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2015年12月01日

2015バンコクアパートお試し暮らし17 バンコクのアパートに泊まって将来の海外アパート暮らしについて考えた件

 
 タイの大都市にはアパートで暮らす日本人が少なくない。

もちろん正規の手続きを経てタイで働いている人たちもたくさんいるけれど、リタイアメントビザや学生ビザなどで長期滞在する人、長期滞在用のビザを持たず、定期的に近隣国に出国しては(タイではVISA RUNと呼ばれる)綱渡り的にタイに住む人もいた。そうまでしてタイに住む理由は人それぞれだとは思うが、タイの物価の安さや居心地の良さも理由の一つだっただろう。

ただ、物価や部屋代の安さだけでアパートを選ぶと、トラブルに巻き込まれることもある。私が泊まったラチャプラロップタワーマンションは1ヵ月4900バーツから部屋を借りることができるが、その昔は日本人によると言われた盗難事件が頻発したこともあったし、住民同士のトラブルも聞く。タイの安アパートでこの「住民同士のトラブル」は結構しゃれにならない。これは別にラチャプラロップマンションに限った話ではなく、他にもいくつかある日本人の多い安アパートでは、日本人による殺人事件まで起きている。その被害者はここラチャプラロップに住んでいたこともあるらしい。

こういう言い方は偏見に満ちていてあまりよろしくないことを承知で書けば、何らかの理由で日本を出てタイの最低価格帯のアパートに住む客層はそれなりにいろいろなのだ。多くは善良な人なのだが、中には日本で犯罪に関わったような人もいるらしい。

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それなのに、「もう少し年を取って仕事をいったん辞めたら、こんな感じで海外のアパートで暮らそう」と私が考えるのは、仕事を終えてもじっとしていられるわけがないだろうし旅行は続けるだろうから、だったら異国でのアパート暮らしも悪くない、と思っているからかもしれない。いわゆる老後のロングステイ、というやつだ。実際バンコクやチェンマイには貯金や年金などで老後を過ごす方も少なくない。

多分仕事を辞めてバンコクにアパートを借りたら、最初の1週間はものすごくわくわくするのだろうと思う。今回のバンコクアパート暮らしは、そんなわくわくの1週間をお試し体験するためのものだった。

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私は年に1度は大阪の西成に行って簡易宿泊所に泊まる習癖がある。今回のバンコクアパート体験は、私にとってこの西成暮らしに通じる部分があった。なんなんだろう、「もし今の生活が出来なくなったらどうしようか的予行訓練」とでも言うのだろうか。過度の心配性と、一カ所に落ち着けない旅行好きな性格と、ごちゃごちゃしたちょっと胡散臭い場所を好む性格が、私にこういう行為を促しているような気もする。まぁ根っからの根無し草なのかもしれないな。

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(上の2枚の写真には全く関連性はないのでご注意を)


バンコクでは博物館を見たりロットゥーに乗って郊外に遊びに行ったりしていたわけだが、ラチャプラロップでの下町暮らしも悪くはなかった。床屋に行けば60バーツで髪を切ってくれるし、30バーツでおいしいカオマンガイも食べられる。子ども達が小さい頃毎夏数週間をタイで過ごしていた私には、タイは安く居心地よく暮らせる場所だ。あと10年くらいしたら私はタイのどこかのアパートで数ヶ月くらいは住んでいる気がする。

他にも「1ヶ月5万円程度でもなんとか生活できる国と街」の候補はあり、最近は旅行に行くたびに滞在する街でその可能性を考え、アパートの相場なんかを調べてしまう。居心地や好みを考えれば、もしかしたら日本が一番安上がり、なのだけれど。ローンを払い終える予定の家もあるわけだし。根無し草にも困ったものだ。

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そんなこんなで1週間のバンコクアパート滞在を終えた私は、エアアジアで帰国した。ドンムァンのエアアジア国際線では、セルフチェックイン機はなぜかターミナルの外にある。

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今回のチケットは、ビッグバーゲンで往復で約2万円ちょっとだった。航空運賃がこれだけ安いと、何も海外にアパートを借りてまで長期滞在しなくとも、気分の向いたときだけ行けば良いとも思うが、ある程度以上の期間だと滞在費を安く上げるためにはアパートを借りるしかない。やっぱりアパートとの上手なつきあい方を学んで置くことは、年を取ってからの長期旅行生活を送るために大事だったかもしれない。エアアジアの機内でカップ麺を食べながら、そんなことも考えた。

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2015年12月02日

2015マニラ秋社会科見学1 セブパシフィック航空の機内でも助六寿司を食べた件

 
 フィリピンは昔からバックパッカーにはあまり人気がなかった。

理由としては、島国であるためにルート的にどん詰まりでよその国に抜けにくいこと、政治的にも一般犯罪的にもあまり治安が良くない印象があること、首都のマニラは風俗営業が盛んな印象が強いこと、ローカルの食べ物が日本人的にはいまいちなことなどが考えられるけれど、それだけでは説明しきれない気もする。私も正直フィリピンは避けてきた。マニラ経由の魅力的な航空券があればトランジットでちょっとくらい立ち寄ったかもしれないけれど、わざわざ航空券を買ってまで行きたい、とは思えなかったのだ。

しかし今年の春初めてマニラに行き、この街が社会科見学的にはなかなか魅力的であることを知った。なんていうんだろう、私の旅行の動機でもある「どこにも人が住んでいてそれぞれ一生懸命暮らしていることを知る」ためには、なかなか興味深い土地なのだ。

そこにもってきて、3連休に往復総額7465円の航空券だ。

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成田/マニラ往復が実質片道1500円。これをスルーする手はない。

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この半年に2回セブパシフィック航空を利用し、学んだことがある。


1.ウェブチェックインは絶対するべき。

 セブパシフィック航空は出発の72時間前からウェブチェックインができる。座席指定も可能だが700円の追加料金がかかってしまうので、どうしてもこの時点で座席を確保しなければならない人以外は選択チェックを外して良い。というのも、セブパシフィック航空の場合、ウェブチェックインをしても成田やマニラの国際線カウンターの専用カウンターにチェックインする必要があり、そこで無料で希望の座席をお願いできるのだ。ウェブチェックインで悪くない座席が確保できたら確保されているその座席に座れば良いし、運悪く3人掛けの真ん中であってもカウンターで通路側や窓側をお願いすれば、あまり遅い時間でなければまず変更は可能だ。

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2.飲食物は持ち込み可能。

 LCCの場合、食物の持ち込みは禁止されていたり、アルコールの消費だけ禁止されていたり、事実上黙認されていたりといろいろだが、セブパシフィック航空はその持ち込みを禁止していない。成田からマニラまでの飛行時間は約5時間と決して短くはないので、ここは持ち込む手もありだ。ちなみに私の最近の定番はこれ、スーパーの助六寿司199円。ラップに包まれていて乾燥しないのが良い。

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往復で税込み7500円しか払ってないのにお弁当まで持ち込ませていただいて、申し訳ない。ちなみにペットボトルの飲み物はさすがに保安検査を通過できないので、ゲート近くの売店で買うことになる。


機内のエンターテイメントは、定番のこれ。

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私にとって水曜どうでしょうは古典落語みたいなものだ。ほぼ全て暗記している映像と会話を飽きもせず繰り返して楽しむ。

動画以外となると音楽や朗読を聞くか何かを読むか、ということになるのだが、一時のe-ink端末熱が収まった私が持ち歩くのは、重さ155gのこれだけになってしまった。当時は一番熱が入らなかった端末なのだが、あれだけ買いあさった中、未だに持ち歩いているのはこれだけで、なんだかんだで軽さと小ささというのは大事なんだと改めて思い知る。

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2015年12月03日

2015マニラ秋社会科見学2 マニラ国際空港第3ターミナルからエルミタまで絶対最安の28ペソで移動した件

 
 マニラも2度目だと、少しは移動が上手になる。
前回は3階出発ロビーから「安い」タクシーに乗って満足していたが、この旅行でマニラ国際空港第3ターミナル周辺を暇に任せてぶらぶらした結果、ここから市内まで最安で行く方法を発見していたのだ。そのときは「私は乗らないけどね」などと書いていたが、結局乗ってしまった。私にとって安さは正義なのだよ、うん。ともあれ、今回はその方法を紹介する。


1、到着ロビーを出口に左に進む。

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2、ターミナルの建物沿いに、左方向に歩く。

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目的地の位置からして横断歩道を渡りたくなるけれど、そこには駐車場があるだけで柵などで遠回りを強いられた上結局建物添いの道に戻るので、ここは最初から素直に建物沿い、道路の左側を歩こう。


3、空港の車両用セキュリティゲートを目印に、まだ道の左側を歩く。

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(写真は逆方法からの撮影なので誤解しないでいただきたい。写真右奥方向が空港ビルになる)


4、ロータリーを左向きにまわり込み、横断歩道(のような場所)を渡る。

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5、セブンイレブン前に出て到着。

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ここは前回の旅行で発見したビラモア(Villamore)という街の"GATE"と呼ばれる場所で、普通車がなかなか進入できないビアモアの人が市内に出るジープニーに乗る場所であり、マニラ国際空港から最も近いジープニー乗り場だ。ここから出るジープニーはLRTのEDSA、バカラランなどの行き先があり、車体に書かれているのでわかりやすい。ここまでのルートを地図で示すとこうなる。徒歩で約700m、9分の距離だ。

もし700m歩くのが嫌なら、Manila Airport Loop Bus というバスがEDSAまで20ペソだか30ペソだかで運んでくれる。12か22ペソを節約するためにジプニー乗り場まで行くのは、半分趣味の問題だな。そのせいかどうか、このルートをネットで紹介しているケースは、まだ見たことがない。結構レアな情報だと思うのだよ、これ。




ちなみにここからLRTのEDSA駅、バカララン駅までの運賃は2015年11月現在で8ペソ(≒20円)。春に比べて初乗り最低運賃が1ペソ値上がりしていた。

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あとはLRTに乗り換えれば良いわけだが、せっかくなのでLINE1を使う場合にはEDSAではなく始発のバカララン駅からにしたい。EDSAはLINE3のTaftAveとの乗り換え駅なので、混むときはただ事ではなく混む。前回ここでかなり厳しい目に遭った私は、今回はバカララン駅を使ってみた。ジープニーを降りるのはEDSA・Taft Ave駅近くなので、多少遠回りだがものは試しだ。

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手荷物検査も切符売り場も改札もがらがら、しかも始発なので座っていける。マニラ国際空港T3からエルミタまで28ペソ(≒73円)。EDSA改めバカララン作戦、大成功だ。

ただ、この時間帯はEDSA駅のホームも人は少なかった。更に駅のスタッフに聞くと、バカラランもラッシュアワーにはEDSA程ではないけれどかなりの混雑になるのだという。そ、そうなのか。どちらの駅に向かうかは、曜日と時間帯で判断した方が良さそうだな。ちなみにジプニーやLRTには大きい荷物を乗って乗り込むことはできないので、機内持ち込みできないサイズのカバンを持っている人は素直に3階の出発フロアからタクシーに乗った方が良い。

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posted by 転々 at 18:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | フィリピン

2015年12月04日

2015マニラ秋社会科見学3 今回はLine1ペトロギル駅徒歩12分の、レッドプラネットエルミタ(元チューンホテルエルミタ)に泊まった件

 
 前回、春のマニラ旅行ではオルティガスのチューンホテルに泊まった。

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フィリピンやマニラの治安に必要以上の不安を抱いていた私は、トンドに近いエルミタ地区などの古い繁華街を避け、比較的治安が良いと言われるオルティガスでの滞在を選択したのだ。

これはこれで間違った判断ではなかったが、実際にマニラを歩いてみると私は自分の不安がかなり過度だったことに気がついた。こうなった理由は自分でもよく分からないのだが、人なんてそんなもんだ。実際にはエルミタだってトンドだってアロマテンポラリーハウスだって、まぁ、時間や周囲の環境に気を配れば他のアジア諸国に比べてめちゃくちゃ治安が悪い、ということはない。もちろん良くはないけれど。

そういうわけで今回はここを選んでみた。

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レッドプラネットエルミタ

LRT、ペトロギル駅から徒歩12分の場所にあるこのホテルは、建物やロビーの構造などを除いてほとんど前回泊まったチューンホテルオルティガスと変わらない。というより、その頃はここもチューンホテルズエルミタだったのだ。

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いや、室内も典型的チューンホテルで、何が変わったのかわかりませんから。

いったいマニラのチューンホテルに何が起きたのだと思ったら、タイやインドネシア、そして日本のチューンホテルズも全てレッドプラネットと名前を変えている。いったい何が起こったんだ??


スタッフにいろいろ尋ねたり、ネットで調べたり、実際にレッドプラネットホテルズに電話をして確認してみたところ、最初のレッドプラネットホテルは2011年にタイのハジャイにあった。しばらくはチューンホテルズとは提携関係にあったのだが、2015年に上記の4カ国のホテルはその提携関係を中止したらしい。「もしかしたらチューンホテルズの新ブランドなのかな?」などとも考えていたのだが、そうではないようだ。

そういえば、この4カ国のチューンホテルは、タオルやエアコン、wifiが別料金ではなかった。他のエリアでは元値は安くてもエアコンとテレビをつけるとちょっとお値段が上がったものだが、オルティガスのチューンホテルも沖縄もタイも(インドネシアは知らないけれど)、この種のサービスは全て追加料金なしだった記憶がある。日本の予約サイトを通したためなのかなと思っていたが、どうやらそうでもないらしい。

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アメニティは石けんと「シャンプーとしても使えるボディーウォッシュ」のみで歯ブラシなど一切なし、ドライヤーとインルームセーフ、テレビ、高速のwifiはあり、机とイスはなく、ベッドに腰掛けて壁にたたまれた木の板を引き下げて使う。部屋はシンプルで清潔。

なーんか、チューンホテルズそのものだね。


泊まってみた感想なのだけれど、他のチューンホテルズとも変わらず、極めて快適だ。もちろんアメニティがもっと必要だとかバスタブが欲しいとか狭い部屋は嫌だという人には向かないけれど、安全で清潔な部屋に3000円前後で泊まれることは大きい。

周辺には大小いろいろなホテルやゲストハウスがあり、プロモーションなどを行っているが、清潔さや安心感、必要なサービスとその質を考えた場合、私はマニラではレッドプラネットを選ぶ。LRTのLINE1をメインで使うような日程の場合は、エルミタ1択かなぁ。

周りは飲み屋ばっかりだけれど、ロビーと同じフロアにはセブンイレブンもあって大雨の時でも買い物に困らないのは悪くない。

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マニラで「どうしても食べたいもの」を見つけられない私は、近くの店で何か買い込んできては、セブンイレブンのビールを飲んでいた。何かうまいモノないのかよ、フィリピン!である。

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ちなみに空港T3からホテルの交通費は28ペソ(≒73円)だ。

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posted by 転々 at 20:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | フィリピン

2015年12月05日

2015マニラ秋社会科見学4 宿からナボタスの集合墓地に向かった件

 
 今回の「セブパシフィック航空・11月3連休往復総額7465円」は神チケットだったが、往路の到着時刻が15:50、そして帰路の出発時刻が夜も明けない早朝5:20と、現地で観光できるのは到着日の夜と翌日のみ、と言って良い。私は飛行機と街が好きなので、ただ出かけてまだよく知らない街を見るだけでも結構満足なのだが、それにしても多少の観光的目的地は欲しい。

 が、マニラの観光ポイントというとサンオーガスティン教会とかイントラムロスとかサンチャゴ要塞とか、まぁ、一応世界遺産もあるし他に何もなければ見てもいいけれど、でも結局スペイン統治時代の石造建築群なんだよな、的な思いもないではない。前回の初マニラでも本当にここに来て良かったと思えたのは、SMOKEY TOURS で参加したトンドのスラムツアー(アロマテンポラリーハウジングを含む)と、パヤタスのダンプサイトだった。マニラだからと言ってダークツーリズムにこだわるつもりはないのだが、社会科見学が趣味なのだから仕方がない。

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今回も事実上中1日のでどこに行こうか、いろいろ考えを巡らせていた。前回私にアロマテンポラリーハウジングを見せてくれた Smokey Tours にまたお願いすることも考えたのだが、もう一度同じコースに行くのも今ひとつだし、参加したいコースは私の唯一の観光日である日曜には催行されていない。これは、スラムが形成されている共同墓地を訪問するツアーなのだが、アロマと違って、個人で行ってもひどい危険はなさそうに思える。

じゃぁ、いっそ自力で行ってやろうじゃないの。




私が泊まっているエルミタのレッドプラネットホテルから直線距離で北北西に約12km、ナボタスはマニラメトロの北西端に位置する街で "Fishing Capital of the Philippines" と呼ばれてきた。こういう場所に行くには、鉄道の駅などなんらかのランドマークからジプニーを探せばなんとかなる。まずはLINE1のペトロギル駅からナボタスに最も近いモニュメント駅までLRTに乗る。実は私はこのためにエルミタのレッドプラネットホテルに部屋を取っていた。確信犯だな。ペトロギル駅からモニュメント駅までは11駅で所要時間26分、運賃は20ペソだ。

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LRTはそのほとんどが高架駅で、ジプニー乗り場は結構わかりにくい。駅のスタッフや売店のおばさんなどに「このあたりからナボタス行きのジプニーはありますか?」と聞き回ると、駅から北に200メートルほど離れたBonifacio Monumentのあるロータリー、もう少しわかりやすく書くと、ロータリー西側のSM HyperMallか、その向かいのPure Gold Supermaket 前がナボタス行きのジプニー乗り場だ。ジプニーはロータリー周辺でナボタス方面に引き返す感じなので、"NAVOTAS" と書かれたジプニーに乗り込めばまず間違いはない。ちなみに運賃は8ペソだ。

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ここからナボタスの集合墓地まで6km強、ジプニーで20〜30分程の距離だ。車が大きな橋をふたつ渡って右折すれば、5分少しで左手に大きな教会が見える。そこで降りれば良い。ここはカトリックの教会で "San Jose De Navotas Parish Church" と言う。ジプニーの運転手には "Navotas Church" とでも言っておけば良い。

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前述したようにナボタスは "Fishing Capital of the Philippines" とも呼ばれる。フィリピンの商業的漁獲高の約半分はここナボタスに水揚げされるのだそうだ。そしてマニラの場合、海岸線に近いエリアにはあまり豊かではない人たちの家が建てられる傾向がある。ナボタス集合墓地のスラムも似たようなプロセスで形成されたらしい。

しかし、教会周辺のナボタスの街は、なんとも平和な近郊都市だ。教会の近くにはゴスペル教室、なんてものもある。サリサリストアに鉄格子があるのは、まぁ、マニラでは珍しくはない。

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物価だってマニラ都心とは比べものにならない。ハンバーガー10ペソ、ソフトクリーム5ペソ。とりあえず5ペソのソフトクリームでナボタス到着を祝う。

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このあたりは道が狭く、島であるナボタスを南北に貫く2本の道路は、基本的に一方通行だ。北方面へはサンホセ教会の前を通り、南方面へはナボタスの公共墓地前を通る。ジプニーで共同墓地に直行したいなら南方面に引き返してから降りる手もあるけれど、せっかくのナボタス、教会前で街の雰囲気も味わって欲しいとも思う。いわゆる「スラム」は主に西の海岸沿いにあり、教会周辺は普通に歩く分には特に危険は感じなかった。もちろん異国の知らない街、最低限の警戒は常に必要だけれども。


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posted by 転々 at 14:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | フィリピン

2015年12月06日

2015マニラ秋社会科見学5 ナボタスの集合墓地に入り込んだ件

 
 ナボタスの公共墓地は、San Jose De Navotas Parish Church の裏手だ。

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入り口には守衛所がある。公共の場所なので出入り禁止と言うことはないのだが、過去どこかの国のテレビクルーが墓地、というより墓地に住んでいる人たちとトラブルを起こしたことがあるため、訪問者はあまり歓迎されない空気も漂うので、こういう場所で警戒されない振る舞い方も学んでおく必要があるかもしれない。ただ、別に中央のゲートを通らなくとも、道添いにも中に入れるお墓の隙間の通路があるので、どうしてもうまく振る舞えない人はそこから入ってしまう手もある。

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フィリピンでは83%がカトリックを信仰しており、他のキリスト教も含めると実に93%がキリスト教信者だ。そして誤解を恐れずに書けば、キリスト教信者の場合日本の伝統宗教に比べて遺体に対するこだわりが少なめな気がする。遺体は復活の日にもう一回使うのになぁ、と思うのだが、ローマやパリ、キエフのカタコンベやトラジャの洞窟群など、棺や遺体を目にすることが可能なことが少なくない。

そしてこの墓地の「お墓」は、コンクリート製の棺の形で積み上げられている。

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別にこれがフィリピンの伝統的な埋葬方法、という訳ではない。その証拠に隣接するキリスト教墓地はこんな感じだ。土葬の上にモニュメントを置いた、我々が映画などで見聞きする典型的なキリスト教墓地だ。

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そして公共墓地。

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この墓地の形態の違いは、信仰の形態ではなく貧富の差による。

マニラには貧しい人が多く住んでいて、彼らには公園のように美しい墓地に家族を埋葬するだけの資力がない。唯一手が届くのがこの集合墓地なのだ。日本のように永代供養ということはなく、5年間の契約制賃貸で、契約が更新されないと遺体、いや、5年経っていれば遺骨だな、遺骨は「処分」される。処分された墓は「空室」となり、次の遺体を受け入れる。遺体が処分されたばかりの墓がこれだな。

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なんとも不思議な光景だ。世界には様々な弔いの形態がある。ここナボタスの集合墓地もその一つに過ぎないのだが、遺体が自然の中で朽ちていくのではなく、積み重ねられたコンクリートの穴の中で朽ちていくことが、都会の貧しさを感じさせる。金の有り無しは死後の遺体の分解場所にまで影響を及ぼすのだな。

ナボタスの公共集合墓地の話はまだまだ続く。

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posted by 転々 at 10:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | フィリピン

2015年12月07日

2015マニラ秋社会科見学6 ナボタス集合墓地、墓にもいろいろある件

 
 ナボタスの公共集合墓地にある墓は、基本的には積み上げられたコンクリート製の棺だ。

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「棺」という言い方は誤解を招くかもしれない。このコンクリートブロックはあくまで棺を納めるスペースであって、死者の遺体はこの穴の中で朽ちていく。最初の契約期間は5年なのだが、契約を更新しない人も少なくなく、その場合遺体は「処分」される。高温多湿のフィリピンではコンクリートの穴の中でも5年あれば遺体はきれいな骨になるのだろうな。

ただ同じナボタスの公共墓地でも、墓の大きさや形態にはいろいろある。例えば、この墓はスペースもゆったりしているし上に墓を重ねられていない。


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屋根と壁のあるこんな墓もある。

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こちらは屋根も壁もないし積み重ねられてはいるが、2階から3階建てで空間的にも比較的ゆったりして見える。

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これらの比較的にゆったりした墓は教会側の入り口近くに多く、ゲートから墓地の奥、海側に行くと墓の密度が高くなり高層化していく。スラムの住民は死んでもスラムで朽ちていく。魂は天国に行くのなら遺体がどこにあっても意味はないのだけれど、それでもやっぱり少しは切ない。もし私が墓を選べるのなら、ここに葬られるよりは森の中に埋め欲しいと思う。

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ただ墓は残された人のためのものでもある。5年契約のコンクリートの穴の入り口には、残された人の想いが見え隠れすることもあるし、

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あまりそうではないケースもある。ただの蓋とはいえ、その様子も様々だ。中には親族のいない人もいるだろうし、事情も様々なのだろう。もしかしたらプレートは制作中なのかもしれない。

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ナボタスの公共集合墓地は「積み上げられた」と書いたが、油断しているとこんな墓もある。

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最初は蓋のプレートが落下したのかと思ったのだが、よく見るとどうも地面を掘って埋葬したらしいことが分かる。こちらの方が一般的な墓の形態なのだけれど、ここでは少数派であるため目立たず、つい気がつかずに踏んでしまう。ごめんね、悪意はないんだよ。

死者の遺体がコンクリートブロックの中で朽ちていく、なんともいえない光景のナボタス集合墓地だが、この場所を更に特殊に思わせる事情がある。それは墓地に住む人たちの存在だ。

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2015年12月08日

2015マニラ秋社会科見学7 墓地の中、いや、棺の上に家があった件

 
 ナボタス公共集合墓地の中央通路を進むと、やがて海に出る。そして墓は海に近くなるほどその密度と高度が高くなるが、その甲斐あってか海側にはまだ敷地に余裕がある。

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ここが公共の場所である証のように、墓地には管理事務所と売店がある。が、ただの公共墓地の売店にしては妙に人が多い。

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墓地の売店に集まっているのは参拝客ではない。みんな地元の住人のようだ。ここナボタス墓地の周辺には墓地で働く人も多いらしい。そしてこの町の場合、海に近くガードマンなど口うるさい存在が少ない空き地は、お金をあまり持っていない人たちが仮の住処を作るのに何かと都合が良い。ナボタス集合墓地には貧しい人たちの家がも数軒ある。

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しかし、「明らかに墓地の敷地に住んでいる人」は多くはない。人口はむしろ墓地の北側、お金持ちのフィリピン人が眠るカトリック墓地の西側に多い。ナボタスのスラムを「墓地の中にあるスラム」と呼ぶ人もいるようだけれど、実際には墓地とスラムが隣接している、という方が実態に近い。墓地側から見るとこんな感じなのだが、

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あ、明らかに住居が墓地側にせり出している…

というより、墓の上に家を建てているな、これ。


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まぁ気持ちは分かる。最初は人々は墓地に隣接していた土地に住んでいたのだろうけれど、中が手狭になって居住エリアが広がり、中には墓地側にせり出した人もいた、ということだな。海添いの土に比べればコンクリート製の墓は基礎としてしっかりしているし平坦だし、上に建物を乗っけるのは悪くないアイディアなのかもしれない。

床下にはご遺体が複数あるので杭は打てないけれど。

これじゃここの住宅、一部は「墓地の中にある」と言われても仕方がないな。

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せっかくだから、あっち側にも行ってみようかな?


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2015年12月09日

2015マニラ秋社会科見学8 細い迷路の奥にあった「棺の上の家」を訪問してみた件

 
 ナボタスの集合墓地の上には家がある。

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日本人の感性としてはコンクリートの穴を8重に積み上げて、そこにご遺体をいれることにも違和感があるのだが、この辺は文化の問題でもある。中国やインドネシア、そしてフィリピン等には棺を吊り下げる地域もあるし、ただ「習慣が違う」というだけのことだ。日本だって岡本太郎が棺を暴く狼藉を働くまでは、久高島では亡くなった人を海岸で風葬で弔っていた。
(私はこの島が好きで結構頻繁に訪問しているのだけれど、そういえば旅行記をアップしたことはないなぁ…)



ただ墓の上に家を建てるとなると、これにはかなり衝撃を受ける。別に住んでいる人だってやりたくてやっているわけではないとは思うけれど、絶対にやってはいけないとも思ってはいないようだ。私はこの棺の上の家をどうしても訪問してみたくなった。この住居はナボタス共同墓地の北側にある。ここに行くには、墓をよじ登るか、一度共同墓地のゲートを出て美しいカトリック墓地の北側にあるパゴンシラン通りに入るしかない。



「海沿いなんだから海岸線側からアクセスすればいいじゃん」のビーチリゾート的発想もあるかもしれないが、こちらはいきなり人様の家の前の暗くて狭い通路に突入することになるので、大変に失礼な上に大変に危険だ。墓をよじ登るより危険だ。危険が嫌いな私は、周囲の様子をうかがいながらパゴンシラン通りをじわじわ奥に進む、という方法をとってみた。

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この辺りで、左側に入り込める比較的大きめな通路を物色する。もちろんカメラなど手にしてはいけない。

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私はここに手ぶら出来ている。正確には多少の現金とスマホだけをポケットに隠し持っている。ここの住民に違和感を感じさせないことは不可能だけれど、比較的無益で無害な存在として振る舞う努力はできる。

無益で無害な馬鹿外国人が現地の人に尋ねる。

「あのー、墓地、こっちですかぁ???」

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今私が立っているのは、集合墓地の棺の山の一つだ。

一応書いて置くが、私はかなり計算高く振る舞ってここに来た。訪問の時間帯も、キリスト教国のフィリピンで教会のミサが行われた直後である日曜の午前中を狙ってきたし、危険を察知した場合直ちに引き返すための避難経路を確認しつつ入り込んだ。写真の隠し撮りもしたけれど、可能な限り無益で無害な存在として行動したし、最悪の場合多少の金銭で話をつける準備だってしていた。

↑ 馬鹿のマネはしないでください、と書いている。

多分ナボタスの集合墓地に入るくらいならリスクはあまり高くない。しかし隣接するこの住居群を訪問するのは無謀だった。今は反省している。私は自分の子どもたちがナボタスの集合墓地を見たいと言ったら、存在しない父の威厳を最大限に虚飾して 「一人では絶対に行かないでSmokey Tourにお願いしなさい」と言う。





もう一度墓地に戻ると、こんどは子ども達が歓迎してくれた。

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いくら私が馬鹿でも「滅び行くシマフクロウ」とか「搾取される労働者たち」とか「スラムの子ども達の笑顔」とか、そんな写真は載せたくはないのだけれど、一人が(多分)「ネットに載せてね!」("internet!")などと言うから、仕方なしに約束を守っているだけで、このこどもたちが特別にかわいいわけじゃない。どこにでもいる子ども達と同じくらいかわいいだけだ。

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posted by 転々 at 21:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | フィリピン

2015年12月12日

2015マニラ秋社会科見学9 マニラメトロの北西端/ナボタスから南西端のラスピニャスまで、恋人達の「誓いの鍵」を眺めつつ移動した件

 
 マニラ首都圏の南西端には、ラス・ピニャスという街がある。地味な郊外都市なのだが、ここには世界最古の竹製オルガンとか、ジープニーの工場とか、ちょっと興味を引かれるものがあるらしい。アロマやナボタス、パヤタスに比べるとインパクトには欠けるけれど、社会科見学という趣旨にはぴったりだ。少なくともサンチャゴ要塞やイントラムロスより、私には面白そうに思える。

マニラ首都圏の北西端にあるナボタスからは、ジプニーでモニュメント駅まで行き、南端のバクララン駅までLRTに乗り、そこからまたジプニーに乗り、30km弱南下することになる。

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ナボタスのからは、モニュメント駅界隈行きのジプニーが、公共墓地ゲートの目の前から出ているのでそれに飛び乗れば良い。運賃は8ペソだ(2015.11)。

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モニュメント駅からはLINE1で終点のバカララン駅までは30ペソ、42分の移動になる。

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そしてマニラ到着時にもお世話になったバクララン駅。ここからラスピニャス行きのジプニーに乗れば良いのだが、

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どこからだよ!


駅の職員や店の人に尋ねまくり、(ラスピニャス行きかどうかは分からないけれど)ジプニーはバクララン教会前から出るらしいことを知る。そうかそうか、まずはその教会に行ってみようじゃないか。

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お?これはなんだ?

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ふーむ。これは例の「誓いの鍵」みたいなもんですな。「恋人達が永遠の愛を誓う」ために鍵をかけるというものだ。この種のイベントに縁遠い私ですら韓国や新大阪うどん県でも見たことがあるし、他にもあちこちにあるようだ。まぁ恋愛期というのは脳がやられている時期なので、ついうっかりこういうことをしてしまったりもする。

それにしても、ラスピニャス行きのジプニーが見つからない。一説によるとカビテ行きのジプニーもラスピニャスを通るというのだが、それもよく分からない。てか、日曜の巨大市場が隣接する教会周辺は、人混みが多すぎて交通の様子がよく分からないのだよ。

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仕方がないので、バクララン教会の中にあった「生活相談」のコーナーにいた人に、ラスピニャス行きのジプニー乗り場を尋ねてみる。果たして生活困窮者の相談にのるような親切な人だけあって、懇切丁寧に教えてくれた。ジプニーはバクララン教会北側にある Redemptroist Road を西から東に走っているらしい。



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人混みでなかなか動かない車を見ると、確かに "Ras Pinas" と書かれたジプニーがいる。渋滞でなかなか動かないようなので、進行方向に移動しできるだけ前方のジプニーに乗り込む。まずは最初の目的地である聖ジョセフ(ラスピニャスチャーチ、あるいはバンブーオルガンといった方が通りは良いかもしれない)まで行こうじゃないか。運賃は11ペソとのことだ。


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posted by 転々 at 09:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | フィリピン

2015年12月13日

2015マニラ秋社会科見学10 マニラ近郊/ラスピニャスで、世界最古の竹製パイプオルガンを見た件

 
 バクララン周辺の渋滞を抜け出すまで15分程度かかってしまったけれど、世界最古の竹製パイプオルガンのあるラスピニャス教会ことSt. Joseph Parish Churchまでは約7km、渋滞さえなければ20分程の距離だ。
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私は今回の航空券を予約するまでその存在も知らなかったのだけれど、この教会にある世界最古の竹製パイプオルガンはその筋の方にはそれなりに知られた存在のようで、毎年2月には International Bamboo Organ Festival なるイベントも行われている。


オルガンのパイプ部分を竹で作ったのはここだけではない。木を削ったり金属を加工しなくてすむ竹をパイプとして使うという発想はアジア的には結構普通だったようで、日本でも16世紀には天草で作られていた。これは最近復元されて天草コレジョ館に展示されている。ラスピニャス教会のオルガンは「現役として世界最古の竹製パイプオルガン」だ。多分「現役唯一の竹制パイプオルガン」だとは思うのだけれど、確認するのを忘れてしまった。

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このパイプオルガンを見るには二つの方法がある。まずは普通にラスピニャス教会を見学することで、ミサの時間を見計らって行けば、今も使われているオルガンの音色を聞くこともできる。

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もう一つの方法は、隣接する展示館で資料を見つ解説を受けながらの見学で、こちらは100ペソの入場料がかかる。なにかにつけてけちな私だけれど、ここは255円を奮発して、資料から見学することにする。まぁ、ミサの時間でもなかったしねぇ。

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来客は私以外誰もいない。チケットを買うとスタッフが自己紹介をして館内を案内してくれる。ここでどういう経緯でラスピニャス教会に竹製のパイプオルガンが出来たか、そしてどういう造りなのかを丁寧に解説してくれる。

ラスピニャス教会はローマカトリックの教会であり、マニラ大司教により創設が決定されスペイン人教区牧師のFray Diego Ceraによって建設が開始されたのだけれど、この牧師がなかなかの才人で、オルガンプレーヤーでもありオルガンビルダーでもあった。オルガン製作が始められたのはまだ教会が建設中だった1816年だというのだから、バンブーオルガンは教会の一部として作られたと言って良い。

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Fray Diego Cera


日本人の感覚だと竹なんてちゃんと乾かせばそれで良い気もするのだが、スペイン人的にはそれでは不十分だったようで、パイプを虫や腐敗から守るために何年か砂浜に埋めたのこと。私にはその理由が今ひとつピンとこなかったのだけれど、塩分が虫除けになるのだとスタッフは解説していた。Diego牧師はたいそう自然科学にも造詣が深かったらしい。

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それから200年近くの間、このパイプオルガンはラスピニャス教会のミサで使われてきた。資料館には初代の鍵盤や人力の送風機が展示されている。

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初代のというのは、ちゃんとメンテナンスや補修をされてきたということなのだが、19世紀末には地震や台風などで損傷しはじめ大規模な補修が必要となり、1960年代からはドイツで復旧作業を行うようになり、フィリピンに戻す前の1975年にはフィリピン大使館でコンサートも行われている。1990年代からは小規模なメンテナンスで済んでいるらしい。


ラスピニャス教会のオルガンに使われいる竹パイプは、Diego牧師の時代には122本で試されたが、最終的には900本を超えている。1割程度ののパイプは金属などに置き換えられその総数は約1000本、NHKホールの金にモノを言わせたパイプオルガンで7000本くらいだから、なかなかがんばっていると言って良い。資料館では竹のパイプがどんな音を出すかを実際に経験できるコーナーもあるが、意外とボリューム感のある音に驚かされる。竹オルガン、悪くないではないか、だ。

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更には100ペソを支払った者への特権として、オルガンを教会の上部から見学することができる。

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音が聞きたい。やっぱり楽器は演奏を聴いてなんぼだなぁ。


ナボタスの集合墓地が予想以上に興味深かったため時間を取ってしまい、せっかくの日曜なのに次のミサは午後6時と数時間後で、私には待っている余裕がなかった。ネットには毎年行われているバンブーオルガンフェスティバスの様子もアップされているので、それを見てみよう。



オケが入ると、枯れたオルガンの音もまた味わい深くなるのだな。

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posted by 転々 at 01:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | フィリピン

2015年12月14日

2015マニラ秋社会科見学11 マニラ近郊/ラスピニャスでジープニー工場を見学した件

 
 ラスピニャスには、もうひとつ地味な観光ポイントがある。ジープニー工場だ。

マニラ日本人学校の子どもたちも総合的な学習の時間に訪問するという、老舗のジープニー工場、SARAO MOTERS は、バンブーオルガンのあるラスピニャス教会から約1.4kmの場所にある。ラスピニャスを訪れる観光客がバンブーオルガンとジープニー工場を組み合わせて観光するのもごもっともな至近距離だ。

私はこの程度なら歩いても構わなかったのだが、大変親切なバンブーオルガン資料館のスタッフがわざわざ道路まで出てジープニーをつかませてくれた。料金は8ペソ、初乗り運賃だな。

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SARAO MOTERSはfacebookのアカウントも持っている。この日は日曜だったが、事前にFBで「日曜にも開いてますか?」と質問したところ、ちゃんと返事を返してくれた。「残念ながらガイドや世話人はいないけれど」、いやいや、開いていて中を見せてくれるだけでも十分ですから。

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工場の入り口には "Welcome Customers and Tourist" と書かれた看板が掲げられている。基本的にここSARAO MOTERSは観光客を歓迎してくれているようだ。うれしいなぁ。

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工場というか作業場は、ゲートを入った左右に広がる。中にはま骨組みだけだったり未塗装だったりするジープニーが並んでいる。ついでに、過去ここで作ったジープニーや特殊車両も展示されている。

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内部は「ちょっと大きな鉄工場」と言った方がピンとくる。自動車を作るという感じではない。ジープニー工場とはいえエンジンやギア、デファレンシャルなどはISUZUのものを乗せている。シャーシやフレームは自社製なのだそうだ。自動車工場というよりは、キャンピングカーのビルダーみたいなものだな。

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それでもSARAOはジープニーの世界ではそこそこの老舗なのだそうだ。マニラの町中にも鼻先に "SARAO" と書かれたジープニーは結構目につく。作業スタッフの話によると、1台を組み上げるのには約3ヶ月かかるのだそうだ。1台のお値段も気になったので尋ねてみたところ、価格表を見せてくれた。

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20人乗りのジープニーで695000ペソ。日本円にして約165万円。フィリピンの物価を考えても、まぁまぁ納得のいく金額だ。

ちなみにここでジープニーを買って自分で運転するお大尽ドライバーなどは基本存在しない。フィリピンのジプニー運転手はタクシー同様車を会社から借りて商売をする。運行距離にも寄るけれど大体レンタル代と燃料代が1000−1200ペソ程度でそれを支払った残りが手元に残る仕組みなのだそうだ。道理でどのジープニーもフィリピンにしてはかなり勤勉な訳だ。売り上げが少なかったらレンタル代や燃料代も払えないもんな。

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ところでこのSARAO MOTERS、この日は観光客を自由に見学させてくれたのだが、それに甘えて敷地の中を好き勝手に歩いていると、他にもいろいろ面白いモノを発見することになった。

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2015年12月19日

2015マニラ秋社会科見学12 Sarao Motersの副業とラスピニャスのダンプサイト

 
 Sarao Moters はマニラでも老舗のジープニービルダーだが、決して「自動車工場」ではない。エンジンやミッション、デファレンシャルなどを自作しないで「自動車を作る」と言うわけにはいかないのは当然で、工場の規模もそれなりだ。この日は日曜日だったこともあって工場はあまり賑やかではなかったが、従業員数も数十人といったところなのではないかと思う。

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そんなジープニー工場の奥にはなぜか養豚場がある。

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工場の奥には「ファミリー」の食堂などがあるが、従業員で食べるには多すぎる数の豚で、通りかかった人に聞くとやはり「サイドビジネスだ」という。豚たちはお腹が空いているらしく、私が近づくと「餌をくれ!」とばかりに寄ってきて騒ぐ。うるさいことこの上ないのだが、




こんなに多くの豚たちに注目されたのは生まれて初めてのことで、
ちょっと楽しい。





そして敷地の裏手には、小規模なダンプサイトがある。

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多分私にはフィリピンに対する偏見が根深くある。せっかく飛行機に乗ってマニラにやってきても、私はパヤタスのダンプサイトや、アロマ仮設住宅荒れた集合墓地とかそんな場所を優先して見に行っている。私にとっての「マニラで見るべきもの」が「貧しい光景」な訳で、これは立派な偏見だ。

フィリピンの人が知ったら怒りそうだが「偏った好奇心の旅行者もいる」ということでここは許していただければとも思う。そんな偏見男は、マニラでダンプサイト(ゴミ集積場)を見て素通り出来るわけがない。ここでも、数は少ないが、パヤタス同様スカベンジャーの皆さんが仕事をしていた。

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スカベンジャーが高収入の理想的な仕事とは思わないが、立派な仕事だ。そこで得た収入でこどもを満腹させられるなら、そして仕事の選択肢がなかったら、私だって抵抗なくやる。

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川向こうのダンプサイトへの近道となる裏門を開けてくれた、サラオモータースの若者達に、「ここでの仕事はどう?」と聞いてみる。

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「いい仕事だよ。それより一緒にバスケしないか?」

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posted by 転々 at 16:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | フィリピン

2015年12月20日

2015マニラ秋社会科見学13 T3でスカイゲートラウンジを使ってから、セブパシフィック5J5054便成田行きで帰国した件

 
 セブパシフィック航空の成田便が安い理由の一つとして、多分、なのだけれど「帰国日の出発がただ事ではなく早い」ということがあるのかもしれない。成田発のマニラ行きは11:45発となかなか悪くない時間なのだが、マニラ発の成田行きは5:20発、チェックインカウンターにはどんなに遅くとも45分前には着いていなければならないので、多少の余裕を持っても3時にはタクシーでホテルを出ることになる。

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早朝のマニラ国際空港第3ターミナルは結構混んでいて、ビルの中に入るのにもセキュリティチェックがあるのだ。私は前日9時に寝た、って、いつもこんな時間帯だけれどね。特に国内線側はかなり混んでいるので成田便利用者は間違えてはいけない。

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成田/マニラ弾丸旅行で最終日をゆったり過ごしたければ他の航空会社を使わなければならない、ということなのだが、他社じゃ往復燃油/税込み7500円以下は無理だよなぁ。私は最終日を棒に振っても激安航空券を選ぶ。ちなみにエルミタから空港へのタクシー代はメーターで200弱ペソ、チップ込みで220ペソ(≒564円)払った。昼間ならLRTとジープニーで28ペソで行けるのだけれどな。



出国審査後、プライオリティパスが使えるラウンジへ直行する。今回はなぜかパシフィッククラブがやっていなかったので、残されたラウンジはスカイビューラウンジだけだ。

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前回二つのラウンジをはしごした時には、僅かの差でパシフィッククラブの方が充実したサービスだったが、ここはここで悪くはない。朝から飲みはしないアルコールもそこそこそろっているし、お粥を始め暖かい食事が置いてあるのも良い。私にとってラウンジで最も大切なのは食事だ。

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安くて快適だけれど間違っても朝食などつかないレッドプラネット・エルミタに泊まり、安くて悪くないけれど飲食全て有料のセブパシフィック航空利用者にとって、出国後の搭乗直前に暖かい食事でお腹を満たせるラウンジの存在は大きい。プライオリティパスは、LCC利用者にこそありがたい。成田までの4時間10分、これで飢えないで済む。まぁセブパシフィックの場合、食べ物を持ち込んでも良いのだけれど。

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セブパシフィック航空、マニラ発成田行き5J5054便は、まだ日が昇らないマニラ国際空港第3ターミナルを出発する。

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今回のマニラ弾丸旅行の予算は、航空券が約7500円、ホテルが2泊で約5800円、現地での交通費や食事代が3000円弱。2泊3日の総額が16300円となった。3日目の時間がないに等しいとはいえ、成田から2泊3日、ちゃんとエアコンとお湯の出る清潔な個室のホテルに泊まっての海外旅行としては、多分過去最安値だ。この予算で異文化体験ができるのなら、私はまたセブパシフィックに乗ってしまう気がする。

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posted by 転々 at 09:36 | Comment(2) | TrackBack(0) | フィリピン

2015年12月23日

旅のリアルタイムメモ 成田のサクララウンジでOSXのアップデートが始まった件

 
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おっかしぃなぁ、家で充電していた時にはバルーンを見なかった気が…、なのだが、サクララウンジのwifi環境下ではインストール終了まで28分とのこと。出発直前に回線の速い環境でアップデートできたのはかえって幸運だったかな?

教訓:出発直前のアップデート避けよう。\(^o^)/
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posted by 転々 at 20:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | その他いろいろ

2015年12月24日

旅のリアルタイムメモ 太っ腹なカタール航空がドーハでトランジットホテルを用意してくれた件

 
 今、カタールの首都ドーハのOrix Rotena というお高そうなホテルで、これまたお高そうなブッフェのランチをいただきながら、この記事を書いている。

「お高そうな」と書いたが正確には「お高い」だ。このランチは飲み物なしで150カタールリヤル(≒5000円)、部屋はラックレートだと事前予約の最低室料で600カタールリヤル(≒20000円)、私の場合何か生命の危機に晒されるような事態でもなければ泊まらない宿と言って良いし、何かの間違いで泊まったとしてもこんなレストランは使わない。これらは全てカタール航空がトランジット客用のホテルとして用意してくれたもので、私は1円も支払っていない。

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カタール航空では一定の条件を満たすと、ドーハでのトランジット客にホテルを用意してくれる。1泊2万円クラスのホテルや5000円までの食事はもちろん、空港からホテルへの送迎、更には本来ならトランジットでも徴収されるカタールのビザ料金100リヤル(≒3300円)も、カタール航空が負担してくれる。

カタール航空、太っ腹!

もちろん、今回はこれを知った上で適用条件を確認しつつカタール航空を使ったわけで、いつでも誰でもホテルがもらえる訳じゃない。チケットの金額は関係なく、予約クラスと乗り継ぎ時間によって、トランジットホテルは提供される。

更に今回は「オンラインアップレード」なるものも活用して、なかなか割安にドーハまで寝転びながら到着することができた。このあたりは旅行記で詳しく報告できると思う。なにしろこのホテル、室内のwifiが別料金有料なのだ。私にはとても支払えないぞ。

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posted by 転々 at 19:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2015年12月26日

旅のリアルタイムメモ イラン到着初日の宿は、お湯が出てエアコンのあるゲストハウス個室にしてみた件

 
 初めてのイランにはシラーズから入国した。そして数時間前にこの宿についた。
イラン初日ということもあり、私の希望は「できるだけ安い、室内にトイレとお湯シャワー、暖房とwifiがある個室」だったのだが、いろいろ調べた結果こんな部屋になった。

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そこそこ評判の良い旧市街の路地奥にある全4室のゲストハウスで、ダブルとシングルのベッドがある部屋を1人で使って1泊$36(朝食付き)。この前泊まったレッドプラネットが$24だったよなぁ、と思いつつも、宿代がどんどん高騰しているらしいイランでは、まずまずの選択肢だったんじゃないかと思う。昨日までドーハのお高いホテルに(無料で)泊まっていたせいもあり部屋の違いに多少戸惑うけれど、私にはこちらのほうが居心地が良いかもしれない。

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posted by 転々 at 00:39 | Comment(2) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2015年12月27日

旅のリアルタイムメモ イラン・シーラーズで鏡のモザイクを眺めた件

 
 到着2日目の初イランだけれど、大変に楽しい。

これは「初めてだから」だけじゃない。例えばカタールのドーハにはなんだかんだで2日連続で入国し街中を見る時間もあったのだけれど、これほど楽しいとは感じなかった。しかし、ここイランのシーラーズは楽しい。今日は朝から夕方まで8時間以上歩き続けてしまった。年も年なんだから、だよなぁ。多分私の嗜好との相性という問題だとは思うのだけれど、似たような感想を持つ人も結構いる気がする。

そんな街歩きの中で出会った鏡のモザイク。

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イランに詳しい人なら「シャー・チェラーグ廟?」と思うかもしれないけれど、はずれ。ここは "Ali ibn Hamze holy shrine" という日本語のガイドブックには載っていない地味な霊廟だ。シーラーズでも、有名な観光スポットでは外国人に100000リヤルくらいの入場料を取るのが普通だけれど、ここは無料。小さい地味な霊廟だけれど、内部は鏡のモザイクになっていた。この辺の廟を装飾する基本技法の一つなのかな?

ちなみに今ガイドブックを見たら、「シラーズ」ではなく「シーラーズ」と書いてあったので、私も表記を改める。確かにシーラーズって言っているようにも聞こえるな。

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posted by 転々 at 00:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2015年12月28日

旅のリアルタイムメモ イランの男子トレで感じた微妙な違和感の正体は、「男子トイレの女子トイレ化現象」だった件

 
 イランも3日目、日本とは違う文化や風習にも少しずつ慣れてきた。例えばこれはイラン、ペルセポリスの男子トイレなのだが、

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男子トイレに個室しかない。

そういえば世界中の男子トイレで見かける「立式小便器が並ぶ光景」を、イランに来てからまだ一度も見ていない。ここのみならず小さなモスクのトイレも、広大なシャー・チェラーグの巨大な男子トイレも、全てこのように個室のドアだけが並んでいる。おじさん的には公共のトイレには複数の立式小便器がないと、なんとなく気持ちが落ち着かない。なんていうか、その、「あるべき物がない不安定感」を感じてしまうのだ。女子トイレってこんな感じなのか?

私はこういう文化をイランで初めてみた。イランがそうなら他にも同じ習慣の国があっても良い気がするのだが、他にもあるのだろうか??謎だ。
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posted by 転々 at 00:00 | Comment(3) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2015年12月29日

旅のリアルタイムメモ イランの焼肉定食「チェロウキャバーブ」ばかりを食べている件

 
 イランは極端に物価の安い国ではない。

2006年には2700ドルと言われた平均年収も、2012年には13000ドルとなり(2012年ホセイニー経済財政大臣談話)、その分物価もどんどん上がっているらしく、物価に対する愚痴はあちこちで聞いた。物価の上昇に見合う収入の上昇を得られない人も少なからずいるのだろう。

私は今回薄くて高い日本語ガイドブックの最新版を購入したのだが、例えばタクシー代なんかはガイドブックに書かれているものの倍額になっているし、ホテル代もそれに近い上がり方だ。情報収集から販売までタイムラグのあるガイドブックでは当たり前のことなのだけれど、物価上昇のペースの激しさがわかる。

街での食事もそれなりにかかる。例えばバスターミナルの食堂でチェロウキャバーブを食べたら、飲み物代別で150000リヤルだった。日本円だと約600円、ものすごく高いとは言わないけれど安くはない。街中の安食堂で食べたチェロウキャバーブは85000リヤル(340円)、そして店内で音楽の生演奏があるちょっと高級っぽい店だと、(何故か日によって値段が違ったが) 200000-250000リヤル (≒800-1000円)もした。

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料理の質やサービスの内容を考えると、むしり高級店の方が納得行く価格だ。

ちなみに「チェロウ」とは白飯、「キャバーブ」はケバブのことであり、米とケバブを同時に出すと「チェロウキャバーブ」ということになる。米食偏愛者の私は、1日1回はこれを食べている。米はインドで食べるインディカ米より細くぼそぼそはしているが、それでも米だ。肉とあわせて食べるとおいしいし、何よりチェロウキャバーブはペルシャ語が読めない私が知っている唯一の料理でもある。米がある店なら「チェロウキャバーブ」と言っておけばまずはずさないので、つい食べてしまうのだ。

他の料理も食べなきゃなぁ…。
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*コメントありがとうございます。現在私のイランでのネット環境からは、ブログの記事は投稿できても(検閲により)ブログそのものを見ることができません。コメントも投稿画面から読ませていただいている状態です。みなさんの暖かなコメントに感謝しています! さぁ、沈黙の塔に行かねば!!
posted by 転々 at 12:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | イラン、カタール

2015年12月31日

旅のリアルタイムメモ 私の部屋のイラン式トイレの恐怖

 
 イランのトイレは和式に大変良く似ているが、便器の高さと床の高さが同じだ。今泊まっているホテルでは「イラン式トイレの部屋しかないけれどいいか」と確認をされ、特に問題を感じなかった私は快諾をした。部屋のバスルームはこんな感じだ。

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特に問題があるようには見えないが、一つ落とし穴がある。便器の枠が床と同じ高さにあるため、何か物を落とすとあっという間に便器の中に落ちてしまう。トイレの横にあるシャワーを浴びている時には、シャワーのお湯がトイレに景気よく流れ込んでいるため、落としたものは便器の奥にある暗黒の穴から何処か深い闇の世界に消えてしまう。今日はシャンプーの小瓶を落とした。

近くには洗面所もありここで洗濯をしたのだが、「ついうっかり落としたら便器の中」という恐怖と闘いながらの洗濯だった。軽率なことでは定評のある私としては、歯磨き時などにも何かを落とす可能性は否定できない。果たして私は無事にこの宿をチェックアウトできるのだろうか?

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posted by 転々 at 07:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | イラン、カタール

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