがいつも混んでいてカレーと炭水化物・野菜系つまみが主力のこの部屋に5000円も払うという発想は、私にはありえない。そんなカネを払うなら、制限区域内であろうが京辰で寿司でもつまむし、ゲート前の椅子でのんびり本でも読む。

この5000円という値段は何を根拠にしてるんだろう?さすがにお酒だけは激安品ではないものを揃えているから、飲む人にとってC/Pは低くはないのだろうか? 個人的には2-3000円程度の価値だと思うぞ。ちなみに出国前のIASSラウンジは「同伴者1080円」を要求するけれど、あそこも500円程度が適正価格な気がする。

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ラウンジを使う人がプレエコに有償アップグレードというのも妙な気はするが、日本航空にはJGBなどという謎の秘密組織やJMBの上位会員がここを使えることになっている。そういう人たち向けのポスターだったのかもしれない。

でも、プレミアムエコノミーに15000円〜30000円の価値があるのかというと、正直私にはそうは思えない。JALの場合シートピッチだけではなく一応レッグレストなどもついているので、おかしな会社の上級エコノミーよりは価値があるかもしれないけれど、でもハノイまで15000円とかヘルシンキまで30000円とか、私にはどうしても払う気持ちになれない。

まぁ、お金を持ってないだけなんですけどね。

じゃぁカタール航空のビジネスクラス12時間1フライトを67312円支払って有償アップグレードしたお前は何者だ?その価値はあったのか、という突っ込みが来て当然なのだが、その件については次にお答えできる、かもしれない。


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posted by 転々 at 19:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年03月06日

2016初めてのイラン4 成田→ドーハ/カタール航空QR807の「五つ星」ビジネスクラス

 
 私は基本エコノミークラスのユーザで、ビジネスクラスなんか滅多に利用しない。
たかだか3-4時間程度のフライトに割高なビジネスを使う気にもならないし、ビジネスを使いたい長距離路線で高くて私の財力では手が出ない、というのが正直なところで、マイルの特典や海外発券、他には「これはビジネスでもお買い得」と感じた場合しか手を出さない。今回の成田/ドーハ間限定オンラインアップグレードは、他社なら購入しなかったとも思うのだが、「空の五つ星」を自称するカタール航空の長距離路線ビジネスに興味があって、つい手を出してしまったのだ。

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 その前に両替だ。イランでは経済封鎖のためクレジットカードが使えない。懐かしのトラベラーズチェックは日本では2014年3月に終了しているし、イランでの旅行費用はドルかユーロの現金を用意する必要がある。手持ちのドルが十分ではなかった私は、ドーハでの両替レートが分からなかったので、かなり久しぶりに成田の両替店を利用してみた。

事前に調べた中ではここの「優遇レート」が一番安上がりだったし、カタール航空チェックインカウンターの横にも店舗がある。空港に複数店舗をもつこの両替店は、到着ロビーと出発ロビーでレートや手数料が違う、というような小細工がないのも気に入ったし、メールでネット予約なるものをしてみたら、粗品をくれるというのも気に入った。まぁ、ただのボールペンとビニール袋だったけれど。カタールリヤルもあるけれど、マイナーな通貨が成田で安かったためしがないので、当然スルー。

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成田発最終便だったQR807便は、2タミの奥、83番ゲートから出発する。機材は777-200LR。正直羽田発なら787なのになぁ、と思わないでもない。

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 シートピッチは広い。2メートル近くある。が、斜め向きのヘリンボーンやその進化形である現在主流と化しつつあるスタッガードに比べると、見劣りはしないでもない。なんていうか「一昔前の結構良い目の長距離路線ビジネスクラス」って感じだ。


ちなみにヘリンボーンはこんな感じで、(ニュージーランド航空の777)

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スタッガードはこんな感じで、(エティハド航空の330)

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他には、床面積効率をかなり無視した、777や380でも横4列の非スタッガード/非ヘリンボーンの無双ビジネスなんてのもある。(シンガポール航空の新仕様777)

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カタール航空777-200の座席配列は2−2−2なので、お隣を気にせずトイレに行ったり、お隣のトイレで起こされたりしないためには、中央2列の ”E”,"F" が良い。Seat Guru では、2,3,6列あたりが良いとされている。私は3Fを予約しておいた。

ウェルカムドリンクは「白かロゼ」。いや銘柄知りたいんですけど、と思いつつ日頃口にできないロゼをいただく。いや、最近じゃシャンパンなんで家じゃ飲まないな。飲んでもフルボトル1000円以下のカヴァだ。これを箱買いしているおかげで、シャンパンを店舗で買うという行為そのものに縁がなくなっている。

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アメニティはよくあるオーバーナイトキット(アルマーニとか興味ないし使わない)の他にパジャマがある。CAさんがサイズを尋ねてくるので、ちょっと迷ってXLをお願いしてみた。「後方のお手洗いが広めなので、そちらで着替えてリラックスしてくださいね」とのことなのだが、私を含め着替えてる人は誰もいない。でも、このパジャマは旅行中「いざとなったら捨ててきてよいパジャマ」としてなかなか活躍することになった。


私がビジネスクラスのシートに期待することは居住性、もう少しわかりやすく書けば「ゆったり眠れるかどうか」だ。QR807便のビジネスクラスは一世代前のシートだけれども、他社の非スタッガード/ヘリンボーンに比べればかなりゆったりと眠ることができる。リクライニングが深いだけでなく、レッズレストとフットレストがお腹の位置まで上がってくるからだ。

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この脚の上がり方が、そのあたりのライフラットとは違う。ちゃんと寝返りも打てるし横向きにもなれる。(貧相なリクライニングではこれはできない)。私はこのシートで結構ぐっすりと眠ることができた。中央列を確保して、トイレに行く隣席のお客さんに足を蹴られなかったのも大きかった。12時間の長距離路線、"B"とか”J”とかの通路側だったら。絶対起こされるか蹴られるに決まってる。

機内で一番大事なシートに関していえば、このオンラインアップグレードは、3万円のJALのプレエコや、8万円のニュージーランド航空のスカイカウチより、ずっと意義のある買い物だった気がする。

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2016年03月12日

2016初めてのイラン5 成田→ドーハ / カタール航空QR807便ビジネスクラスの機内食


 飛行機に中には調理器具としてオーブンや電子レンジがあるだけなので、あまり込み入った料理はできない。多少お金をかけた食材や料理を持ち込んでも基本温めるだけなので、「焼き立て」的味わいを得ることは難しい。だから私はFのミールより地上の街の食堂の方が幸せになれると思う。

更に言えばビジネスは基本はシートで居住性が良ければ十便満足なのだが、だからと言ってYと同じミールが出てきたらやっぱり寂しい(エアアジアさんがそうですな)。安くはないチケットを売っているだけあって、その辺は航空会社側も十分理解している。「空の五つ星」ことカタール航空のミールはというと、まずはナッツ。ちゃんと温めているのが偉い。

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前菜はアラビア風盛り合わせか海老。お酒をいただくのでここは海老。

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メインは、鶏胸肉、鯖味噌、パスタから。鶏を食べようじゃないか。

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デザートはパスしてコーヒーだけいただく。デザートはパスしたのだけれど、コーヒーと一緒にヴァローナのチョコレートが置かれていた。街で子どもに道でも教わったらあげることにしようと、これは鞄に入れておく。

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メニューには、和食の懐石の他、スープやクラッカー、チーズなんかもあったけれど、これもデザート同様パス。もう日本時間の12時過ぎなので、私はとっとと寝たいのだ。あ、そうそう、例の鯖味噌はアラカルト扱いで懐石とは別メニュー。お腹がすいていて和食に飢えていたら、両方いただくのもいいな。「空の五つ星」カタール航空では、「お好きなものをお好きな時に」の食事システムをとっていて、カートは回ってこないし、食べるタイミングも自由だ。

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お腹もいっぱいになったし、あとは寝るだけだ。機内の照明は時間帯によって、白かったり青かったりピンクだったり暖色で少し暗かったりと、いろいろ忙しい。エティハドもそうだったけれど、中東系では機内照明の色をくるくる変えるのがサービスの一環なのかな?

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さて、朝食。飲み物の中にスムージーがあるので、いただいてみる。

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ごはんは和食。最近ではYでも珍しくはないけれど、やっぱりお味噌汁つきはうれしい。これから2週間、イランで日本食を食べられるとは思えないので、今年最後の和朝食としていただいておく。

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カタール航空、成田発ドーハ行きQR807便ビジネスクラスの機内食は、十分に満足なものだった。パジャマのギブアウェイ(これ、あとで回収する会社も多い)や、日本語ものもなかなか豊富なビデオ、寝ている間に毛布をかけてくれる心配り(CMみたいだと思ったぞ)といい、「空の五つ星」はなかなかがんばっていると思う。できれば、成田線も羽田線のような新しい4列シートなら、隣席のトイレ移動などを意識して「3F確保!」などと言わないで済むのにな、とも思わないでもないが、十分合格点だ。

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posted by 転々 at 08:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年03月19日

2016初めてのイラン6 カタール・ドーハのアライバルラウンジと、トランジットホテル

 
 成田からカタールまでのフライトは約12時間、フランクフルトやロンドン便よりは2−30分ほど短いが体感的にはほとんど同じだ。目的地がドーハではない場合ここでトランジット(乗り換え)をすることになる。成田で言われていた通り、乗り換えの黄色い搭乗券ケースを持った私は、カタール航空のトランジットカウンターに向かう。

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カタール航空は乗り換え客の一部に無料でホテルを用意してくれる。更には、ホテルまでの送迎や入国ビザ、「一部のお食事」も提供してくれる。 私がイランに行くのにカタール航空を利用したのは、「おまけで無料のドーハ泊がついてくる」ためでもあった。観光地が少なく物価の高いカタールなんて、こんなチャンスでもないと、なかなか見に来ることができないじゃないか。

とはいうものの、ホテル提供には一定の条件がある。カタール航空のサイトには、

・8時間以内の乗り継ぎ便が運航していない場合。
・乗り継ぎ時間が8時間以上、24時間以内の場合。
・アブダビ(AUH)、バーレーン(BAH)、ドバイ(DXB / DWC)、クウェート(KWI)、マスカット(MCT)、ラアス アル ハイマ(RKT)およびシャルジャ(SHJ)発着便を含まない旅程。


とある。更には、

* ご利用運賃により、ホテルサービスをご利用いただけない場合がございます。

ともある。私が航空券を購入したころには予約クラスが明記されていたのだが、今ではその辺は明言をしていない。ちなみに私が購入した年始年末で総額9万円台の安チケットの予約クラスは”N”、この辺の序列は航空会社で微妙に違うけれど、まぁ一般的には最安クラスのチケットの予約クラスだ。それでもトランジットホテルは提供された。というか、購入前にカタール航空に電話して確認をしてから買った。

ちなみに、アルファベット的にはお隣の”O”クラスではホテルは提供されなかったという話も聞いたので、この確認作業は極めて重要、ということになる。航空券を代理店で買ってもホテルは提供されるけれど、購入前に予約クラスを確認してカタール航空に電話してみたほうが良い。


今も適用される保証はないが、私の購入時には、以下のようにクラスが明記されていた。

・エコノミークラス: N/ S/ V/ L/ M/ K/ H/ B/ Y
・ビジネスクラス: I/ D/ C/ J


予約クラスの低い順に書かれているのが親切だな。


私の成田からイラン・シーラーズまでのスケジュールは、
---
12月**日 QR 807 便 成田 2220発 → ドーハ 0435 (翌日)着
12月**日 QR 476 便 ドーハ 0130発 → シラーズ 0329着

---
@乗り換え時間は約21時間で、Aこの間にドーハからシーラーズに向かうフライトはなく、Bアブダビやバーレーンなどの指定都市でもなく、C予約クラスは”N”。ゆったりとドーハ(のどこか)を観光することが可能だ。トランジットカウンターで、"***様のホテルは、Oryxです"と、"DOHA Hub STPC Boucher”なるクーポンを受け取る。

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"STPC" とは ”Stopover Paid by Carrieir” の略で、その名のとおり航空会社が経由地のホテル代を支払うシステムだが、最近ではフライトスケジュールの変更時に以外にこのサービスを提供する航空会社は少ない。その意味でもカタール航空は貴重な存在だ。

このバウチャーにはミシン目があって半分がホテル用、半分が搭乗者のコピーだ。チェックインをしてミールクーポンを受け取ったらコピーはもう不要だろうと部屋に放置してきたら、チェックアウト時に出してくれといわれたので、捨ててはならない。

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カタールにはトランジットビザがない。10時間であろうと1か月であろうとドーハのイミグレーションで100カタールリヤル(相当のドルかユーロ ≒ 約3060円)をレジットカードで支払う必要がある。が、カタール航空のSTPCでは、このビザ代も不要だ。私のような貧乏旅行者には、これも結構ありがたい。たかだか1泊のためにビザ代3060円を支払えって言われたら、私は絶対空港で寝る。「ありがたや、ありがたや」と言いつつ入国審査へ。お、ビジネスクラス専用の入国レーンもあるんだな。

「ホテルまでの車は、入国後、トランジットラウンジでお待ちください」とのこと。
ふむふむ、ここか?

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「車は15分程でやってきます。到着したらお知らせしますので、よろしかったらそれまで朝食でもどうぞ」。ふむふむ、まだほとんど何もないぞ?ま、お腹もすいてないんだけど。

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カタール航空のドーハ・アライバルラウンジにはちゃんとシャワーもある。到着後はみんな家やホテルに早く着きたいだろうしあまり需要があるとは思えないのだが、それでも一応設置しておくところは偉い。

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「***様、車の用意ができました」
ここでやっとホテルに向かう車に乗り込む。

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この車が、ワゴン車だったりセダンだったりするのだが、多分ビジネスクラスはプライベートセダン、エコノミークラスがワゴン車という扱いなのだと思う。私の場合はオンラインアップグレードという微妙なクラスのせいか最初の車はワゴン車だった。もちろん私にはそれで充分なのだけれどね。

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posted by 転々 at 10:37 | Comment(2) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年03月25日

2016初めてのイラン7 カタール航空が提供してくれたドーハの無料トランジットホテル

 
 私がいただいたトランジットホテルは、Orix ROTANA Doha と言い、ハマド国際空港から約10q、車で15分程の場所にあった。

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なんとなく集合住宅を思わせる2棟だが、決してお安いホテルではない。普通に予約サイトを通してディスカウントを狙ってみても1泊15000-30000円はする、特に事情がない限り私が泊まるような宿じゃない。外観は集合住宅でも、中はなかなか豪華な造りだ。

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ただ、お高いホテルにはよくあることだが 室内の wi-fi が有料で、なかなかばかにならない値段になっている。幸いなことに1-2階のロビーやレストランでは制限時間なしで無料なので、結構みなさんPCをロビーに持ち込んでいる。私もだけれど。ちなみにゆったり使える穴場は、2階回廊のソファだ。ここはいつも人がいない。

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部屋はカテゴリにもよるのだろうが、十分快適だ。機内でいただいたパジャマを引っ張り出して使う。

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最近ではエコノミークラスの11時間以内の乗り継ぎでは食事の提供はないようだけれど、私は150リヤルのミールクーポンをいただけた。後に書く2度目のホテル提供では100リヤルだっし、どういう理由で150リヤルなのかわからないが、4650円はなかなか太っ腹だとおもう。

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ただこの150リヤルでは、ホテルでいつもお腹いっぱい、というわけにはいかない。ホテルのスタッフに尋ねてみると、2階には大きなビュッフェのレストランがあるが、ここは朝食150、昼食155(+飲み物代)、夕食160(+飲み物代)とお安くはない。

ルームサービスやカフェで、ハンバーガーやパスタなどの単品を頼めば70-80リヤル程度なので、ホテルの中でもやりくりすれば2食いただけないでもない、という程度の金額なのだ。もちろん超過分は自腹だ。

ルームサービスなら室内のコーヒーメーカーが使える。チェックインの時に、ルームサービスのメニューを渡してくれたのは、「みなさん結構部屋で食べてますよ」ということなのかな?

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私はビュッフェのランチをいただいてみた。

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飲み物を最安の水にしても6リヤルしシ自腹になったけれど、食事は十分においしかった。どんなに安くとも1泊15000円はするホテルで、4650円のちょっと豪華なビュッフェの食事をいただけるなんて、カタール航空のトランジットホテルは太っ腹だと思う。ちなみに私のYの航空券の価格は64400円、税・燃油など込みで97030円だ。

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posted by 転々 at 06:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年04月02日

2016初めてのイラン8 トランジットホテルを出て、徒歩でドーハの生活エリアを徘徊してみた件

 
 カタール航空が無料で用意してくれたトランジットホテル、Orix Rotana は、ドーハの旧空港近くにあった。5つ星なのはうれしいのだが、ハマド国際空港から約10q、ドーハの数少ない散策ポイントであるソウク・ワキフ(スーク・ワキーフ)まで約4q、イスラム美術博物館まで約5kmと、徒歩でドーハを楽しむには大変微妙な位置になる。カタール航空的には職住近隣的便利なホテルなのだろうが、観光客には今一つのロケーションだ。



ホテルのスタッフに「イスラム美術博物館に行くにはどうしたら?」と尋ねてみたら、「タクシーを手配できます」の一点張りでバスの「バ」の字もない。こちらとしては12901、11901、76のバスで行けることを下調べした上での質問だったのだが、レガシーキャリア御用達の5つ星ホテルとしては、ルームゲストがバスで街に出るという事態は想定外のようだ。みなさんお金持ちのカタール的には、本数の少ないバスなどは外国人出稼ぎ労働者の乗り物、という空気もないではなかった気もする。

まぁ、ドーハの主だった観光地は帰路にトランジットツアーに参加するとして、私はとりあえずドーハの街が見たい。いくら眠るとはいえトランジットの21時間をホテルの中で過ごすのはつまらないではないか。しかし私の手元にはカタールの通貨が1リヤルもない。となると、ATMを探すためにも近所を歩くしかないわけだが、ネットで地図を見ると、ホテルから1km弱の場所にスーパーマーケットがあった。とりあえずここを目指そうじゃないか。とりあえずホテルを出て、アルマタストリートを南東に歩く。




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なんだよ、バス停近くにあるのではないか。もっともバスに乗るには専用のICカードが必要でそれが特定の場所でしか買えない、という、トランジット客には極めて不便なシステムのため、飛び乗ることはできないのだが。


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Family Food Center。駐車場の周辺にはマクドナルドを始めいくつかのファストフードレストランもある。

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チキンやビックマックのバリューセットが23〜25リヤル(≒700〜760円)。お金持ちの国だし、まぁこんなもんだろうな。ホテルでミールクーポンを使うと、飲み物なしのハンバーガーだけで70リヤルだから、1/3以下の値段、ということになる。私にはどちらも安くはないけれど。それよりスーパーの中を見てみよう。

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食材の価格は、そんなに高くはない。出来合いのお惣菜もあって、これをホテルに持って帰ることもできる。私は150リヤルのミールクーポンを使い果たしてしまったので、あとでお腹が空くかもしれないし。カード払いもできそうだし、ATMもある。

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何もない大通りだと思っていたアルマタ通りには実は裏道もあり、地味に生活圏であることが分かってきた。客層はどちらかというと出稼ぎ外国人の方が多いように見えるし、もう少しわかりやすいインド系の雑貨店などもあるし、こぢんまりとした中華料理屋なんかもある。

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もしかしたら、観光的に多少演出されたスークなんかより、この界隈の方が生活感が濃いめなエリアなのかもしれないな。大通りの1本裏には、豪華とは言いにくい普通の家や、団地のような集合住宅などがある。

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ホテルからスーパーを過ぎてもしばらく歩き、結局4-5q程歩いてしまったが、ドーハを生活感を知るにはなかなか良い機会だった。この街は基本車での移動を前提としている感が強いので、徒歩ではなにかと不便なのだが、冬ならこの程度の歩きは苦にはならない。

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しかし、夏はサウナの中を歩くよう苦行になりそうだ。


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posted by 転々 at 19:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年04月09日

2016初めてのイラン9 ドーハ・ハマド国際空港、カタール航空のアル・ムルジャンビジネスラウンジで夕飯をいただいた件

 
 カタール航空のご配慮で五つ星ホテルでの快眠も贅沢ランチもいただき、ついでにホテル近隣のカタール日常生活エリアも見学できた。往路ではもう心残りなしと、イランに飛ぶべくドーハ・ハマド国際空港向かう。ホテルから空港へはシャトルのバンで送迎だ。

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ホテルから空港へのシャトルは、ここにチェックインした時に既に予約されていて、更にはウェイクアップコールも手配されていた。至れり尽くせり、という感じだな。個人的には気になったのはこのクラスのホテルで150リヤルのミールクーポンは2食には必ずしも十分ではないことだけだ。ま、チーズバーガーとスパゲティをルームサービスで頼んで、室内のコーヒーメーカーを使えばいいのだけれどね。いや、自腹を切ればいいのか。



さて、私には、空港のラウンジで夕飯をいただく、というプロジェクトがある。幸運なことに、往路の成田→ドーハだけのオンラインアップグレードをした私には、往路ドーハでのラウンジアクセス権をおまけにいただいていた。@2014年にオープンしたばかりの、A「5つ星エアライン」の、B拠点空港のラウンジ、だ。これは期待しないわけにはいかない。

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出国審査を済ませ、カタール航空、アル・ムルジャンビジネスラウンジへ直行。エスカレーターでのアクセスだ。

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このラウンジは広い。私の知る中でもこの規模は世界のトップクラスだと思う。どれくらい広いかというと、広すぎてラウンジ的な限定空間感を全く感じないレベルだ。シャワーやダイニング、クワイエットルームなどのサービスを利用しなければ、ただ空港のどこかにいる、という気にさえなる。

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ラウンジのスタッフに「あのー、お腹空いてるんで晩ご飯食べたいんですけど」と尋ねてみると、このラウンジは2カ所のダイニングがあるらしい。メインが2階で、ビュッフェが1階ということなので、ここは当然メインダイニングに行ってみる。

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席につくとスタッフが飲み物のオーダーを尋ねてくるので、これからしばらく禁酒の日本人としては夕飯ビールをいただく。前菜はセルフサービスだ。あ、蕎麦もあるんだ。

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メインはオーダーしてから調理されるとのことで、メニューがやってくる。

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「ホームメイドパスタ」にラビオリとペンネ、「アラビックフュージョン」に意味不明の2品、「エントリー」にフィレステーキやバターチキン、サーモンステーキや羊のラックなど。よっしゃ、フィレステーキとペンネをいただこうじゃないか。

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パスタもステーキも作り置きは馴染まない。焼きたて、茹でたては大変よろしい。ホテルにいるときからラウンジのでの食事をあてにしていた私は、ここぞとばかり料理を平らげ、下のフロアでエスプレッソをいただいてラウンジに向かった。

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ドーハ、アル・ムルジャンラウンジ、なかなかおいしいじゃないか。

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posted by 転々 at 16:37 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年04月16日

2016初めてのイラン10 悪天候で遅延、その時の「5つ星」カタール航空の対応は捨てたもんじゃなかった件

 
 ラウンジでメードトゥーオーダーの夕食もいただき、イラン・シラーズ行きのゲートに向かう。この2都市間の距離は直線だと500kmもない。後一息、だ。というより、私の脳内では、カタールに着いた時点でイランに半分到着したようなもの、位の気持ちになっている。タイムテーブル上は1時間20分とあるけれど、実飛行時間は4−50分程度だろう。

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しかし、定刻になってもゲートは開かない。アナウンスによるとシラーズ周辺が豪雨で着陸のめどが立たないらしい。うーむ、雨かぁ。経済封鎖中のイラン、しかも地方都市の空港じゃ、レーダーもあまり良い装備じゃないんだろうなぁ。結局出発は昼頃ということになる。

一般に天候理由による遅延の場合、航空会社は責任を免れる。しかし、だからといって必ず乗客をゲートで放置かというと、そこは「航空会社、あるいはその時の状況次第」というところがある。今回のケースでは豪雨のため9時間程の遅延になったのだが、「5つ星」を自称するカタール航空はどうしたのかと言うと、こうなった。

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100リヤルのミールクーポンをいただき、再度 Orix Rotana で待機。


ゲートでトランジットカウンターに行けと言われた時点で薄々分かりはしたけれど、9時間の遅延でホテルと$30程のミールクーポン提供とは、なかなか太っ腹ではある。ただ、100リヤルではルームサービスで単品を頼む程度しかできないことを知っている私は、ホテル送迎車を待つアライバルラウンジで早めの朝食をいただいておく。深夜のせいか、いつもこの程度なのか、スナックと飲み物が少し置いてあるだけだったけれど、成田便の到着時にはもっとなにもなかったから、まだ良い方だ。

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再びOrix Rotana。

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夜明け前のチェックインで、11時にはチェックアウト。さすがにこれは寝る以外することがない。ちなみにカタール航空から2度いただいたこのホテルのラックレートはというと、このようなお値段のようだ。

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最安の週末クラシックルームで1764リヤル。日本円に換算すると約52000円。私はここに2滞在したので、x2、つまりラックレートだと宿代だけで10万円越えということになる。それだけで私の支払ったエコノミーの航空券代、97030円を上回る。

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posted by 転々 at 13:41 | Comment(2) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年05月15日

2016初めてのイラン11 カタール航空にさんざん食事をふるまわわれた後、やっとイラン/シーラーズに向かうQR476便に乗り込んだ件

 
 カタールからイランは近い。ペルシャ湾を挟んだ対岸という感じで、一番近い場所ならその距離は150km程度だ。そしてシーラーズはイランでもペルシャ湾寄りに位置するので、ドーハからシーラーズまでの直線距離は500km弱、東京ー大阪間と大体同じだ。



私が乗るQR476便も、その運行時間は1時間15分。この1区間のためにたっぷりドーハの何もないエリアを堪能することになったのだが、まぁ、これはこれで面白くもあった。自腹じゃまず泊まれないお高いホテルに2回も滞在できたしね。そして、再び出国エリア・アルムルジャンラウンジで朝食。はい、おいしいです。

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予定をかなり超過したドーハ滞在十分楽しんで、やっとQR477便に搭乗、と思いきや、またもや遅延。スタッフが言うには、まだシーラーズの天候が回復していないのだそうで、今度は他の乗客と一緒に出国エリアにある”Marche Restaurant”というお安そうなカフェテリアに案内され、30カタールリヤルのセットをいただく。

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物価のお高いカタールの空港だけれど、ここではクーポン利用者でなくとも普通に30リヤル程度のセットを食べることができる。街中のマクドナルドでセットが23-25リヤル程度だったから、空港の出国エリアとしてはなかなか良心的なお値段だ。こうなるとホテルでいただいた100リヤルとか150リヤルというミールクーポンの額面がいかに大きかったかが分るし、トランジットホテルの食事の高さも分る。まぁラックで1泊52000円のホテルだかた仕方がないか。

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チキン、米、フレンチフライ、豆のサラダ、ケーキ、そしてドリンクバーがついて30リヤル(≒約895円)。そんなにおいしいってものじゃないけれど、お腹は満たされる。本当はお腹は空いてなかったけれど。


ところで、私は成田からカタールに着いてから、@トランジットホテルに向かうアライバルラウンジでの軽食、Aトランジットホテルでの超豪華ランチビュッフェ(バウチャー150リヤル)、BアルムルジャンラウンジでのMade to orderの夕食、C再度トランジットホテルに向かうアライバルラウンジでの軽食、Dトランジットホテルでのルームサービス(バウチャー100リヤル)、E出国エリア・アルムルジャンラウンジでの朝食、F出国エリアMarche Restaurantでのランチと、6食をあてがわれたことになる。

ラウンジの2食を除いても4食、食べ物さえ与えられれば上機嫌になる私としては、極めて満足だ。カタール航空、偉い!



QR477便は、結局定刻を12時間15分遅れた14:00に出発した。ドーハにはカタール航空の機材がごろごろしているわけであって、この遅延は天候の問題であり、シーラーズ空港のレーダー誘導能力の問題だ。それを考えると、カタール航空は良くやっていると思う。

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QR476便の機材は、ちゃんと全席にVODが装備されたA320。私はドーハ到着で結末を見損ねた邦画の続きを見る。LCCに染まった身としては、A320にVODというのは、なんだかものすごく贅沢に感じる。

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ミールはスナック。賞味1時間のフライトだから、こんなもんだな。もうお腹いっぱいなので、これはそのまま鞄に詰め込む。こういうケチなことをする乗客は、イラン線といえども私くらいだ。

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30分も飛ぶと、窓の外はもうイラン。

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革命やら経済封鎖やらフライト廃止やらでなかなかご縁がなかったイラン、やっとやって来たよ、だ。

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posted by 転々 at 13:38 | Comment(3) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年05月21日

2016初めてのイラン12 シーラーズの空港でアライバルビザを取った件

 
 イランでアライバルビザを取ることができると聞いたのは、5年位前だった気がする。日本との相互免除が終わってから、ずっと事前のビザ取得が必要だと思い込んでいた私にはこれは結構な衝撃で、「へー、思い立ったらイランに行けるんだ」と思ったことを覚えている。

しかしアライバルビザの取得が可能でも、その情報が航空会社に行きわたっていないと、最悪航空会社は乗客を乗せてくれない。2010年頃は航空会社もアライバルビザの情報を持っていたり持っていなかったりで、それを避けるためにとりあえずドバイまで飛んで、エアアラビアでイランに行くのが定石だったように思う。しかし2015年の時点で、カタール航空の日本オフィスはアライバルビザの情報を持っていて、すんなりとチケットを発券することができた。良い時代になったもんだ。というわけで、QR476便はイラン・シーラーズ空港に到着した。

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到着便はそんなにないのに、バスでのお出迎え。ボーディングブリッジがないのだな。

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ターミナルビルに到着。乗客のほとんどはそのまま入国審査に進むのだが、

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アライバルビザを取りたい私のような乗客は、ターミナルビルに入ってすぐ左にあるビザオフィスに出向くことになる。

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ここですることは、もちろんアライバルビザの申請なのだが、なぜかイランの場合外国人対象の保険に加入することが義務づけられているので、まず保険代を支払う。16ドルかよぉ。

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そしてビザの申請。こちらは45ドル。正直結構するなあと思わないでもない。

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私の時にはアライバルビザを申請したのが二人だけで、所要時間は20分程度だった。手順に関しては、スタッフに言われるままに申請窓口や(形だけの)銀行窓口を行ったり来たりして費用を支払えば済む。結果から言えば「大変に簡単で、インドネシアあたりのアライバルビザと手間も時間もほとんど変わらない」印象だ。

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アライバルビザ、入手完了。

あっけないほど簡単だ。旅行者の間ではここシーラーズが昔から審査が緩いと言われていたけれど、どこもこんなものなのかもしれない。ちなみにアライバルビザを入手できる空港は、テヘラン、タブリ−ズ、マシュハド、シ−ラ−ズ、イスファハンの5か所で、この中ではテヘランだけが「ちょっと厳しい」という話も聞いたけれど、真偽のほどはわからない。

また、現在イラン大使館のサイトには「空港でのビザ取得手続きには、パスポート(残存有効期間6ヶ月以上)、写真一枚、往復の航空券、申請料金50ユロが必要になります」とある。また値上がりしたんだねぇ…

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2016年06月04日

2016初めてのイラン13 イランの1泊目を 全6室のParhami Traditional House にしてみた件

 
イランの入国都市をシーラーズにしたのは、アライバルビザがもっとも緩い都市であるという噂や、カタール航空を使うとドーハの無料ホテルでゆったり休めるせいなのだが、もう一つ空港から街へのアクセスが良い、という理由があった。

例えば国際線が飛ぶテヘランのイマームホメイニ空港は、市内から30km程離れている上にバスの便があまり良くない。更には市内中心部へのタクシー代も今はもう最低$30するらしく、心穏やかではない。その点シーラーズの空港は街まで約10km、しかも有名ガイドブックの地図には「97番のバス」が私の滞在したい宿の近くまで走っている、という情報があった。シーラーズ in 良いではないか!よおし、早速両替を済ませてバス乗り場を探そう。

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両替所がない。
入国前エリアにも入国後エリアにも、どこにもない。



ネットでは、空港内にレートはいまいちだけれど両替所があるという情報が飛び交っていたのだが、どうやらそれがなくなったのかたまたまその日は閉まっていたのか、空港のいろいろな場所でスタッフに質問しても両替所は発見できなかった。いきなりイランリヤル文無しだ。

いざとなったらその辺の人にドルの両替をお願いすればいいかな、と、気を取り直してバス乗り場を探す。

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バス乗り場がない。
どこにもない。



これは困ったと空港ビルに引き返し、カタール航空のオフィスや親切そうな人に両替とバスの事情を尋ねてみたが、両替は今日は無理そうで、バスに関しては「そんなものあったかなぁ?よく知らないけれどその辺で待ってみたら?」と全員が言う。更には「97番ってバスターミナルに行き来するバスで、空港には来ないんじゃない?」という悲しい未確認情報も入手してしまう。「だったら、空港職員はどうやって通勤するんだよ」と、3ヶ月前にダナンでも言ったセリフも再現されたが、誰も知らないのだから手も足もでない。バスは諦めてタクシーにしとうかと相場を聞くと「6-7ドルくらいですね」と、これは明確な答が返ってきた。

仕方がないので、タクシー乗り場で値段を確認し、更には近くを歩いていたカタール航空の機内でちょっと見かけた顔に声をかけ、街までのタクシーをシェアする。彼はちゃんとドーハの空港でイランリヤルを入手していて、$3.5分のリヤルを私にくれた。賢い奴はちゃんと手配済みなのだな。


さて、記念すべきイラン1泊目の宿だが、私はここに決めた。

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Parhami traditional house

ここはシーラーズの中心地から3km弱離れた場所にある全6室の小さなゲストハウスなのだが、なかなか評判も良い上イランでは表向き禁止されているfacebookのアカウントを持っていて、空室の照会や値段の問い合わせの際、極めてレスポンスが速い。寝ているかPCを離れている時以外なら、あっというまに返答が返ってくる。

しかもそのやりとりの中から、ここのオーナーであるSoroush Parhamiさんの人柄が大変良いことが伝わってくるし、彼の英語は完璧だ。しかもネット環境に至っては(もちろんVPN経由だけれど)Facebookを使えているわけで、困ったときには相談にも乗ってくれそうだ。ここをイランの1泊目にしたのは正解だった。

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” traditional house”を自称するだけあって、建物は新しくはない。部屋は清潔だけれど木製のドアは南京錠が外鍵だったりもする。私の部屋のテレビは壊れていて映らなかった。しかしこの宿は快適だ。宿に着いたとき、私は$3.5分のイランリヤルしか持っていなかったのだが、Soroush Parhamiさんは、宿周辺の安飯屋などを歩いて案内してくれたうえ、「とりあえず食事代が要るでしょ?」と20万リヤルを渡してくれた。もちろんチェックアウト時に精算するのだが、こういう心配りはありがたい。

宿代はシーズンによっても変わるようだが、私が泊まったときには朝食付き1泊$35だった。部屋の中にはセミダブルベッドが一つ、シングルベッドが一つあったので、3人までは泊まれると思う。イランだから当然規制はあるけれど、wifiも速い。

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ただこのホテル、ちょっと場所がわかりにくい。表通りから細い路地を数分歩く必要があるためだ。

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この宿に泊まるには、事前に地図をプリントアウトしておいた方が良い。予約時にParhamiさんがタクシーに見せるためのメッセージを送ってくれるけれど、宿の前までタクシーは入ってくることができない。タクシーが止まった場所から宿までの数十メートルは自力で何とかする必要があるが、分りやすいとは言いにくい。

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もっとも一度場所を覚えてしまえば、ピンクモスクまでは歩いてすぐだし、中心地やバスターミナルもなんとか徒歩圏内(2-3km)だ。タクシーのドライバーにこのメモを見せれば、路地の入り口までたどり着くことはできる。

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なんて書いてあるのかは分らないのだけれど。

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2016年06月10日

2016初めてのイラン14 ”Pink Mosque” ことシーラーズのマスジェデ・ナスィーロル・モスク(Nasir al-Mulk Mosque)は Parhami Traditional House から89メートルの距離にあった件

 
 シーラーズの Parhami traditional house は英語が堪能なSoroush Parhamiさんが経営する全6室のホスピタリティにあふれたゲストハウスだ。到着までFacebookやgmailでレスポンス良くサポートしてくれるのはもちろん、到着後の面倒見も良いし wifiも速い。そしてここは、あの「ピンクモスク」から89メートルの距離にある。




「ピンクモスク」ことマスジェデ・ナスィーロル・モスクは19世紀末に立てられたモスクで、ペルシャ絨毯の敷き詰められた西側礼拝堂に差し込む、朝のステンドガラス光が美しいことで有名だ。そしてこの光景低い位置から光の差し込む早朝にしか見られないという。

しかし、早朝なら良いという物ではないらしい。ステンドガラス越しの光が絨毯を照らすためにはそれなりの日射しが必要で、朝であっても光の差し込まない天気ではその光景を楽しむことはできない。幸いこの時期は乾期なので陽光は期待できるけれど、その強さはその時にならないと分らない。要は「早朝に行ってみないと分らない」訳で、こういう観光ポイントが宿から近いのはありがたい。よおし、ここは一つイチで行ってみようではないか。

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見学時間:7:30-11:30,14:30-17:00 (休金 8:00-11:00,15:00-17:00)
門閉まってるし。早ければ良いというわけじゃないことは現地で理解した。


宿に戻ってお茶を飲み、30分後に再訪する。

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見る人が見ればそれなりに興味深いモスクなのだろうとは思うが、正直素人目には規模も伝統も「ものすごい」という物じゃない。異国の一般観光客的には、やっぱりここはピンクの礼拝堂を見てなんぼ、だ。というわけで礼拝堂へ。

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そうすっねぇ。きれいっちゃきれいなんですけど、そんなに大喜びする程のもんじゃないですねぇ。礼拝堂にいる他の観光客も同様の印象のようで、多少残念そうな顔をしている。多分私もそんな顔をしていたのだろう。中庭に出ると、モスクのスタッフが話しかけきた。

「まだまだ光が少ないな」

私は小一時間寺院で朝日を待ったのだが、その話っぷりによると、光が差し込んだときの光景は今とはかなり違うようだ。最近人気が出てきたこのモスクは、イランの他の観光ポイント同様入場料がうなぎ登り状態で、私が訪問したときには100000リアル(≒350円)という高値だ。2ヶ月前まで50000リヤル、1年前には30000リヤルだと聞くと、とても悔しくなる。こんな大金を支払ったんだからと、ゲートのスタッフに「宿に戻って朝ご飯食べてきていい?」と聞くと、「おまえの顔は覚えたし、今日中は自由に出入りしていいぞ」との許可をいただく。よし、宿で食事をしながら太陽待ちだ。

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宿代に含まれている朝食は、紅茶にパン、バターにチーズにジャム、トマトにキュウリ、果物程度で、運が良いと豆のスープがつくことがある。イランの6室の宿としては結構がんばっていると思う。この日はモスクへ急ごうと紅茶とパンを一切れいただいただけだったので、仕切り直しにたっぷり朝食をいただき、陽光を待つ。

ちょっと光が強くなってきたので、あわてて西礼拝堂再訪。宿から礼拝堂からはは小走りで1分の距離だ。

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ふむ、なかなかきれいだ。確かに礼拝堂の奥までこの光が届くには、低い角度からのそれなりの光量が必要になる。冬の朝が一番条件が良いだろう。さっきのスタッフは、「毎日見られるって訳じゃないんだぞ」とちょっと得意げだ。実際、こんな光景が見られたのは、この朝は10分程度だけだったように思う。少しすると極彩色の光はふっと弱まり、最初に礼拝堂に来たとき同様の光景になった。

「ピンクモスク」ことマスジェデ・ナスィーロル・モスクは、美しい。確かに美しいのだけれど、なんていうんだろう、肉眼で見たときより、写真で見た方がその美しさが分りやすい気がしないでもない。1年前娘と行ったアンテロープキャニオンの時と同じ、「インスタグラム御用達写真撮影用観光地」疑惑もぬぐいされない。私は激安デジカメのオートモードでこれを撮影したのだが、マニュアルで撮影してフォトショップでもかければ、誰でもやたら美しい画像を作ることができそうな気もする。

まぁ有名観光地の小綺麗な画像は、みんなそんなもんなんですけど。

雰囲気にやられたか思い込みの激しい欧米系金髪碧眼のおねえちゃんが瞑想ごっこをしていたけれど、ここ、モスクですから。あなたイスラム教徒じゃないでしょ?

いや、素直にここで瞑想をしてしまうくらいじゃないと、旅行は楽しめないのか?むしろ素直に瞑想できるこのおねえちゃんは、旅の達人なのかもしれない。心が汚れて素直な心を失ってしまった私には、マネはできないなぁ。


ちなみにここには由来のよく分らない井戸や地下室もあって、ここもライトアップされていたりする。

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ここは光を楽しむことができるモスクなのだな。

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posted by 転々 at 21:13 | Comment(1) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年06月12日

2016初めてのイラン15 シーラーズの両替事情と携帯SIM、そしてネット規制とVPN事情

 
 さて、ピンクモスクの入場料は昨夜Parhamiさんが貸してくれたイランリヤルで支払ったけれど、今日は早めに手持ちのドルを両替してリヤルを入手しなければならない。

しかし経済制裁を受けているイラン、銀行のATMはそこかしこにあるけれど、異国のカードを受け付ける端末は1台もない。つまりはドルかユーロの現金を常に持ち歩かなければならないわけで、私の手元には$3000のキャッシュが隠されている。ウクライナ辺りで「スキミング犯罪が多いから銀行のATMも使わない方が良い」等という話は聞くけれど、今日日ATMが使えないのも結構不便だ。あのシリアだって探せばカードは使えたんだけどねぇ。


シーラーズの両替所は、街の中心部であるショハダー広場北西に数軒が並んでいる。店の前には個人で両替をもちかける人が何人もいるけれど、治安の良いイランといえども利用しないのはお約束だな。

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いくら両替したら良いのか、ちょっと悩む。多分これから、最も大きな支出となるであろう宿代はドル払いになる。となると、交通費や食事代、あとは最近どんどん高くなっているらしい観光地の見学代くらいを両替しておけばいいのだろうか?とりあえずこの店はレートも悪くなさそうなので、おもいきって300ドルを両替してみたが、実はこれは10日間のイラン旅行には多すぎだった。私の旅行スタイルでは、だけど。

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ちょっと驚いたのが、この店では日本円をイランリヤルに両替できたことだ。イラン、シーラーズではここZARDで円を両替できることは、覚えておいて良いかもしれない。まぁ、都市の銀行にでもいけばどこでもできるんだろうけれど。



現金を手に入れたら、次はSIMだ。

イランのネット規制は有名だけれど、それでも携帯がつかえるだけで旅行はかなり便利になる。宿には高速のwifiがあるけれど、移動前にぜひとも入手しておきたい。そしてSIMの店が両替屋のすぐ近く、ZARD両替店のあるカリムカーンゼンド通りの路地、パークホテルロードを入ったすぐの場所にあった。



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イランには2種類の携帯会社があるらしいのだが、細かな事情やサービス内容と価格を詳細に比較することは難しかったので、「おっちゃん、とりあえずこの携帯で使える安いSIMくれや。データ量は1Gでいいから」的に携帯を差し出す。

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どうもイランセルのSIMっぽい。1Gのデータが使えて総額で十数万リヤル、日本円で500円程度だったように思う。もちろんAPNの設定なども丸投げだ。

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できた。

実はこのアンドロイドの携帯が、今回私にとって唯一のVPN環境となり、イランからgoogleやfacebookを使う唯一の手段となった。今回はカタール航空利用で手荷物の重さをあまり気にすることなく、macbookairWN891を両方持って行くという暴挙に出たのだが、一番安定して使えたVPNがアンドロイド版のPsiphonだったのだ。

ネット規制のある国から規制対象のサービスに接続するための仮想的な私的ネットワークを”VPN(Virtual Private Network)”といい、これには様々なサービスがある。中国在住あたりの日本人をターゲットにした怪しい有料サービスから、筑波大のVPNゲートプロジェクトまでいろいろある。私は基本筑波のVPNゲートを利用してるのだが、これが実はMacではやや使いにくくWindowsの方が何かと楽だ。そんな思いもあって(更には待ち時間にマンガを読むために)超小型とはいえMacとwindowsの2台持ちをしたのだが、結局当時のイランで一番安定してVPNを使えたのが、アンドロイド版のPsiphon、しかも同じPsiphonでもなぜかPCのwindows版はうまく動かない、というオチもついた。

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ちなみにiphoneだとOpen doorというソフトがうまく動くらしいのだが、私はつかっていないので、詳しいことは分らない。

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posted by 転々 at 11:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年06月15日

2016初めてのイラン16 シャーチェラーグ廟の昼と夜

 
 シーラーズ旧市街の見所といえば、ピンクモスクの他には世界遺産のエラム庭園、大詩人の眠るハーフェズ廟、市内中央のランドマークでもあるキャーリムハーン城塞などがあるが、個人的に気に入ったのはシャー・チェラーグ廟だ。

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廟と言っても建物が一つあるだけではなく、いくつかの建物や塀が広場を囲んでいる。砂漠を歩き続けた人がここにたどり着いたら、ほっとするだろうな、と思う。

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エラム宮殿がユネスコ的なご推薦だとすれば、ここは国内シーア派の皆さんの巡礼地であり、ローカル御用達的な場所だ。なぜ巡礼地なのかというと「霊廟の主は、シーア派・十二イマーム派の第八代イマームであるアリー・リダーの兄弟であり、第七代イマームであるムーサー・カーズィムの子、ムハンマドとアフマドである。この二人は、アッバース朝のシーア派迫害から、この町に移ってきた」(日本語版wikipedia「シャー・チェラーグ廟」より引用)ためなのだが、私はここに登場してくる全ての固有名詞を知らない。

それはさておき、ここのドーム内部は鏡をモザイク状に貼られていて、それがまるで「万華鏡の中にいるようだ」と旅行者に人気になっている。有名ガイドブックには「建物内に入れるのはイスラーム教徒のみ」とあるが、お祈りの時間じゃなかったせいか、誰でも自由に出入りができた。おっと、動画があったぞ。




この鏡をモザイク状に貼り付けるという装飾の手法はシャー・チェラーグ廟だけで見られるわけじゃなく、意外と一般的な技法の一つでもあるように思う。例えば同じシーラーズ市内のAli ibn Hamze holy shrineでも、規模こそ小さいけれど同じ手法で装飾されたドームが見られた。まぁ、シャー・チェラーグ廟の方がずっと規模が大きいのだけれど。



しかし、(一般的に他のモスクもそうだけれど)ここは昼より夜の方が美しい。

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アラビアンナイト…、、いや訂正、ペルシアンナイトのなんと美しいこと。光と風と、そしてアザーンにも使われるちょっと音質の良くないスピーカーから流れる音すら美しい。これはその場にいないとなかなかピンとこないかもしれないな。ということで動画で雰囲気を切り取ってみる。



この美しい巡礼地はシーラーズ市街の中心地にあり、入場は無料だ。庭園や建築よほど興味があるのでもない限り、入場料の高いエラム庭園なんかよりこちらの方がよほど楽しいと思う。私は宿主さんおすすめのレストランや旧市街に行ったその帰り、何度もここに立ち寄った。入り口でセキュリティチェックがあり大型カメラなどは持ち込めないが、チェックポイント係員はいつ行っても歓迎してくれるし、運がいいと英語を話すスタッフが廟内を案内してくれる。もちろん無料のご厚意だ。

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posted by 転々 at 16:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年06月16日

2016初めてのイラン17 シーラーズからペルセポリス遺跡まで、ミニバスとタクシーで出かけた件

 
 シーラーズ観光のハイライトといえば、ペルセポリスだろう。
ペルセポリスはその名の通り「Perse(ペルシャの) polis(都)」だ。紀元前520年、ペルシャ帝国アケメネス朝のダレイオス1世によって作られたこの都は、生活都市と言うより政治的、あるいは儀式的な意味合いでの都だったという説が強い。

インディージョーンズでおなじみのヨルダン・ペトラ遺跡、シリア・パルミラ遺跡とあわせ「中東の3P」とも言われる反面、「その中では一番ぱっとしない」という説もある。毀誉褒貶入り乱れているが、せっかくシーラーズまで来た身としては、ダレイオス様の遺跡を見ない手ない。

ペルセポリスはシーラーズの北東約60kmの場所にある。



もちろんお大尽の皆様におかれましては車をチャーターする手もあるし、現地ツアーに参加する手もある。お大尽様ではない私は市内の旅行代理店でペルセポリスへのツアーを探してみたが、ペルセポリス単独で半日$30、近くにあるアケメネス朝の王墓があるネクロポリスを回るとランチ付きとは言え$55と、まぁ、微妙なお値段が相場だった。入場料約$6.6が含まれていると言え安くはないし、遺跡は自分の気分で眺めないと、私は面白くない。となるとここはお約束のローカルバスで行くことになる。

ただしシーラーズからペルセポリスへ直行するバスはない。ミニバスで8.5km程手間のマルヴェダシュト(Marvdasht)という街まで行き、そこでタクシーに乗り換える必要がある。シーラーズのミニバス乗り場は、長距離バスターミナル「カランディッシュバスターミナル」の南西に隣接、というより大通り(E Saheri St)を渡った反対側にあるミニバス専用ターミナル "Alieben Hamze Terminal" で、マルヴェダシュト行きは満員になったら出発という感じで、私の行った時間帯(午前中)には2-30分ごとに出発していた。運賃は20000リヤル(≒68円)。$1しないし。

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快適な高速道路を40分も走るとマルヴェダシュトだ。ペルセポリスなんぞ市民が頻繁に行く場所ではないので、ここから先ローカルバスはない。10km弱を歩く気がなければタクシーに乗るしかないのだが…

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断言する。私は絶対にぼられる。

事前に調べて置いた情報では「タクシーは1台50000-100000リヤル」だと思われたが、運転手は口をそろえて「100000リアル」と言う。なんだそのキリのいい数字!

ペルセポリスに行きそうな旅行者がいればシェアしたいところだが、少し待っても誰も来ない。近所の店で水を買いつつ尋ねてみても、「さぁ、10万くらいじゃないの?」程度の答しか得られない。ちょっとがんばれば少しは安くなる気もするのだが、結局数台目の車に乗ってしまう。

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10万リヤル(≒343円)です、まいどあり!

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タクシーは10分程でペルセポリスの入り口に着いた。いい道だけれど、ローカルバスが走るような場所じゃないわな、ここじゃ。ま、チケットでも買いますか。

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200000リヤル(≒686円)。知ってた。

ペルセポリスの入場料は、2015年までは15万リヤル、その前は10万、そして5万リヤルだったらしい。イランはインフレが酷く物価はどんどん上がっているらしいのだが、外国人観光客の施設入場料はその狂乱インフレどころではない値上がりぶりのようだ。まぁ同じ3Pのペトラ遺跡$50よりはマシだけど。

ここまでの支出が入場料込みで27万リヤル(≒925円)、帰りの交通費が往路と同じ120000リヤル(≒410円)だとして、シーラーズからペルセポリスにバスとタクシーで来ると円高の今で約12ドルかかることになる。半日ツアーの約半額というところだ。

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posted by 転々 at 21:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年06月17日

2016初めてのイラン18 ペルセポリスの王墓でアケメネス朝ペルシャ帝国に思いを馳せた件

 
200000リヤル(≒686円)也を支払ってペルセポリス遺跡に入る。

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この政治/儀式的な都が作られたのは紀元前520年、アレクサンダー帝国の登場するその前になる。アケメネス朝もアレクサンダー帝国に滅ぼされるが、ここはそれ以前の「古代オリエント文明」の痕跡なのだ。わくわくするじゃないか。

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(イラン航空のマスコットでもあるホマ)



そしてその最大の見所は、謁見の間であるアパダーナ東階段のレリーフ、と言われる。ここには王に謁見する各国の使者の様子がとても良く描かれている、らしい。

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いやさ、考古学的には貴重な遺跡なんだろうけれど、観光的にはちょっと地味ではないか??確かにいろいろな国の使者の様子は分るけれど、私のような無知な人間だと、「これがライオンを連れたエラムの使者ですね」といわれても、「ほうほう、なるほどね」で終わってしまう。

細い赤土の回廊にどかんと宝物殿が現れるペトラ遺跡や、列柱道路も華やかなパルミラ遺跡に比べると、やっぱ、その、少し地味だ。



しかし、遺跡の規模としては、ペトラほどではないけれどパルミラにそんなに負けてはいないのだ。

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遺跡に寄り添う丘には、ステージのような場所がある。アルタウセルクセス王の王墓だ。下の遺跡からは5分も歩けば登ることができる。

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ここからはペルセポリスが一望できる。下に向かってお触れの一つも出したくなる場所だ。

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青い空に紀元前500年の遺跡、良いではないか。夏は暑さがかなり厳しいらしいが、冬は澄み渡った空と乾いた空気が気持ちよい。もしかしてペルセポリスを「がっかり遺跡」と言ったのは、暑いさなか汗をだらだら流しながら歩いた人たちなんじゃないか、とも思う。中にはあまり売店もないし、水も高いからねぇ。

私は古代オリエントの歴史について「全く無知」と言って間違いないのだが、200000リヤルの入場料を支払ってでもペルセポリスに来たことを後悔はしなかった。シーラーズまでやってきてペルセポリスを見ないなんて、そんなもったいない話はないと思う。

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posted by 転々 at 21:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年06月18日

2016初めてのイラン19 シーラーズの街とバスとバーザーレ(バサール)

 
 バスターミナルから街の中心部までも4-5km、歩けない距離ではないが遺跡を見た後なので市バスに乗ってみる。市バスの運賃は路線(ともしかしたら乗る距離?)によって2500〜3000(≒8-10円)。インフレが激しいイランの中ではかなり押さえられている額だ。まぁ公共交通機関の運賃がぐんぐん上がったら暴動モノだけれど。私は初めて100リヤル単位の硬貨を見た。

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内部はは当然男女別にエリア分けがされている。このバスでは前半分が男性席、後ろが女性席だった。車両によっては前後を仕切るバーがあることもある。車掌がいないので私は運転手に運賃を聞いて支払ったけれど、そう言えば女性はどうするんだろうな?

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市内中心部の市場、バザーレ・ヴァキール近くでバスを降りる。

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ここは中東に良くある屋根のあるバザールだ。ドーム状の天井と屋根が、雨や強い日射しから買い物客を守ってくれる。この日陰は空調のない時代にはありがたかったのだろうな。




 シーラーズの街並はなかなか美しい。
裏道はちょっと迷路っぽいいかにも中東と言う雰囲気だが、表通りは場所によっては街路樹などもあったりしてお散歩気分を高めてくれる。

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これは革命前のパフラヴィー朝がシーラーズを「イランのパリ」にしようと、街路樹を始めインフラが整備されたためなのだが、そのおかげで、シーラーズは現イラン政権にウケがよろしくない。なんと「シーラーズはパフラヴィー朝の退廃の象徴」なのだそうだ。パフラヴィー朝のシャーが「イラン建国2500年祭典」なるチャラ臭い催し物をこことペルセポリスで行ったのも、印象がよろしくなかったようだ。





このイベントは1971年に行われた。イラン革命が起きたのは1979だからその8年前。世界的に今より反米の気運が高かった時代の親米政権に不満を持つイスラム教徒も多かっただろうし、この祭典自体が「当時のシャー(皇帝)であったモハンマド・レザー・パフラヴィーの治世における発展を、誇示することにあった」(日本語版wikipediaより引用)と言われている。そりゃ今の政権が気に入るわけないわなぁ。

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2016年06月19日

2016初めてのイラン20 シーラーズのレストランとチェロウ・キャバーブ

 
 いきなりだが、日本語版wikipediaの「イラン料理」の項目には、ものすごい記述がある。

 〜「イランの人間は料理に対する工夫に無頓着だと言われ、料理人の間で入手しうる食材の質の低下などの食事情の変化に対応した新たな料理法が考案される兆しは見られていない。イラン国内のレストランで供される料理の味付けは塩気と油分が強く、出される料理のほとんどが羊肉の料理で占められている。イラン文化の研究者だけでなく、アラブ世界の研究者からもしばしばイランにおける外食料理の質の低さが指摘される。イラン人から自国の外食料理とサービスの質に疑問が投げかけられないことが不思議に思われているが、イラン人は料理ではなく『外食をする行為』に価値を見出しているためだとする解釈がある」
(日本語版wikipedia「イラン料理」より引用)

おーい、おまえらの国のレストラン、まずいってよ。


これは「イランでは家庭料理が充実している」という意味でもあるのだけれど、家庭料理をそうそう食べる機会がない旅行者にとっては、悲しい話でもある。しかし食べなければ飢える。選択肢の多くはないイランの外食だが、私はチェロウ・キャバーブを頻繁に食べていた。

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チェロウは「米飯」、キャバーブは「ケバブ」であって、まぁ簡単に言えば「(羊の挽肉の)焼き肉飯」みたいなものだ。これは本当にどこでも見かける、イラン外食料理の定番なのだとおもう。メニューが読めなくて何があるのか分らない店でも、「チェロウキャバーブ」言えば、大抵どこにでもあった。味付けや肉の質に店ごとに違いはあるけれど、まぁ、外れることはない。

「この辺でお勧めレストラン?じゃぁ、少し歩くけれど、宿の前の大通りを右に行って10分か15分、道路の左側に椰子の木があるから、そこの地下がいいんじゃないですか?

Parhami traditional house のご主人、Parhami さんによると、お勧めのレストランは、ロトフ・アリハーネ・ザンド通りにある、ここだった。店名は謎、申し訳ない。

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お、おしゃれな店ですね…。「イラン人は料理ではなく『外食をする行為』に価値を見出して」って、そのまんまじゃないですか。まぁ、ペルシャ音楽のライブがあるのはうれしいけれど。禁酒のイランでは「のんびり飲みながら」ともいかないので、米と肉を噛みしめ、水を飲みながら音楽に聴き入る。

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一番上の写真にもあるように、ここでチェロウ・キャバーブを頼むと、ご飯は「ターチンのようなもの」が出てくる。

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ターチンとはイランの米料理で、鶏肉やヨーグルトなどで味付けした米を型に入れてケーキ状に焼きあげた、なんというか、ご飯のおこげ料理、なのだが、ここのご飯には肉片はなくあまり濃い味もついていない。肉と米が別皿で提供されるのも、よそのチェロウ・キャバーブとは違ったのだが、私が「チェロウ・キャバーブくださいな」というと、2回ともこれがでてきた。しかもなかなかおいしい。ターチンは本来ならそれだけでそこそこのお値段がする単品料理なのだ。これがターチンか、ターチンっぽい米かは私には謎だったが。

予算は200000〜250000リヤル(≒690〜860円)。決して安くはないし、同じものを食べて値段が違った理由は謎だが、私は2晩通った。バスターミナルの併設食堂でもチェロウ・キャバーブは100000〜150000リヤルが目安で、この豪華レストランは決して「大変に高価」ではない。むしろ店と料理のクオリティを考えると、お買い得店な気がする。最新でも2014-5年版(2014年3月初版)の有名日本語ガイドブックですら、キャバーブが12万から30万とか、予算が50万リヤルなんて店が、普通に紹介されているくらいだもんな。インフレの激しいイラン、今はいくらになっているのか、想像もできないぞ。




ちなみに宿に近いロトフ・アリハーネ・ザンド通りの安キャバーブ屋では、上の店より小ぶりな冷凍肉のキャバーブが1本35000リヤル(≒120円)。肉の量は半分くらいかな?店内で食べることもできるけれど、米飯がないのがちょっと寂しい。

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お持ち帰りと言えば、ロトフ・アリハーネ・ザンド通りにはスープ屋もパン屋もある。単品の量が多いので、それぞれ1杯と1枚を買えば、大食いの私でも半分も食べきれなかった。パンは4人家族の朝食を十分にまかなう量だ。お値段は10000リヤル(≒35円)。3−4000リヤル(≒10円)のもう少し小ぶりのものもあることは、他の街に行ってから知った。

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posted by 転々 at 19:01 | Comment(3) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年06月22日

2016初めてのイラン21 シーラーズからヤズドまでVIPバスで移動した件

 
 私の今回のイラン滞在は10日間、決して長い滞在ではない。
本来ならシーラーズ、エスハファーン、テヘランを見る位が私のペースなのだが、個人的にどうしても素通りしたくない街があった。ヤズドだ。

ヤズドはゾロアスター教文化の中心地であり、イランでも最も古い歴史を持つ砂漠都市の一つであり、拝火教の神殿や出入り自由な鳥葬に使われていた塔が残っている。鳥葬は世界の何カ所かで行われているが、旅行者がひっそりと見学させてもらえるのはチベットくらいだ。インドのそれは現役だが入場不可で、いつでも自由に入れる場所は私は他に知らない。エスハファーン直行より300kmくらい遠回りにはなるけれど、ヤズド見ておきたいよなぁ、だ。



そういう訳で私はバスターミナルでヤズド行きのバスチケットを買っておいた。

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切符はバスターミナルの案内所で「月曜の一番早いVIPバスでヤズドに行きたいんだけれど、どこで切符を買えば良いですか?」的に聞き、言われるままの窓口で購入した。イランの案内所はどこも面倒見が良く、英語でも親切に教えてくれる。月曜日始発のヤズド行きVIPは、朝8:30の出発だった。こういう移動は早い出発に限る。


出発の朝、切符を買った窓口でバスのゲート番号を尋ねる。ふむふむ、14番ね。

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イランの長距離バスは一般に2種類ある。VIPと通常バスで、VIPは座席が横3列、通常が横4列だ。値段はVIPが通常の50%増しくらいだと考えておけば間違いがない。シーラーズ・ヤズド間は、この会社の場合通常で160000リヤル(≒550円)、VIPで240000リヤル(≒820円)だったと思う。要時間5時間ちょっと、移動距離450km(東京→大津くらい)を走って550−820円なのだから、この国の交通費は安い。経済封鎖されててもやっぱり産油国だ。


ちょっとわくわくしつつVIPバスに乗り込む。

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リクライニング角度はさほど深くはないけれど、十分に快適だ。



少し走ると、飲み物とスナックが配られた。

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イランのVIPバス、安くて快適!


砂漠を眺めてひた走り、

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2時間くらいで売店で休憩し、

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今度は雪景色も眺めつつ、またひた走り、

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ヤズドへの5時間は、大変快適で楽しいバス旅行となった。なにより、例外なく隣席のイラン人が常時かまってくれるので話し相手に困らない。

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posted by 転々 at 20:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2016年06月24日

2016初めてのイラン22 ヤズドのテルメホテルはなかなか秀逸な中級宿だった件

 
 ヤズドのバスターミナルは旧市街から10km程離れている。これは空港より遠い。しかも空港と違って周辺には市バスも見つからない。面倒見の良いバスターミナル案内所のスタッフも「ここからだとタクシーに乗るしかないですよ」などと悲しいことを言う。確かに周りにローカルバスの姿は見えない。

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仕方ないなぁ、と、バスで乗り合わせた旅行者を見つけて、市内までタクシーをシェアする。確か言い値で10万リヤル(≒342円)だったと思う。言い値というか、案内所の人も10万リアルくらいだぞ、と言ってたし。VIPのバス代が24万リヤルなのにバスターミナルから市内までの足が10万リヤルなのはなんとも納得がいかないが、これ、結構良くあることだよなぁ。そういう街の人は、知り合いにでも送迎をお願いするのだろうか、といつも思うぞ。

ただ、何日か前からメールを送っているのに全く返信のないコハーンホテルの個室は既に満室で、更に日本人には今ひとつ評判のよろしくない有名宿シルクロードホテルも満室。まだ午後も早い時間なのに、と困っていると、ドライバーが一生懸命私好みの価格帯の宿を探してくれた。これで10万リヤル(1人分5万リヤル)なら、ありがたい。この日のヤズドは本当に部屋不足のようで、良くある「宿からキックバック」という感じもなかった。そして、この日何軒目かで空室のあったのが、ここ。

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Telmeh Hotel だ。


有名なバックパッカー宿であるSilk Road Hotelから230m、徒歩2〜3分程の場所にあるこのホテルは、イランでは結構よく見かける、屋根のある中庭を囲むように部屋の並ぶスタイルだ。

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Silk Roadではここにレストランがあって人であふれているが、ここTelmeh Hotel はがらがらだ。フロントのお兄ちゃんの愛想はイマイチだが、この状況でエアコン、wifi、シャワーに朝食つきで1泊$30は妥協するしかない。コハーンのドミは、エアコンなしトイレ横のベッドが$10−12だったもんな。

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「壁には窓がないけれど天窓はある」という妙な造りの部屋で、決して広くはないけれど、このホテルは悪くはなかった。朝食時には一人一人に卵を焼いてくれるし、紅茶は24時間飲み放題、ネットをしつつ中庭でだらだらするのは、悪くはない。

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和洋ガイドブックが紹介している中級宿がことごとく満室の中空室があったここは、どうも2015年の秋頃にリノベーションを終えたらしい。それまでも宿をやっていたらしいのだが、英語でネットに口コミが登場するのが2015年の10月と、国外の旅行者に紹介されてまだ間もないようなのだ。

実際宿の近くで、バスに乗り合わせた旅行者が「このあたりにTermehっていうホテルがあるらしいんだけれど、知らない?すごく良いみたいでシーラーズで勧められたんだけれど」などと言っていた。個人的には屋根のない庭のあるコハーンホテルも捨てがたいのだが、少なくともここはSilk Road Hotel よりはずっと好きだ。ただTelmeh Hotel のスタッフは、「この辺にバスの切符買えるとことある?」「この辺でお勧めのレストランンどこ?」という質問に、「そういうのはみんなシルクロード行ってな」と答えるのだけれど。

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地図の拡大画像はこちら。(クリックで大きな画像を表示します)

この宿もそのうちガイドブックで紹介されるのだろうけれど、それまでの間はそんなに混雑しないかもしれない。いや、このネット時代、あっという間に人気になるのかな?

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