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2015年03月25日

2015 マニラ社会科見学1 マニラで実感した Tune Hotels の実力

 
 今まで意識して避けてきたフィリピンに来ている。
なぜ避けてきたのかというと「治安が悪く楽しめなさそうだから」だ。実際にはもっと治安の良くないエリアを旅行したこともないではないのだが、どうしても今までフィリピンには良い印象を持てなかった。多分、以前マニラでフィリピンに入国せずにトランジットをした時、空港内のトイレで "Give me 1000 yen" とチップをせがまれたことがトラウマとなっていた気がする。島国なので他の国に移動しにくいこともネックになってはいた。

じゃどうして今回そのフィリピンに来たのかというと、セブ・パシフィック航空のバーゲンチケットがとれたためだ。このLCCは最近燃油サーチャージを廃止したため、チケット価格+約1万円ほどの税/諸費用で発券できる。まだ見ぬ、そしてさほど行きたいとは思わないフィリピンだったが、往復1万円台で行けるとなれば話は別だ。ちょっと覗き見してやろう、と考えた。

今回は休みが短いこともあり、マニラだけに数泊することにした。となると問題はホテルだ。東京23区よりやや広い「マニラメトロ」(マニラ首都圏)には16の市と1つの町があり、エリアごとに治安状態や観光のしやすさが違う。フィリピン初心者の私は、治安と交通の利便性、そして何より価格を考慮し、今回はこのホテルを選んだ。Tune Hotel Ortigasだ。

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このホテルはMRT LINE 3 の "Shaw BLVD" 駅から徒歩約5分、パサイ市にある。Ortigas と呼ばれるマニラでは比較的治安の良いエリアにあり、SM Mega Mall という巨大ショッピングモールも徒歩圏内だ。マニラにある Tunehotels の中でもここが一番安心で使いやすい、と判断したのだ。

Tunehotels は私の中では大変なブランド力を持っている。間違いなく速いWifiとセーフティボックスのある清潔な、そして決して広くはなく机もバスタブもない部屋。それを安価に提供してくれるのがTunehotelsだという信頼感が私にはある。そしてそれは一度も裏切られたことがない。この信頼をブランド力と言わずしてなんと言おう。

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Ortigas というエリアの選択も、フィリピン初心者には正解だった。今回私はトンドやパヤタスなど比較的お金持ちが少ないエリアを回ることになるのだが、かばんも持たずにポケットに現金とiPhoneだけを入れてこのようなエリアを回った後にビジネス街である Ortigas に戻ると、正直ほっとしないでもなかった。夜中にお腹が空いた時には、近くに山ほどあるコンビニやファーストフード店、屋台で何でも買えるし、危険も感じない。それでいてお値段もツインでも2000ペソを割る。

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今回は日本の予約サイトで「ベーシックプラン」ものを選択した。インターネット使い放題で1200〜1700ペソ(3200円〜4500円 税/サービス料別)だ。しかしそこは Tunehotels 、私はエアコンやタオル・テレビは別料金だと思っていたのだが、このプランにはそれらが全て含まれていた。それだと本家のサイトよりお安くなるんですけれど。

Tunehotels はセブ・パシフィック航空同様定期的にバーゲンを行うので、そういった激安価格を確保できればそれに越したことはないが、一般的な数カ月前の予約ならどうやらここは日本の予約サイトを使ったほうがお得だ。EDSAのカプセルホテルが750ペソするマニラ首都圏で、2000ペソ以内で清潔な個室を確保できる安心感は大きい。ちなみにここではNHKも見ることができるし、空港からのタクシー代も極端な渋滞さえなければ200ペソで済む。治安と言い立地と言い価格と言い、かなり使いやすいホテルだ。私は次にマニラに来た時にもここに泊まるだろうと思う。

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posted by 転々 at 15:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | フィリピン

2015年03月26日

2015 マニラ社会科見学2 空港の両替はレートが悪いという古い情報に騙されつつ、安いタクシーを探した件

 
 セブパシフィック航空/5J5055便はこの時期ならまだ明るい時間にマニラに着く。フィリピン初心者にとって、明るいうちに到着できることは大変にありがたい。どんな国だって深夜と真っ昼間じゃその顔は変わってくるし治安状況も変わってくる。

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(成田発11:45)

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(マニラ着15:45)


セブ・パシフィック航空の利用するターミナル3から市内、そして私の予約したホテルがあるオルティガス地区へ行くには、@到着ロビーから定額制のクーポン制タクシーに乗る、A到着フロアまで上り客を乗せてきた黄色か白のメータータクシーに乗る、BシャトルバスでEDSA地区まで行きMRTに乗る、という3つの選択肢がある。今回LCC仕様の3wayだけを担いで行った私はMRTに乗る気満々だったのだが、空港のツーリストインフォメーションにいろいろ聞いてみたところ、「初めてフィリピンに来た人間が貴重品を持ってMRTに乗るのは避けた方が良い」とのアドバイスを受けた。盗難が多いこともあるがMRTは混雑が酷く運が悪いと切符を買って電車に乗り込むまでに1時間以上かかることもあるのだそうだ。それは知らなかった。ここはアドバイスに従い、素直にタクシーに乗ることにする。

バスに乗るのにもタクシーに乗るのにもフィリピンペソがないと話にならない。第3ターミナルの到着フロアには数件の銀行があってレートを競っていたが、ガイドブックやネットの「空港の両替はレートが悪い」という話を鵜呑みにしていた私は5000円だけを両替したのだが、これが大間違いだった。少なくともT3に関しては到着フロアの両替レートは市内の銀行と変わらない。むしろ競争が激しい分ほんの少し市内よりレートが良かったりもする。時は流れ世は変わるのだな、ふむ。T1や7T2の事情は分からないけれど。

今日までの最良レートで両替された1800ペソ強をポケットに入れ、1階の到着ロビーから3階の出発ロビーへ向かう。バスとMRT案が却下された今、私にはメータータクシーに乗るしかない。メータータクシーはクーポンタクシーの約半額から1/3で乗れるようなのだ。空港まで乗客を乗せたタクシーは、以前出発フロアでちょっと強引に拾うしかなかったのだが、3年位前に専用の乗り場が出来たのだそうだ。ありがたいありがたい。エスカレーターで出発フロアまで行き外に出ると、その乗り場はすぐ分かった。明るい時間の到着はこういう時にもありがたい。

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客の行列はそれなりにあるのだけれど、タクシーも行列をしているので意外と待ち時間は短い。列の先頭には係員がいて少しでも列を短くしようと車と客を誘導している。更には乗車時に緊急時の連絡先などを記したメモを渡してくれる。なるほど、こうやってトラブルを少なくしているから、利用者も多いのだな。

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空港周辺の道路は、鉄道の工事をしていることもあって結構渋滞している。タクシーの運転手が "Use Sky Way?" と尋ねてくるので、ここは素直に高速に乗る。料金の20ペソはゲートで運転手に渡せばよい。

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道路は多少渋滞してはいたが、高速を使ったりちょっとだけ裏道を走ったりして、空港第3ターミナルからOrtigas/Shaw Blvd のチューンホテルまで、メーターは180ペソ程だった。これに高速代20ペソと雰囲気的に渡すことになったチップ20ペソで、合計は220ペソとなった。ちなみに空港のスタッフもホテルのスタッフも、タクシー代については「交通状況などにもよるけれどタクシー代は300ペソ前後」と言う。多めに言っている節もあるけれど、まぁそう考えておいた方が安心ではあるな。



どんな場所でも基本バスや電車で宿に向かいたいと思う私だが、今回は素直にタクシーを使って良かったと思う。一人の利用でもそうなのだから、2人以上ならタクシーを使うべき、だとも思う。ただ、運が悪いとこんな感じで強盗にあったりもするようなので、一応気をつけるに越したことはない。

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posted by 転々 at 06:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | フィリピン

2015年03月27日

2015 マニラ社会科見学3 ホテルからマニラ最大のショッピングモール "SM MegaMall" に歩いてみた件


SM Megamallは、フィリピン最大のショッピングモールだ。
マニラに詳しい人は「あれ?一番大きいのは埋め立て地にできた SM Mall of Asiaじゃないの?」と思うらしい。実際2006年のオープン時 Mall of Asia は「フィリピン最大のショッピングモール」であることも売りだったようなのだが、2014年 Megamall内に "Fasion Mall" がオープンし、フィリピン最大に返り咲いたらしい。正確な数字を調べてみたら、床面積で言うと Mall of Asia が386224平方メートル、Megamallが506435平方メートル、確かにMegamall がフィリピン最大のようだ。ちなみにここは世界第4位のショッピングモールでもあるのだが、第2位があの悲しい半廃墟の華南MALLだったりもするので、油断はならない。まぁ、その SM Megamall は、私の泊まっている Tunehotel Orgatis から徒歩14分と大変便利な場所にある。



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巨大モールの例に漏れず、多くの店舗やレストランの他、フードコートや映画館、IMAX、ボーリング場やスケート場などの娯楽施設もある。2013年1月には1階のデパート宝石売り場で銃撃戦が発生するなど、フィリピンらしいお茶目な側面を見せたこともあるが、ここに行けば「値段さえ気にしなければおおよその物が手に入る」ことや「外が雨でも猛暑でも涼しく過ごせる」ことは間違いない。とりあえず一回りしてみる。

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ファッションモールにはユニクロも入っていたし、2つの大きなスーパーマーケットや銀行の外貨両替カウンターもある。スペインの安いワインも150ペソで買えた。さすが世界4位はダテじゃない。ここでお買い物や食時を満喫してしまっての良いのだが、ここSM Megamallの東隣には、大変フィリピンらしいちんけでみみっちく猥雑な、一度は見ておきたいショッピングモールがある。


St.Francis Square だ。

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一応中2階込みで4階建てのさほど大きくない建物の中には、携帯のアクセサリーや衣服など、主に小物の生活雑貨を扱う一坪程度の店がぎっしりと詰まっている。ここかから3km程北西には Greenhills Shopping Center という大きな「庶民派」のショッピングセンターがあるのだが、St.Francis Squareはその縮小版といった感じだ。1階は携帯やPCとそのアクセサリー、2階は靴や衣服を中心に扱っている。

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そしてここでぜひ試してみたいのが、3階にあるローカルのフードコートだ。

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全部合わせて10店舗もない小さなフードコートだが、Megamall では出しようのない料理を Megamall では出しようのない価格で提供している。ごはんに肉以外のおかずを二品つけ、スープと(一応)おかわり自由のドリンクがついてきて40ペソ程度からだ。フィリピンを代表するファーストフードチェーンであるJollibeeの最安ライスセットが55ペソであることを考えると、なかなか頑張っていると思う。

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ちなみに大変にお腹がすいていた私は、ごはんのを一山多い5割増しにして、更に焼き魚を1つつけたらこんな感じになった。魚は軽く焼き直してくれたし、おかずもまぁまぁの味だ。世界で一番薄いんじゃないかと思われるプラスチック容器に入ったドリンクはマンゴ味で、おかわりをお願いするとおばちゃんがカウンター脇の大鍋からおたまで注いでくれる。もちろん他に選択できる飲み物はない。

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ファーストフードチェーンの最安メニューが50ペソ台、屋台のハンバーガーが20ペソ前後というマニラの物価を考えても「激安」とまでは言えないが、作り置きとは言えどの店も味と価格の競争をしていてそこそこのクオリティだし、何よりJollibee のようなファーストフード的味気なさがない。ちなみにこれが Jollibee "Burger Steak (Rice meal)" 55ペソだ。

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正直 Jollibee の安い Rice meal はそんなに嫌いという訳じゃなく結構食べているのだが、それでもこの、その辺の屋台を数件集めたようなフードコートの食事は安いし楽しい。少なくともSM Megamall の巨大フードコートでは味わうことは難しい。お腹の保証はないが、せっかくのフィリピン、一度くらい試す価値はあると思う。


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2015年03月28日

2015 マニラ社会科見学4 SM Mall of Asia 裏の遊園地から、マニラ湾の夕日を見た件

 
 もう1回だけショッピングモールの話をさせて欲しい。
日本にいるときにはあまりショッピングモールに行くことは私なのだが、不思議なことに旅先だとついつい出かけてしまう。トルコでもインドでもヨルダンでも「新しい巨大ショッピングモールが出来た」と聞くと喜び勇んで出かけていった。モールにあるのは、いろいろな店やレストラン、フードコート、映画館などのエンターテイメント施設と相場は決まっているのだが、それでもついつい出かけてしまうのは、そこが「現地の人が行きたがる場所」だからなのだろうと思う。そして今回は、2014年までフィリピン最大のショッピングモールだった SM Mall of Asia の話だ。

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Mall of Asia (通称 MOA) は MRT の LINE1 と LINE3 が交差する EDSAから西に3km、タクシーやジープニーで約5分の埋め立て地に2006年に開業した。その規模(総床面積)こそ後に SM Megamall に追い越されることになるが、そのゆったり感は Megamall の上を行く。

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ビルの間のスペースもオープンエリアのちょっとした散歩道となっていて、これが気持ちよい。Megamallは外が明るいのか暗いのかも今ひとつわかりにくい「ビルの中のショッピングモール」がメインであったのに対し、ここではオープンエアのスペースも効率的に活用されている。

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暑くて雨の多いフィリピンで、あえてオープンエアのスペースを活用しているのには、Mall of Asia の裏手海側に Bay Walk というちょっとした遊園地があることが関係しているのかもしれない。

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昔、パッケージツアーが海外旅行の主流だった時代、各パッケージツアーは現地の魅力を惹句で記したパンフレットを作っていたが、マニラの場合その惹句の1つが「マニラ湾の夕陽」だった。言っちゃ悪いが、わざわざ海外に行く旅行で夕陽を売りにするということは即ち「ろくな見所がない」ということでもある。 わざわざ Mall of Asia までやってきた私も、特にすることはないので、ここで夕陽を眺めてみた。

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ものすごく面白いとはいわないけれど、だらだらとだれるには悪くない。海岸のコンクリート製防波堤に座るのが嫌なら、Mall of Asia の西端には海に面したレストランも多くある。ここで食事をしながら夕陽を眺めるという手もないではない。

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帰りはというと、モールの前には広いジープニー乗り場があって、近隣のいろいろな場所に車を走らせてる。MRTの乗換駅であるEDSAにはたくさんのジープニーが、客が満員になるとすぐ出発している。運賃は7ペソ。なんとなくジープニーを避けていた人も、ここから乗るのなら比較的抵抗感は少ないのではないだろうか。Mall of Asia はジープニーデビューには絶好の場所かもしれない。

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もっとも、その先 MRTのLINE3に乗るために私は40分間行列をすることにはなった。ちなみに行列時間が最も長かったのは平日朝8時頃、同じく LINE3 の Taft Avenue から LINE1 の EDSA 駅に乗り換えた時で、LINE 1 の行列に1時間並んで50メートルも列が進まなかったその時は、まだまだ続く先の列を確認してからタクシーに乗り換えた。どう考えても1時間程度の行列で乗れないことが明確だったからだ。空港で観光案内所のスタッフが言っていた「なかなか乗れないことがある」とは、これだったのだか、である。この程度の行列なら、日本なら10分もすれば電車の中にいることになるのだが、そこはマニラのRT、定員も頻度も少ないし行列を捌く効率も今ひとつ良くない。

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もしあなたが女性で男性の連れがいなかった場合、女性専用車両と専用レーンがあるので、多少早く乗り込むことはできるが、私が経験した平日朝のEDSAレベルになると、男女の列が分かれるポイントまで1時間は並ぶことになりそうだった。マニラで本当に急ぐとき、MRTは以外と頼りにならない。ただ、終点駅や乗換駅を意図して外せば、以外とすんなり乗れることもないではない、かもしれない。

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2015年03月29日

2015 マニラ社会科見学5 Smokey Tours のスラムツアーに参加し、トンドの"Aroma Temporary Housing"をじっくりと見学した件

 
今回の初フィリピン旅行で一番楽しみにしていたのが、このツアーに参加することだった。

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Smokey Tours
マニラで「スモーキー」となれば、多くの人が「マウンテン」という言葉を連想するだろう。マニラ・トンド地区にあるゴミ集積所でありスラム街であったスモーキーマウンテンはかつてフィリピンの貧困を象徴する場所だった。ゴミが自然発火して煙を上げていたため "Smokey" と呼ばれていたが、貧困の象徴として有名になりすぎたため1994年にはゴミの集積が禁止され、翌1995年には住民が強制退去させられている。えっと、この時代の動画は…、あったあった。




スモーキーツアーズでは、スモーキーマウンテン周辺のスラムを訪問する「スラムツアーを行っている。インドやブラジルなどでも最近ぽつぽつみかける「社会派ツアー」あるいは「貧困ツアー」のマニラ版と考えて良い。ただしスモーキーマウンテン自体は多少緑化された単なる丘にしか見えなくなっているし2014年に政府によって閉鎖されたため、ツアーのメインは周辺スラムの見学、ということになる。このツアーに参加することは、私にとって今回のフィリピン旅行のメインイベントだった。車内が、というより切符を買う列がただ事ではなく混んでいたMRTを乗りつぎ、ミーティングポイントである Line1の Tayuman 駅前のJolibeeに向かうと、ガイドのテスが待っていてくれた。

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このスラムツアーには厳格なカメラポリシーがある。曰く、"CAMERAS POLICY: Please note that we have a strict NO CAMERA policy on this tour. We try to be as less intrusive as possible and at the same time to minimize any discomfort our tours can cause to the locals. Please understand this and respect our policy." なのだが、テスに「あなたの写真を撮ってもいい?」と尋ねると大丈夫だとのこと。じゃぁ「じゃ、もうここからは写真を撮れないという場所に来たら教えてね」と確認し、ツアーに参加する他の5人と一緒にジープニーに乗り込む。

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ジープニーはTayuman駅から海のある東側に走りトンド地区に入る。川はゴミがいっぱい浮いているがこの程度なら東南アジアの他の国でも見ないではない光景だ。さほど危険な印象は受けない。ジープニーは5分も走らないで市場の前で止まった。ここで全員降りる。

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ここは Pritil Public Market という100年以上の歴史を持つ市場なのだそうだ。ふむふむ、と建物の写真を撮っていたらテスがにこりと笑って言う。

「じゃぁこの先はそのカメラを出さないでね

も、もうですか!


と、この後私たちは市場の中を見学し、その後市場周辺の「街」と「スラム」を見学し、その後トライシクルに乗り換え、ツアーの目玉とも言える Barangay 105 の "Aroma Temporary Housing" に入る。ここに入る前には近くの事務所に寄り、オレンジ色のポロシャツを着た「ローカルの警備員」が二人同行する。ここの中は警察もすぐには着てくれないため、ツアー客の安全を確保するために必要なのだそうだ。この辺りの様子は、Smokey Tours が動画をアップしているので、それを見るのが一番分かりやすいだろう。



マニラ・トンドの Barangay 105 にある "Tempo" と呼ばれる Aroma Temporary Housing は、スモーキーマウンテンの閉鎖後行き場所がなかった人たちを収容した「仮設」住宅で、1500世帯以上がここにある34の建物の中で暮らしている。私たち6人の外国人は、ガイドのテスと二人のガードマンに守られながらこの中を歩く。テスは顔見知りが多いらしくいろんな人に声をかけていて、ツアーに参加して歩く分には全く危険を感じないが、いかにも貴重品が入っていそうな鞄を持って一人で歩こうものなら、30%くらいの確率でひったくりに遭いそうな気がする。

ツアーは2時間30分程で費用は700ペソ。Smokey Toursでは収益の一部をLEDランプの貸し出しやトイレの整備などAromaの生活環境改善事業に使っている。700ペソは今回のフィリピン旅行ではホテル代を除いて最大の出費となったが、個人的にその価値はあったと思う。

特にBarangay 105 の "Aroma Temporary Housing"内部を見学できたことの価値は大きい。Pritil Public Market周辺ならば明るい時間帯に一人で歩くことも不可能ではないが、Aromaの中に入ることは昼間だって不可能だ。この国では個人が拳銃を持つこともできる。英語とタガログ語のガイドしかいない会社だが、利用価値は大きい。1回に5-6人しか参加できないツアーなので、関心のある人は早めに予約しておくのが良いだろう。一応見学ルートを地図で示しておくけれど、どうしてもAromaを個人で見たい人は、昼間乗り物に乗って大通りからちらりと眺める程度にするのが無難だと思う。





さて、1994年にスモーキーマウンテンが閉鎖されあとマニラのゴミがきれいに処分されるようになったのかというと、そんなことはない。ただゴミの行き場所が変わっただけだ。そのことをテスに尋ねると「それはケソンにあるパヤタスね」とすぐに答が返ってきた。そしてそのパヤタスへは、実に簡単に個人で行くことができる。

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2015年03月30日

2015 マニラ社会科見学6 今も稼働しているゴミ集積場「パヤタス・ダンプサイト」への行き方

 
 フィリピンの貧困の象徴として有名になりすぎたスモーキーマウンテンが当時のラモス大統領によって1995年に閉鎖された後、ゴミが多く運び込まれるようになったのが、ケソン市北東部にあるパヤタスダンプサイだ。



ここはマニラに何カ所かあるゴミ集積場の一つであり、民間企業が経営している。60年代からゴミが集まり始め1973年には政府の認可を得たと言われてるが、ここが有名になったのは、スモーキーマウンテン閉鎖後そこで廃棄物を拾って生活していた人たちが流れ込んで来たため、そして2000年に234名(実際はその数倍という説もある)の犠牲者を出したゴミの崩落事故があったためだろう。

ゴミはどの国でも発生するが、マニラの場合その多くはスモーキーマウンテンやパヤタスなどに集積された。そしてそのゴミの中からリサイクル可能なものを選別して拾い出すことでしか僅かな収入を得ていた「スカベンジャー "scavenger"」と呼ばれる人たちが、ゴミ集積場に不法居住するようになり、スラムが形成された。こういう不法居住者のことを「スクウォッター "squatter"」と呼ぶ。2000年の事故で犠牲になったのは、このようなスカベンジャーでありスクウォッターの人たちだった。この不幸な災害の痕跡を見るため、そして現在も稼働しているゴミ集積場を見るため、パヤタスを訪問することは有意義だ。

しかしこのパヤタス、タクシーではなく公共の交通機関を使って行くにはどうすれば良いのかが、どうもよく分からない。ネットでいろいろ検索しても明確な情報はほとんどなくて困っていたのだが、Smokey Toursのガイドテスさんの助言と Tune Hotel Ortigasの極めて親切で優秀なレセプションのおかげで、実にあっさりと行くことができた。そのルートはと言うと、



1.まず、MRT LINE3 の Araneta Center–Cubao駅に行く

すると駅下の大通り、マクドナルドの前から何路線かのバスが出発しているので、客引きをしている係員に「Litex Marcket」に行くバスを教えてもらい,乗り込む。Litexの市場までは約20km、渋滞がなければ30分程で到着する。エアコン付きの結構快適なバスで、運賃は26ペソ。ジープニーもないではなく運賃も20ペソと少しだけ安いが、裏道をジグザグと走り遠回りになる上に乗り心地も良くないので、あまりお勧めはしない。

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2.LITEXの市場横から、"URBAN" 行きのジープニーに乗る

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パヤタスは大きなゴミ集積場なので見学はいろいろな場所から可能だが、2000年の崩落事故現場に近い集落は "Urban" と呼ばれている。LITEX市場からのジープニーはこのURBANを終点としている。距離にして4km弱、10分程で到着となる。運賃は7ペソだ。ジープニーからは外の景色が分かりにくいので、運転手や同乗の乗客に "URBAN" あるいは "Lupang Pangako Elementary School" と尋ねると良い。この小学校は、崩落事故の際避難所としても使われた。このジープニーに乗る人ならほぼ全員が知っている。

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この小学校のある集落が、パヤタス北東の繁華街(?) "URBAN" だ。そして下の写真の後方に見える丘がパヤタスのダンプサイトだ。ここのエリアは緑も少しだけ見え始めているが、ほんの少し歩くと現在まさにゴミが集積されている現場や崩落現場を見ることができる。このルートをまとめると,こんな感じになる。




タイミング良くバスやジープニーに乗れ渋滞もなかったとして、Araneta Center–Cubao駅からUrbanまでは約1時間といったところだろうか。ここで重要なのはパヤタスの URBAN へ行くジープニーは全てLITEX市場止まりだと言うことだ。つまりパヤタスに行くためにはLITEXに行くしかない。ただバスの終点はLITEX市場ではないので、乗り過ごさないように注意をしなければ、だ。

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2015年03月31日

2015 マニラ社会科見学7 "Urban" からパヤタスのゴミ集積場を眺めた件


パヤタスのゴミ処理場北東にあるルパンパンパゴは「約束の地」という意味なのだが、現地では "Urban"(都会)と呼ばれることが多い。

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なぜ「約束の地」なのかと言うと、ここは元々政府によって強制退去された貧しい人たちの再定住地だったからだ。ゴミ捨て場もあるにはあったが、集落から2キロ以上離れた場所であり、しかも村から「見下ろす」ことが出来た。しかし、トンドのスモーキーマウンテン閉鎖後運び込まれるゴミの量は急激に増加したらしい。つまりそれまでここは小さな強制退去者の村だったのだ。アーバンのメインストリートであるクレモント通りを歩くと、豊かとは言えないがトンドのスラムとは全く違う印象を受ける。「豊かではないが落ち着いた小さな村」という感じだ。

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5ペソとフィリピンでもかなり安めのソフトクリームを食べていると、少しお年を召した女性が話しかけてきた。「この店ががサクラプリンセスというのは、娘さんが日本に渡って暮らしているからなんです」。なるほど、ありそうな話だ。小学校でも、店でも、更にはちょっとした路地の奥でも地元の人が話しかけてくる。NGOなどがたくさん入っている地域なので外国人になれているということもあるのだろうけれど、基本的に人なつっこい人たちなのだな、とも感じる。

1993年には小さなゴミ捨て場だったパヤタスのゴミ集積場は1993年にその規模を拡大し始め、やがて村に隣接する「見上げるような山」となった。少し気をつけて街並みを見ると、後ろにはゴミ捨て場が見える。

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村の路地を歩き、ゴミ集積場との境界ある検問所に向かう。パヤタスのゴミ処分場は民間企業なのだが、この中に入るためにはケソン市の許可が必要なのだそうだ。ゲートも前でカメラを取り出すと直ちに係員がやってきて立ち去れと言ってきたが、「中には入らないから少しだけ写真を撮らせてね」と友好的にお願いをすると、「またか」という感じで苦笑いをしていた。まぁ、こういう輩はよく来るんだろう。

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少し歩いて、別のゲートに向かう。こちらは今は閉鎖されてるようだ。

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今は立ち入りが禁止されているゴミ捨て場だが、以前はこの中にスカベンジャー(ゴミを拾って生計を立てる人たち)のバラックがあった。乱雑に廃棄されたゴミの山は以前から崩落の危険性が指摘されていたが、日々の暮らしに追われるスカペンジャーにとってもゴミ処分から利益を得る企業や関係者にとっても、危険性より日々の収入を優先するのが自然だったのだろう。

1999年に小さな崩落事故があったのにも関わらず放置されていたゴミの山は、2000年7月10日に大規模な崩落事故を起こし、現在までに234人の死亡が確認され未だに85人が行方不明になっている。これは公式の数字であって、一説には犠牲者は400-800人とも言われる。





事件の後、ここで「働く」人たちはゴミ集積場の外から「通勤」してくるようになった。崩落事故のあった現場には「教会」が建てられ、犠牲者を悼んでいる。この裏山には未だに少なくとも85人の犠牲者が埋まったままだ。

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ゴミはどこの国でも出るものだし、ゴミの山があるのが何もマニラだけじゃない。ただマニラの場合、お金のかかる高温の焼却炉で焼いてしまうより、ダンプカーから入場料を取ったりゴミの中から換金できるものを拾った方がいろいろな人がお金が得られるという事実もある。いろいろな意見があるところだとは思うが、初めてフィリピンに来た一介の旅行者としては「なるほど、こういう場所なのか」と思うしかない。

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ただ、ここに来ることで知識や経験の量が増え、それが旅行者のその後の人生に多少の影響は与えるだろう。個人的には「多くの旅行者が悲劇的な事故のあったこのゴミ集積場を訪問するのは悪いことじゃない」と思う。

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