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★重要なお知らせ★

このブログは引っ越をしました。
このページは2016年7月より更新を停止しています。 新しいアドレスは、http://japantg.com/wp です。


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ぜひ、新しいアドレスにお越しください。
こちらよりかなり見やすく、お探しの記事も検索しやすくなっています。


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2011年01月01日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅1 「香港航空619便(成田→香港)の機内食とエンターテイメントシステム」

 
中東旅行記が28本記事を書いてもまだシリアに入ったばかりではあるが、並行する形で「小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅」旅行記を書き始めてしまう。もちろん中東旅行記や何かおいしい物があれば激安旅行情報も書くのだが、私の場合、記事のネタは複数を同時展開した方が気分的に良いのだ。

この旅行の発端はここに以前に書いた。年末に1週間程度休めそうなことからいろいろ航空券を探していたら、成田に乗り入れしたばかりの香港航空が、結構安い値段で航空券を出していたのだ。更に内情を告白すると、最近携帯をiPhoneに乗り換えた私は、SIMを差し替えて使えるSIMフリー版のiPadをどこかで買ってこようと思っていたのだ。

まぁそういうわけでこの旅行記の1回目は、何かと世間の関心の高い機内食ネタ(等)だ。


2010年12月某日、成田空港。

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香港航空のチェックインカウンターは第2ターミナル、幻のFカウンターだ。
ターミナルのメインホールではなく、通路側に増築したかのようなこのカウンターでのチェックインから香港航空体験は始まる。カウンターは空いていたがA330の窓側2列は全席埋まっているとのこと。ツアーなどのグループがもうチェックインしてしまっているのかもしれない。それでもなんとか中央通路側の座席を確保する。

チェックイン後、プライオリティパスを使ってIASSラウンジ
私はずっとIASSラウンジではビールの提供が終わっていたのかと思っていたのだが、今回復活していることに気が付いた。どれくらい前に復活していたのだろう。ビールを飲みつつPCでメールチェックなどを執り行う。

hongkong_ailinesr_04.gif


香港航空HX619便は、夜7:30に成田を出る。機材はA330。
最近どうもこのA330に乗る機会が多くなった気がする。それと反比例するようにB767に乗らなくなった。A330の競合機はむしろB777のはずなのだが。ボーイングはとっととB787をロールアウトした方が良いかもしれない。

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日本人搭乗客の誰かが「安いだけあって狭いな」と言っていたが、決してそんなことはない。決してピッチは広くはないがエコノミークラスの平均レベルだと思…
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タグ:香港航空

2011年01月02日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅2 「香港国際空港深夜到着は0:00までにバスに乗れるかどうかが結構大きい件、そしてゴダイゴゲストハウスの詳細」

 
香港航空619便の香港到着は定刻で23:40だ。

これは成田発香港行きの最終便となる。成田をハブとする米系香港線ですら夜19:00前後に成田を出るのに、香港航空は19:30発なのだ。ツアー客などは送迎バスがあるから問題はないだろうが、個人旅行者にとってはこの時刻はなかなか厳しい。荷物をチェックインしなくても、僅かなディレイやイミグレの混雑状況によって、0:00が最終のA21バスに乗れなくなるからだ。


この日HX218便が成田のボーディングブリッジを離れたのは19:35頃。

HX218_01.gif


順調に滑走路までTAXI…、と思ったら機長からのアナウンスが入る。

「当機の離陸待ち順位は10番、約20分後の離陸となります。」

A21バスでの市内移動、オワタ。\(^o^)/


成田の19:00時台は、結構離陸機が多い。予想通り香港到着が11:50頃。荷物を預けていないのでさくさくイミグレに向かうが、ここも結構長蛇の列。これで諦めもつく。手元に香港ドルが全くなかったので、急いでいたらレートの悪さで有名な"Travelex"(ハンセン銀行や重慶マンションの2階より10%位は悪い)で3000円位両替しているところだが、イミグレ手前パシフィックコーヒー前のATMでHK$500ほどキャッシング。

ちなみにカードのキャッシングでもTravelexほどではないが手数料はかかるし、小額の場合細かいレートにいちいちこだわるのもあまり意味がない気もする。しかもATMでキャッシングしたら手元に小銭がない。我ながら愚か者だ。\(^o^)/

しかたがないので到着ロビーのセブンイレブンで飲み物を買って小銭を入手し、バス乗り場へ。

HX218_03.gif


なんで私がA21バスにこだわったかというと、N21バスは運賃こそA21より約10HK$程安いが、あちこちのバス停に寄るために都心に出るのにやたら時間がかかるからだ。

以前米系航空会社の到着が少し遅れてN21バスに乗ったとき、このことを骨身に染みるほど知った。このバスは一般路線バスであるE21バスの深夜版という性格もあり、空港内で働いている人のためにカーゴターミナルやら整備地区などをぐるぐる回る。更にはこつこつ高速を降り東涌や青衣などの駅前にも泊まる。A21バスなら50分もかからない都心までの移動が、N21だと軽く80分を…
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2011年01月03日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅3 「深夜、香港国際空港から深セン国際空港(宝安空港)まで気合いで移動して、朝イチの安い深セン発フライトを利用する、という選択肢もあった件」


中国の国内線予約は、以前に比べ大変楽で運賃のディスカウントも結構良い。

今回の目的地は台湾・金門島までのフェリーが出ているアモイ(廈門/Xiamen)になるので、出発前にとりあえず香港からアモイまでの運賃をCTRIPで検索したりしてみた。

shenzhen_xiamen_01.gif
http://flights.english.ctrip.com/International/SearchFlights.aspx

実はこれ今適当な日付で検索した画面なのだが、最安は580HK$、最高が800HK$と私の旅行した年末より少し安くなっている。が、ここで大切なのは香港国際空港の場合空港税などが207-236HK$と高額なことだ。


これが深セン発だと、こうなる。

shenzhen_xiamen_02.gif
http://flights.english.ctrip.com/Domestic/Showfarefirst.aspx#

げ、値段あんま変わんないじゃん。
自分の日程だと、平均しても300RMB以上の差があったのに。(´・ω・`)


まぁ気を取り直して話を続ける。

最安で480RMB、しかも空港税等の追加は90RMB。香港発の最安が787RMB(約9700円)だが深セン発の場合570RMB(約7020円)とその差は

えっと、えっとぉ…小さくない。(;´Д`)




しかも深セン空港からだと中国国内各地へのフライトが多いし運賃も安めだ。もちろん香港国際空港から深セン宝安空港までは、昼間でも上水までのA43番バス29.2HK$+羅湖までのKCR代20HK$、更には羅湖から空港までのバス代20RMB、合わせて70RMB弱かかるので、それを念頭に置く必要はあるが。


深夜11:40(実際には12時頃)香港に到着する私がアモイに向かうには、以下の選択肢があった。

・香港の安宿でぐっすり眠って、翌日夜香港発の深夜寝台バスでアモイに向かう。
・香港の安宿でぐっすり眠って、翌日朝深セン発のバスでアモイに向かう。
・香港の空港で夜を明かし、翌朝のアモイ行きフライトでアモイに向かう。
・気合いで深セン空港まで移動して、安い朝イチフライトでアモイに向かう。


こう書くと素直に成田からアモイに飛ばなかった自分が大変な愚か者に思えるが、アモイ行きの航空券は香港行きのそれより割高だし、第一「香港航空に乗る」「香港でSIMフリーのiPadを買ってiPhone生活をより充実させる」という当初の目的を達成することができないのだからしかたないぢゃないか。まぁ愚か者なのは事実だが。


一番安上がりなのは香港発寝台バス利用プランだが、連日移動の2日目が寝台バスなのは多少きつい。といって深セン発のバスを使うと1日移動日になる。空路は多少魅力だったのだ。

しかし香港国際空港と違い、深セン(宝安)国際空港へは24時間運行しているバスがない。では深夜香港国際空港から深セン国際空港までの移動方法がないのかというと、これがあるのだ。

香港と深センのボーダーは何カ所かあるが…
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2011年01月04日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅4 「ゴダイゴゲストハウスは秀逸な宿だが、当然宿泊者によって空気は変わる件、てか2段ベッドの上で朝っぱらからがたがた騒音を立てるな vs 初対面の人間には敬語を使え、である話」

 
なんだかんだ言ってベッドは良い。

例え狭い2段ベッドでも100%完全なフルフラットでシーツに毛布まであれば、これはファーストクラスだ。シンガポール航空のA380スイートまでは行かなくとも、アエロフロートあたりには勝てそうな気すらする。ドミで周りからはいびきや寝返り音も聞こえるけれど、ファーストクラスだって基本相部屋みたいなものじゃないか。

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撮影は2009年です。


と思ったのだが、朝方怪しげな物音で目が覚めた。

目を開くと隣の2段ベッド上段で、半身を起こしてやたら咳き込んだりベッドを揺らして着替えをしている人がいる。時間は朝の7時。長いこと物音を立て続けているので、ついに下段の人が怒った。

「おまえ朝っぱらからうるさいんだよ」


さぁ、どっちが悪いのでしょう?


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撮影は2009年なので、今回の件は関係ありません。

確かにうるさい。ドミでは全員ぐっすり眠っていた。私も3時間も寝ないで目を冷ます羽目になった。迷惑ではないと言ったら嘘になる。とっととベッドから降りて着替えるなりなんなりしろ、だ。

しかし時刻は既に7時頃。早起きの人なら「おはよう小鳥さん」をしている頃だ。眠りを妨げられて機嫌は最悪なのだろうが、怒った人の言い方も傍若無人だった。またその人物も、アジアに多そうないかにも「俺、旅のプロ」的外観で印象がよろしくない。それに普通見ず知らずの他人には普通敬語…
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2011年01月05日

旅のデジタル物 「今ジャスコでLinuxの辞書付きネットブックを5000円で売ってるぞ!…スペックはすごく微妙だけれど…」

今日ジャスコに買い物に行ったら、えらいモノを発見してしまった。

マウスコンピュータ、NET-PC "Lyumo Book" DB-366。5000円 

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5000円といったら、深センの華強北路を半日歩き回って見つけた中華アンドロイドパッドの499人民元より安いではないか。モニタは7インチと中華アンドロイドと同じだがこちらにはキーボードがついている。値札にはこんなコメントがあった。

「新春祝市。簡易版の表計算とワープロ機能と電子辞書搭載で、簡単なインターネットもできます」

「簡易版」とか「簡単な」とか、えらく弱気なコメントだ。私はこういうデジタル物に大変弱い。早速iPhoneで素性を探ると、どうやらこれはマウスコンピュータというより、韓国のiRiver社の製品だった。iRiverと言えば黎明期のMP3プレーヤーの雄であって、私も数台使った。というより、未だ現役の機械が2台ある。それなりに開発力も企画力もある会社なのだ。しかし日本での販売にあたってはマウスのブランドが必要だったのかもしれない。しかし「何もマウスじゃなくたって」でもある。

製品のサイトもあった。

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http://www.iriver.jp/product/lyumo/lyumobook/

ここには「当製品の販売は、イオングループの一部店舗限定でのお取り扱いとなります」とある。マウスコンピュータどころか、イオン系列の一部店舗だけの扱いということは、例の激安液晶テレビのように半分プライベートブランド扱いなのだろう。これらの激安家電に「イオン/ジャスコ」のブランドをつけないのはなかなか賢い。


この"Lyumo book"(DB-366)は、2010年の5月7日に発売された。

当時の定価は14800円。これをイオンカード会員だと12800円で売っていた。仮にもネットに繋ぐことができるPCが1万円強というのは破格だが、どうやらこのlyumo book、それでも売れなかったようだ。そして発売から1年にもならないこの時期に5000円で投げ売りをされ…more.png この記事の全文を読む 

posted by 転々 at 00:01 | TrackBack(0) | 旅の道具

2011年01月06日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅5 「深センには山ほどバスターミナルがあるが、長距離移動については銀湖と羅湖(長距離)バスターミナルの2ヵ所を覚えておけばなんとかなること。更には代理店でチケットを買うのも実はなかなか便利な件」

新兵器の4410円キャリー型リュックに荷物を詰め込み、ゴダイゴゲストハウスを出る。ドミには広いスペースはないが「ミカン箱全開方式」の鞄は荷造りが早い。あっという間に荷物がまとまったので勢いで地下鉄に乗る。ゴダイゴは地下鉄の佐敦・油麻地駅まで歩いて5分もかからない。

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油麻地から深センボーダーの羅湖まで38HK$(オクトパスで35.7HK$)、約50分の列車の旅だ。途中九龍糖でKCRに乗り換える。私は旧KRCが好きだ。なんといっても窓から景色が見えるのがいいし、香港郊外の風景はなんだかツボにはまる。九龍糖の駅なんかまるで地方の私鉄駅のようではないか。

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車窓風景を眺めていると国境なんかあっという間だ。KCRは落馬州にも延伸しているので、深センの福田区が目的地ならそちらを目指した方が早いが、今回はまず羅湖駅前のバスターミナルをチェックするため羅湖から入国する。

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深セン・羅湖の駅前は、一時期治安がよろしくなかったが、最近は全くと言っていいほど不安を感じない。もちろん事実上の国境だし駅前で人混みもあるし普通のスリや置き引きはいるだろうが、なんというか「身の危険」感はない。

深センのバスターミナルについての詳細はここが詳しいが、外国人旅行者、特に香港から入ってくる外国人旅行者は、銀湖バスターミナル羅湖バスターミナルを利用するのが良い。というより、上のリンクにたくさん書いてある他のバスターミナルには簡単にはたどり着けない。

羅湖駅周辺のバスターミナルは、まずイミグレを出てすぐ右側の羅湖商業城1階。しかしバスターミナルは広東省内の近距離路線がほとんどだ。長距離バスはイミグレを出たら左側に折れ中国鉄道の深セン駅西側、華僑大厦(華僑酒店)横にある。この華僑大厦前からは深セン宝安空港行きのバスも…
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2011年01月07日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅6 「深セン→アモイのバス、朝っぱらから寝台バスも悪くない、と思った件」

 
朝食を終えて代理店に戻ると、アモイ行きのバスには7人の乗客が集まっていた。

ここから出発する乗客はこれで全員のようで、係員に羅湖近距離バスターミナル裏手の道路まで案内される。やってきたのは少し大きめのワゴン車で、3列シートの客席は運転手を除きぎりぎり8人分。この車での送迎じゃそんなにたくさんの客をさばききれないだろうなぁ。ともかくこのワゴン車がアモイ行きバスターミナルまで送ってくれるらしい。

深センの街を東に20分ほど走っただろうか。

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そうですかここがバスターミナルですか。
でもこれ、私の国ではガソリンスタンドって言うんですよ。



10分ほど待ってバスの登場だ。

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(こちらの撮影は、高速のサービスエリアです)

寝台バスキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!


いやぁ、まさか朝っぱらから寝台バスがやってくるとは思わなかった。

しかし考えてみれば、アモイのバス会社なら、朝深センに到着した寝台バスはそのままアモイに戻した方が稼働率は上がる。深センとアモイの間にはたくさんのバスが走っていて競争は激しいのだ。せっかく買った高いバス、夜まで深センに留めていては収入が半減する。

アモイから深センまでは片道およそ600km。往復1200kmを日々走るなんて、バスって頑丈だ。気になってバスの寿命を調べてみたところ、日本国内でもおよそ10年から20年なのだそうだ。すごいなぁ、である。中国ならもっと酷使され…
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2011年01月08日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅7 「アモイ湖浜バスターミナルのホテル紹介所をあてにしていたら、どう考えても闇営業の宿に連行された件。さらにはお勧めの駅前ビジネスホテル、如家酒店」

 
アモイについたら宿探しだ。

アモイの安宿と言えば、コロンス島のユースホステル・厦门鼓浪屿国际青年旅舍が定番らしいのだが、このコロンス島というのが気に入らない。

街からフェリーに乗らないと行けないことくらいは気にならない。コロンス島に滞在すること自体が嫌なのだ。
アモイは南京条約で開かれた5港のひとつで、コロンス島は領事館が置かれ西洋人が多く住んでいたエリアだ。その歴史には全く文句はないのだが、そういう経緯で観光地になったこの島は、自動車の通行が禁止され乗り合いの電気自動車やロープウェイで移動するという、べったべたの観光地なのだ。誰がそんなところに泊まるか、である。

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確かにユースは小ぎれいでドミもあるが、シングルの値段は200元以上と結構高い。観光地のど真ん中だしある程度は理解できるが、これは私の好みではない。これがもしもっと節約をしなければならない長旅でゆっくりしたいのなら、ドミに数泊するという手もある。しかし短い時間に台湾や土楼など結構頻繁に動かなければならない私には、ここでのんびりという選択肢はない。市街地ならバスなどの便も良いし安く食事できる場所もいっぱいある。


中国の空港、港、長距離バスターミナルなどには、必ずといって良いほどホテルの紹介所がある。

必ずしも最安であるとはいわないが、ラックレートなどよりはずっと安いし結構良いホテルも多い。物価の高い広州の空港ホテルですら100元台でよりどりみどりだったりもして、今まで外れたことはない。今回も「バスターミナルに行けば、きっと安くて快適なホテルがあるだろう」と考えていた。


ほおら、あった。

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バスを降りての出口横に、わかりやすい看板を出したホテル紹介所が…
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2011年01月09日

2010中東旅行27
シリアの旅は事実上北部の街アレッポから始まったが、【ホスピタリティの国・シリア】のご接待がここから始まった件。


中国/台湾の「小三通」編ばかり書いていて、中東(ヨルダン/シリア/イスラエル/UAE)の旅行記をさぼりすぎてしまった。中東旅行記を書いていることもそろそろ忘れられてしまいそうなので、あわてて続きを書くことにする。


えっと、どこまで書いたんだっけ…、そうだそうだダマスカスからアレッポに行く列車に乗ったんだったそうだった。

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実際のところシリア国内の移動はバスが便利だ。

当然のことながら路線も多いし、本数も多い。都市間なら「***に行きたいなぁ」とバスターミナルに行けば結構どうにでもなるし、車内も快適なのだ。

しかし鉄道の旅には風情がある。だいたい地面を平らにすれば。車ならそれだけで走ることができるのに、その上に砂利を敷いて固めて細長い鉄の棒をどこまでも平行に並べて、それでやっと上に乗せて走ることができる鉄道などというものが、贅沢極まりない乗り物なのだ。それなのに、ダマスカスからアレッポまでの4時間を1等なのに430円で乗せてくれるなんて、シリア太っ腹ではないか。太っ腹列車の動画も発見。




トイレだって十分清潔だ。中東の旅行で、あまりトイレが汚くて困ると言うことはなかったけれど。このトイレの清潔さというのは、子どもを海外に連れ出すときの大きなメリットになる。まぁ、うちの子どもたちは中国のニーハオトイレを幼少期に制覇してるけれど。

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列車の窓から見える景色は、基本的に沙漠地帯のそれだ。人が住めないほどではないが荒涼とした景色だと思う。こういう光景は結構あちこちで見るが、そのたびに日本がいかに高温多湿緑いっぱい水いっぱいなのかがよく分かる。梅雨や蒸し暑い夏の度に空気の乾いた国が恋しくなるが、あんまり乾き過ぎも困りもん…more.png この記事の全文を読む 

posted by 転々 at 21:50 | TrackBack(0) | シリア/ヨルダン

2011年01月10日

2010中東旅行28
シリア/アレッポ、スプリングフラワーホテル。アレッポは本当に素晴らし街だが、安宿選びには多少困らないでもない件。



アレッポはシリア第2の都市だ。

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より大きな地図で シリア・アレッポ を表示

アレッポでも通じるが、アラビア語ではハラブと呼ぶ。「新鮮な乳」という意味らしい。紀元前1800年頃には人類の居住が確認されている歴史のある街で、周辺人口を含むと300万人を超える。世界遺産登録されユネスコに「古代都市」呼ばわりされているアレッポ城とスークで知られていて、おみやげの定番アレッポ石鹸でも有名だ。

トルコからのアクセスも良いのに、シリアだという理由でここまで来ない人もいるらしい。国境でビザは取れるし交通機関も結構充実しているのに、やっぱり「悪の枢軸」発言は多少の影響力があるんだろうなぁ。もったいない話だ。政治的なことは置いておいて、すごい遺跡はいっぱいあるし人は旅行者に親切だし物価は安いし、シリアは旅行者には大変に魅力的な国なのだ。


そんなアレッポの日本人御用達安宿としては、Spring Flower Hotelが有名だ。

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ここは例によって有名ガイドブックにも紹介されている。入り口は怪しげだが内部はリノベーションされたと言うことで、階段を上った内部は結構きれいだ。

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1時間100シリアポンド(言い値)と高いがPCもWifiもあり、書棚には各国語の本が置いてある。どうせ宿泊客の忘れ物だろうが。

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季節や混み具合によってというより客の様子とオーナーの気分によって宿代は多少違うようだが、私が泊まった2010年の8月(ピーク時)には、ルーフドミ、4人ドミが250SP…
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posted by 転々 at 18:38 | TrackBack(0) | シリア/ヨルダン

2011年01月11日

2010中東旅行29
アレッポではほとんどの食事を安食堂「ボルサイド」で済ませてしまった件。ビールとシャワルマを買ってきてホテルで食べるのも良かったけれどね。

 
女性にはあまり積極的にはお勧めしたくはないスプリングフラワーホテルだが、男一人で泊まる分には特に問題は感じない。荷物を下ろして食事に出かける。まだ土地勘をつかんでいないので、有名ガイドブックにも乗っている時計塔前のマタム・ボルサイドという古い食堂だ。

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ガイドブックに載っていることは実は後から知った。中にはテーブルが3つ4つしかない「どこに出しても恥ずかしくない安食堂」なのだが、実は結構煮込み料理が有名らしい。

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店頭では例によって旨そうなローストチキンを焼いているし、他の料理も大鍋で常時煮込まれているので中身を見せてもらって注文することができる。私はアラビア後が全くできないしアラビア語の「旅の指さし会話帳」にも料理の名前などそんなに書かれてない。ヨルダンのカイロレストランもそうだったが、現物指さしに勝る注文方法はないのだ。しかもここのスタッフは英語も少し話す。値段を確認しながら注文できるのもありがたい。

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マトンの煮物、茄子のスープ、大量のナッツが入ったライス、ごはんで合計180SP(約320円)。(ナッツのライスは苦手だったが、あとは)おいしい。パンと野菜、あと冷やした(多分)水道水は例によって無料でついてくる。

ダマスカスのカダム駅で食べたこのあたりでシャワルマと呼ばれるサンドイッチが50SPだったことを考えても、高い店では…
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posted by 転々 at 20:32 | TrackBack(0) | シリア/ヨルダン

2011年01月12日

2010中東旅行30
アレッポを訪れた人には、まずはスークを徘徊してほしいと思った件

 
シリアには7つの世界遺産がある。
パルミラ遺跡クラック・デ・シュヴァリエカラット・サラーフ・アッディーン(同時登録)、ダマスクスボスラ、そしてここアレッポだ。

主な構造物はアレッポ城、スーク、キリスト教地区だが、どこが一番面白いと言われたら、私は迷わずスークを推したい。

Ancient_City_of_Aleppo_03.gif


アレッポのスークは、アレッポ城から南西に広がっている。西/南に向かう(私の見た限り)2本のトンネルのような道がまさにそれだ。それぞれ1km程度は商店が続き、内部は枝分かれしたり屋根がない横道があったりして、なかなか規模が大きい。

実際「アレッポのスークは世界最大規模」とも言われる。

アラビア文化圏の市場というだけならもっと大規模な物もある。例えばダマスカスにも大きな2本のスークがあるが、繁華街としては楽しいけれど、なんだか中野ブロードウェイや札幌の狸小路のようでアレッポ的ワクワク感はない。ではなぜアレッポではわくわくするのかというと、ここは「往時の繁栄の面影を留める」と呼ばれる程歴史を感じさせるのだ。

スーク "suq"とはアラビア語で「市場」という意味で、コンクリート造りの現代的な市場もスークだしちょっと見はイスタンブールのグランドバザールあたりと似たような造りだが、アレッポのスークは紀元前10世紀頃に作られたアレッポ城(当時は神殿だったらしい)と同時期からその原型はあったと思われる。2000年以上経てば崩れたり壊れたり作り直したりいろいろあるだろうが、それでも現代に至るまでなんだかんだで賑わいつつけているのだろうかなどと考えると、ものすごくわくわくするぢゃないか


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まずこの細い道が良い。

だいたいね、自動車がなかった時代の市場なんて、ダマスカスみたいな道幅の広い商店街なんかなかったんじゃないかと思うのだよ。マラケシュとかエルサレムとか歴史の古い町の旧市街は、どこも道幅が狭くてごちゃごちゃしてるじゃ…
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posted by 転々 at 20:42 | TrackBack(0) | シリア/ヨルダン

2011年01月13日

2010中東旅行31
アレッポ城。シリアの遺跡は、当たり前の様に「紀元前10世紀」などと言うので少し困る件。

 
アレッポ城の原型になった神殿は紀元前10世紀に築造された。

この紀元前10世紀は学校で習った日本史だと縄文時代ということになっているが、これは土器を使い始めた約1万6500年前から紀元前5世紀くらいまでの全てがひとくくりにされている。教科書の年表あたりだと、僅か59年間の南北朝時代も1万年以上の縄文時代も枠的に「〜時代」と同列に扱っていたりもして、結構乱暴な気もする。大体日本史の場合、大和朝廷の成立する2-300年前あたりからどどっと資料が増え始め記述も詳しくなるが、紀元前については「先土器・縄文・弥生時代」となんだかおおざっぱな印象しかない。だから日本では2000年以上前のことは「大昔」で済まれればよい。嘘だ、ごめん。

ところが中東あたりでは、紀元前の遺跡が結構ごろごろ転がっている。

石の構造物が多いせいもあるだろうし、空気が乾燥しているせいもあるだろう。しかしアレッポ城のように「紀元前10世紀頃築造された」とさらっと言われると困る。 いつだよ紀元前10世紀って。そんな昔のこと言われても分からない。大体俺はそんな頃まだ生まれてないんだよ。

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アレッポはユーフラテス川と地中海を結ぶ交通の要所でもあり、紀元前20世紀頃にはヤムハド王国の首都として栄えた、らしい。

なんだよヤムハド王国って、そんな国の名前今まで1回たりとも聞いたことはないぞ。だいたい紀元前20世紀ってどういうことだ? ビッグバンの翌年か? 俺の脳内年表では紀元前と紀元後の比率は0.5:9.5なんだ。いきなり紀元前を掘り下げられても困る。本当に困る。

中東を旅行すると、自分の歴史知識の乏しさを痛感できる。


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入場料は150SP(約270円)、学生は10SP(約18円)。中東やヨーロッパ、アフリカを旅行する人は、もし取得が可能なら国際学生証を作っておくと良い。通信教育や専門学校などでも取得は可能だし、バンコク・カオサン界隈では写真さえあれば200円/30分くらいであっという間に…、あ、これ犯罪で…
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posted by 転々 at 16:05 | TrackBack(0) | シリア/ヨルダン

2011年01月14日

2010中東旅行32
「どいつ もこいつも石けんばかり買いやがって」と思いつつ、アレッポで必死に石けんを選んだ件

 
アレッポと言えば石けんが有名だ。

アレッポの石けんは"Hot Process"という昔ながらの製法で作られる。
オリーブ油と水や灰を3日間ぐつぐつ煮込み、最後に月桂樹油を加え1日冷やして硬化させる。昔ながらの油脂鹸化法だし添加物が少ないため刺激が低く、その辺が結構人気で世界中で売れているようだ。

高価な月桂樹油(ローレルオイル)は抗酸化剤であり防腐剤でもあり、更には香料でもある。だから月桂樹油の比率が高いほど高価になる。

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日本国内でも多くの業者がこのアレッポ石けんを取り扱っている。値段は業者によってさまざまだがある程度の競争もあるようで、大雑把に書けば200gで500円あたりが1つの相場のようだ。「オリーブオイルと月桂樹油だけで作られている」ことが人気の秘密のようだが、正確に言えば水と水酸化ナトリウムなどのアルカリも使っているはずだ。でなきゃ鹸化しないじゃん。

更に店によっては「石けん発祥の地」とか「5000年の歴史」とか物凄いことも書いてあるが、どこまで本当なんだか、だ。石けんなんて油があればどこであろうと作ることが出来ただろうし、アレッポやナブルスは石けんの産地として有名ではあるが、ここにはこんなことも書いてあるし。

"It is fair to say that Aleppo and Nablus are the last remaining centers of this ancient soap making process, and thus the soap produced there does have roots to the ancient past. But the claim that it is the birthplace of soapmaking is not well-founded."
http://en.wikipedia.org/wiki/Aleppo_soap

(意訳) 「アレッポやナブルスが古式石けん製法の中心地であるってのはいいけどさ、石けんの発祥地とかいうのはどんなもんだろね。w」

ちなみにアレッポ同様石けんで有名なナブルスについて……more.png この記事の全文を読む 

posted by 転々 at 21:07 | TrackBack(0) | シリア/ヨルダン

2011年01月15日

リアルタイム旅行メモ@羽田エアポートラウンジ 「大雪で軍艦島に行けなくなった私が、羽田で旅行の計画を立てている件」

 
今羽田のエアポートラウンジで頭を悩ませている真っ最中だ。

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実は明日軍艦島に行くはずだったのだ。

「はずだった」というのは、今日明日の大雪で軍艦島ツアーの船がでないと連絡があり、既に予約してしまっている払い戻し不可の航空券を無駄にするのもしのびなく、「とりあえず北九州までいってやるわい!でも雪の九州をどう過ごそう」と思い悩んでいるのだよ。


実は軍艦島に行くことは北九州への航空券を手配してから決めた。

以前書いたとおり、週末にも関わらず往路復路とも5800円というスカイマークのバーゲン運賃を発見しすかさず予約、その後いろいろ考えてレンタカーで軍艦島に行ってやろうやろうと決めたのだ。実は旅行プランもしっかり完成していた。予定はあくまで予定だが、やっぱり残念ではある。


より大きな地図で 軍艦島 を表示


軍艦島ツアーは数社が催行しているが、私は長崎コンベンション協会の物を選んだ。ここはオンライン予約が可能だし、ツアー出発地であるアパホテル長崎駅南と同時に予約ができ、しかもアパホテル長崎駅南に最も安く泊まるに最も安く泊まる方法でもあったのだ。

長崎コンベンション協会の松尾さんは大変親切な方で、つい先走ってツアーだけ予約・入金してしまった私の記録を宿泊パックに書き換えてくれた上、支払い方法まで調整してくれた。

今日も携帯に連絡をいただき「申し訳ない」と言って下さったのだが、暴風雪ではどうにもならない、というより、松尾さんが謝るようなことじゃないのにこちらこそ申し訳ないです、だ。ちなみに欠航は雪の時期と梅雨時に多いとのこと。


羽田でチェックインしラウンジでどうしたものかといろいろ検索をしていたら、北九州空港近くにファースト イン(旧:ビジネス ヒロセ)というホテルの2980円を発見。利用者の口コミ評価も悪くないので予約を入れた。

kitakhuyushuu_inn.gif

チェックインが遅くなるので電話を入れてみたが大変親切に対応してくれ印象も良い。ネットも無料なので、今夜はここで明日一日のプランを練ることになる。

でも雪の九州で、いったいどう過ごせばいいんだろう、自分。

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2011年01月16日

リアルタイム旅行…失意の自宅メモ 「飛行機に乗り遅れるというのは、とても悲しいことだ。でもスカイマークのバーゲンフェアでも払い戻しが僅かにあったのが慰めな件」

 
私は今ビールを飲んでいる。

北九州のホテルでではなく、自宅で、だ。
西日本の悪天候を心配して出発を見合わせたのではない。ラウンジで北九州の産業遺産について調べているうちにいつの間にか登場時刻を過ぎてしまったのだ。昔から何かに熱中すると時間を忘れるタイプではあったが、ここまでの馬鹿者だとは思っていなかった。

ああ、午後8時の自分を殴ってやりたい。

スカイマーク079便の出発時刻は20:15。ゲートには20:00までに着かなくてはならないのだが、この時間私は北九州市の産業遺産の豊富さに夢中になっていた。ゲートは38番のバスゲート。20:30頃慌ててゲートに走ったがひとっこひとりいなかった。あたりまえだよなぁ。今スカイマークのサイトを見ると出発は10分程ディレイしたようだが、それでも間に合わなかった。身から出た錆だ。

今ブログを書きながら無人のゲートの写真が欲しいと思ったが、その時にはそんな気持ちの余裕はなかった。なんとか写真を撮ることを思い出せたのが、失意のまま到着ロビーを出たときだった。

such_a_foolish_me.gif


失意のズンドコで家に帰ろうとしたところ携帯が鳴った。スカイマークのグランドスタッフからだった。

「今どちらにいらっしゃいますか?」

「羽田です…」

「よろしかったらカウンターまでお越し願えませんか?僅かですが払い戻しがあります」


スカイマークのお姉ちゃん、優しいなぁ。(´д⊂)


乗り遅れた079便に関しては空港使用料らしい100円、明日の復路に関しては手数料をのぞいた1400円、合わせて1500円がカードに返金されるとのことで、領収証にサインをしてきた。

「よろしかったらスターフライヤーの空席をお探ししましょうか?」

「あ、ノーマルだと私払えないんでいいです…」


スカイマークのグランドスタッフは天使のように優しかった。


  ☆ ☆ ☆


今回の出費まとめ。

航空券代、11600円-1500円=11000円。
キャンセルが間に合わなかったレンタカー代、5775円。
わざわざ羽田で傷口を広げたホテル代、2980円。
合計、19775円。

更に現在のやけ酒代として、数百円を計上したい。



ブログの国内旅行ネタ探しを兼ねて九州北部を回ろうと思っていたのだが、これは幻と終わった。こうなったら去年の国内旅行をネタにシレっと旅行記を書いてやろうかと、やさぐれた私の脳みそが言っている。

んと、もう宿について1回だけ書いてしまっているのだが、「長野/新潟/山形、特殊旅館と促身仏の旅」というのはいかがだろう? この気持ちを持続できれば、今までにないやさぐれた旅行記が書けそうな気がする。

需要あります?(´・ω・`)

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posted by 転々 at 00:20 | TrackBack(0) | その他いろいろ

2011年01月17日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅8 「中国国内線のディスカウントチケットを買いに行ったら近くに推掌科のある病院があったので、首のコリを取ってもらった件」

 
アモイのホテルでこれからの旅程を考えるが、明らかに日数が足りない。

だいたい成田発最終フライトの7日間(実質6日間)で、香港から台湾・金門島まで陸海路だけで往復すること自体に無理があるのだ。昼間の寝台バスは楽しくないこともなかったが、貴重な1日を費やしてしまったとも言える。アモイから深センまでは素直に飛行機を使おうかとCTRIPを眺める。

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実際の検索日ではありません。でも290元って寝台バス+70元じゃんw


中国の国内線航空券は事実上相場商品となっている。

CTRIPより安い相場が安いサイトの存在も知ったが、検索結果から航空券を購入するには北京語で電話をかけなくてはならず、私には敷居が高かった。CTRIPを調べてみると中国南方航空にノーマル運賃の790元(+90元)よりは多少安いチケットが見つかった。ここで予約を入れる手もあるのだが、宿からそう遠くないところに南方航空の事務所があることが分かったので直接出かけてみる。CTRIPに出てくる程度の運賃なら、ほとんどの場合航空会社の支店で同じ値段で購入できる。

xiamen_air_hospital_04.gif

がらがらだし。

目星をつけていたフライトの価格を尋ねると、予想通りCTRIPと同じ値段を…more.png この記事の全文を読む 

2011年01月18日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅9 「華僑の故郷とも呼ばれる福建省で、華僑博物館を見学した件」


中華人民共和国の定義によると、華僑とは「中国大陸・台湾・香港・マカオ以外の国家・地域に移住しながらも、中国の国籍を持つ漢民族」となるらしい。

実際にどれだけの国が二重国籍を認めているのかは調べてみないと分からないが、少なくとも日本に定住する成人は22才までに国籍を選択しなければならない。それなのに日本にも華僑と呼ばれる人たちはいるわけで、実際には中国以外の外国籍を持つ華人も華僑と呼ぶと考えて良いだろう。そしてその華僑の故郷「僑郷」とまで呼ばれるのが福建省だ。


大きな地図で見る

もう少し書いてしまうと、蛇頭と呼ばれる密入国ブローカーも主に福建省を拠点とする。

福建省の省都福州の南に福清市という街があるが、ここはかつて「日本密航村」と呼ばれた集落が集まるらしい。朝日新聞社の記事が出典だが、なるほどと思う。最近は密航は下火になったとあるが、その代わりに留学や偽装結婚などで日本を目指す人が増えているとこのこと。私の大学にも中国人留学生いて彼らは例外なく優秀で研究熱心だったが、最近は出稼ぎを目的とした留学も少なくないらしい。留学生のアルバイトは事前に届け出をすれば違法ではないし問題はないが、留学生失踪なんて話を聞くと、正直留学生への援助も少し考えなおした方が良いのでは、と思う。偽装結婚に至っては論外だ。


こういう話はさておき、福建省界隈の人たちは、かなり以前から様々な理由で国外に出た。そして福建省出身者の少なくない華僑についての博物館がここアモイにある。

華僑博物館(華僑博物院)だ。


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今や世界に4500万人いるとも言われる華僑の歴史を紹介する博物館で、シンガポールのゴム王陳嘉庚氏の提言で1956年に作られた。博物館を作るための資金も華僑の人々によって提供されたらしい。ちなみにこの博物館はアモイ大学からそう遠くない場所にあり、アモイ大学も1921年に陳嘉庚氏によって創設されている。中華民国時代からの大スポンサー…more.png この記事の全文を読む 

2011年01月19日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅10 「アモイ発金門島行き、中国/台湾直通フェリー乗り場の下調べをした件」

 
 
今回の旅行の目的は、中国のアモイから台湾の金門島を結ぶフェリーに乗ることだった。

現在最新刊である[地球の歩き方]広州・アモイ・桂林(2009〜2010年版)ではこのアモイと金門島を結ぶフェリーに日本人は乗ることはできないと書かれているが、実際には2008年から乗船可能になっている。これはぜひ実際に乗船してみたいではないか。

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台湾の金門島は中国のアモイ島から約10km、台湾の金門島北東部から中国領の角馬までは僅か2km程度の至近距離だ。


より大きな地図で アモイ Xiamen を表示


より大きな地図で アモイ Xiamen を表示

中華人民共和国と中華民国との間の戦争である国共内戦は、事実上1958年まで行われたと考えて良いと思う。東西冷戦まっただ中でもありながらソ連のフルチチョフ書記長が訪米するなど「雪どけ」と呼ばれる友好ムードが高まっていた時期のことだ。中華人民共和国樹立の1949年から9年後で…more.png この記事の全文を読む 

2011年01月20日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅11 「事前調査には失敗したが、とにかくアモイから金門島に向けて出国できた件。ちょっと写真多め。」

 
結局東渡埠頭での情報収集は失敗に終わった。

こうなったらもう直接乗り込むしかないと、朝7時過ぎにタクシーで埠頭に向かう。なぜ7時過ぎなのかというと、始発時間に合わせた訳ではなくホテルの朝食が7時から始まるからだ。宿泊費に朝食が付いている場合、私は食欲の有無に関わらず這いずってでも食べに行く。ホテルから東渡埠頭までのタクシー代は12元、20分ほどで到着した。やっぱりタクシーって便利だ。どうしてもう少し乗らないかな、自分。


出発ホール。

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船舶会社以外に台湾の復興航空・華信航空・立栄航空などの名前もあるが、ここではアモイから金門島を経由して台湾各地まで飛ぶチケットをセットで販売している。以前台北から金門島に飛ぼうとして、価格競争の激しい台湾の国内線にしてはやたら割高だったことがあったが、どうやら小三通のおかげで金門線は台湾航空会社のドル箱路線になっているらしい。

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今や台北からアモイどころか上海・北京まで直行便があるご時世だが、小三通経由のルートなら台湾各地から出発できる上に割安になる。安さは正義なのだ。

私は金門島に行ければそれで満足なので、一番大きな声で客の呼び込みをしていたカウンターに向かう。出発時刻を尋ねると8:30。どうやらこれが2010年12月の始発便らしい。なんだかんだで一番早い便の会社が大声で客を呼ぶのかも…more.png この記事の全文を読む 

2011年01月21日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅12 「アモイと金門を結ぶフェリー"新集美号"の船内で、この航路の経済性について考えた件」

 
厦金旅客は厦金航路の新集美号 "Xin Ji Mei" に乗り込む。

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閑散期だったのかもしれないが、乗客は多くない。これで1日12往復もしているのだから、よほどの事情がない限り予約をする必要はないように思う。

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新集美号は総トン数600d、定員は300名の小型船だがまぁまぁ乗り心地は良い。

そのサイトには「專業女服務生全程服務 一樣的票價、至尊的享受」とある。なにしろ中国政府お墨付きの「一級文明客船」なのだ。何を基準に「一級文明客船」なのかは分からないし「二級文明客船」や「三級準文明貨客船」があるとは思えないので、かえって「この種の表示のない船は危ない?」という考えも頭をよぎる。そういえば昔、中国国際航空の成田-北京線にやってきて我が家をがっかりさせたB757には「青年文明号」のプレートがかかって…
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2011年01月22日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅13 「台湾・金門島に到着、路線バスは充実していないし観光バスも不便だし、結局観光案内所でレンタルバイクを紹介してらい、急遽台湾ツーリングが始まった件。」

 
アモイを出て1時間もしないうちに金門島が見えてきた。

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港の横にある2本の煙突は、どうやら発電所らしい。
金門島は台湾的にはかなりの孤島なので電力の独力確保は絶対必要だろうけれど、こういう大事な施設を島の中国側に作っちゃっていいのか?と思わないでもないが、1日10便以上の船が行き来するこの時代にはそんなこと問題ではないのか。ちなみに空港は島の南側にある。

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下船し入国審査へ。

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台湾側にも免税店がある。

例によって日本のたばこ「峰」が並んでいる。この「峰」は昔から台湾でただ事ではなく人気のたばこで、JTは1年前に国内での販売を中止したが、台湾や免税店での需要を考慮してか製造は続けているらしい。作っているのなら売ればいいじゃないかとも思うのだが、流通などの問題もあるのかもしれない。

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台湾の入国審査も、中国の出国審査同様全く特別なことはない。

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"Arrival Filght No CI___" の欄には堂々と「新集美」と書き、ちょっと考えてから "Residence in Taiwan R.O.C" の欄には 「one day trip」と書いてみる。それほど大きな島でもないし、台湾で宿を取ると高くついてしまいそうだから、1日で満足できたら中国に戻っても良いかと考えたのだ。もちろん気に入ったら1泊くらいしても良い。気分次第なので帰りの船は予約しない。往路から考えて席がなくて乗れないと言うことは絶対にないはずだ。どんな場合でもしなくて良い予約をするのはばからし…
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2011年01月24日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅14 「台湾・金門島、金城・霊済古寺前で海鮮麺線を食べつつ戦跡ツーリングのルートを考えた件」

 
台湾でレンタルバイクを借りた場合、ガソリンは空に近い。

バイクの鍵を渡してくれたおばさんがまず説明したのが、ガソリンの入れ方だった。メーターはエンプティに近い。日本のような満タン返しの方が燃料タンクも錆びにくくて良いと思うのだが、燃料を空にして車を貸した場合には「残ったガソリンは店のもの」という店側のメリットもある。バイクなんかは簡単に抜くことができるけれど、これ車でもやるとしたら結構な手間な気もするのだが、それが商売というものなのかもしれない。

「この道をまっすぐ行って突き当たりを左、次の突き当たりを右にいくとガソリンスタンドがあるからそこで給油してね。燃料タンクはもう空っぽだから。」

わっかりやしたぁ。

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レンタルバイク屋に荷物を預け、まずはガソリンスタンドに直行する。ガソリンの値段はレギュラーで1リットル31台湾ドル(約86円)。日本よりはちょっと安い。

金門島なんて東西で10kmちょっとの大きさだし2リットルも入れれば十分だと思ったのだが、タンクはあっという間に満タンになっていた。満タンでも4リットルくらいだったけれど。まぁこれで島内を自由に移動できる。レンタルバイク代は、港から金城の街外れまで送迎してくれて1日400台湾ドルだ。2リットルのガソリン代くらいで文句を言っては罰が…more.png この記事の全文を読む 

タグ:金門島 戦跡

2011年01月26日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅15 「台湾・金門島、第2次台湾海峡危機の後戦いに備えて作られた翟山坑道を見つつ、無料レンタサイクルでの島内観光も悪くないな、と考えた件」

 
海鮮麺線で体を温め、まずは観光案内所イチオシである翟山坑道に向かう。


より大きな地図で 金門島 を表示

金門島南西端に近いこの海岸のトンネルまでは、金城市内から直線で約5km、10分もバイクを走らせれば突いてしまう距離だ。もしかしたら水頭埠頭の観光案内所職員は「この辺りに一番近いから最初に行っておけば?」くらいの気持ちだったのかもしれない、と今頃気が付く私は、こう見えても結構頭が悪い。

金門島の観光案内所にはサイクリングルートを詳しく紹介した「金門鉄馬遥遥遊」とうパンフレットが置いてあり、これによると翟山坑道は「金城−歴史古蹟線」ルートの見学地でもある。このサイクリングルートの全長は13.1km、所要時間2.5〜3.5時間とあるが、意地になってペタルを漕げば移動自体は1時間もかからないのではないだろうか。

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ちなみにサイクリングルートはこれを含めて5つ紹介されている。

金門島まで自転車でやってくる観光客は少ないだろうが、島側も当然そのことは理解しており、レンタサイクルの貸出を行って…more.png この記事の全文を読む 

2011年01月28日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅16 「台湾・金門島、バイクでの移動中金門空港(金門航空站)に立ち寄り、空港でレンタサイクルを借りるのも面白いと思った件」

 
金門島南東部にある翟山坑道から金門島南西部金水鎮にある823戦史館までは、おおよそ10km。途中には今や台湾国内線のドル箱路線となった金門空港(金門航空站)がある。


より大きな地図で 金門島 を表示

金門へは台湾の台北・高雄・台中・嘉義・台南・馬公から毎日約40便もの航空便飛んでいる。往復の離発着数だと約80と、この規模の空港としてはただ事ではない。ちなみに今日の出発便はこの通りだ。

kinmen_airport_01.gif
http://www2.kma.gov.tw:81/RealTimeShow1.asp


更にこれらのフライトの搭乗率も極めて高い。

試しに、今週末金門島に1泊2日で行くとして華信航空の台北/金門間のフライトをチェックしてみた。

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予約人数は1人で試したのにも関わらず、往路は6便中4便が満席、帰路は6便中2便が既に満席となっている。台北から金門島に行こうと考えている人は、冗談ではなく早めにフライトの予約を入れた方がよい。「これだけフライトがあればキャンセル待ちでもどうにかなるだろ、普通」などと考えていると朝イチのつもりでも順番待ちが30番台などということもあるし、帰路の予約が確定できないと予定した日に島から帰れない可能性もある。(実は私は金門島行きをこれで諦めたことがある)。

ついでに書くと、一時期極端な値下げ合戦を行っていた台湾の国内線だが、最近ではそういうことはあまりないし、金門路線に関しては金門島の住民や台湾国籍の老人でもないかぎり割引はまずないとも考えて良い。運賃は片道約2100台湾ドル(約6000円)、往復で4200台湾ドル(約12000円)だ。今運賃を確認したら、旧正月に当たる春節は片道100台湾ドル程高くなって…more.png この記事の全文を読む 

2011年01月31日

小三通 - 香港/中国/台湾,陸海路の旅17 「台湾・金門島、八二三戦史館で失意にくれ、どこだか分からない断崖の廟で、自分が道に迷ったことを悟った件」

 
「現代、伝統、自然を兼ね備えたこの世の浄土、観光パラダイス」を走る。

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金門島でのスクーター走行は結構快適だ。

少し横道に入ると未舗装部分もないではないが、基本台湾なので道路はしっかりしているし、道路も台湾本島のように混雑していない。PGOのi Bubu125「本当にこれで排気量125なのか」と思うほど非力で日本の50ccスクーターとあまり変わらない印象を受けるが、金門島なんてさほど大きな島じゃないしこれで十分だ。車体が小さいので少し速度を上げると地味に怖く、これがまた海外での安全運転に一役買う。こんな場所で事故でも起こしたら…、

あ、そう言えば保険どうなってるんだろ???

タイあたりでバイクを借りると、1日50バーツくらいの保険代を払うし一応保険証書のような物も渡してくれるのだが、そういえばここでは免許のコピーを取られてレンタル代を支払った記憶しかない。気になって調べてみたら、一応日本の自賠責にあたる政府強制保険なるものと搭乗者傷害保険にあたる機車駕駛人傷害險はあるものの、外国人観光客が任意で加入できる保険は…more.png この記事の全文を読む 

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