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このブログは引っ越をしました。
このページは2016年7月より更新を停止しています。 新しいアドレスは、http://japantg.com/wp です。


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ぜひ、新しいアドレスにお越しください。
こちらよりかなり見やすく、お探しの記事も検索しやすくなっています。


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2008年03月23日

大阪の安宿、1泊2300円

たまに大阪にでかける。

 技術的ネット関係者との会合なのだけれど、まぁぶっちゃけた話宴会か飲み会。夕方あたりから飲み始めることが多いし、朝から飲んでいたこともあったなぁ。

 野宿は苦手なので夜はお泊まりということになるのだけれど、定宿はここ。
ビジネスホテル来山南館



もともと「高級ドヤ」だったところが営業方針を転換して、倹約旅行者や外国人観光客を受け入れ始めたらしい。ここを知ったのは「旅の窓口」(現楽天)だったのだから、その時点でそういうビジネスに切り替えていたということだな。

もちろん1泊2100円なのだから、リビングもレインシャワーもないし、冷蔵庫にはシャンパンもペリエも冷えていない。バトラーサービスどころかルームサービスもない。

しかしここは極めて快適だ。門限があることや風呂の時間が決まっていることが難点だったけれど、現在は門限も廃止されたし24時間利用できるシャワーもできた。個別コントロールの効くエアコンと冷蔵庫、テレビのある3畳間にはタオルも紙コップも使い捨て歯ブラシもある。掃除も毎日してくれるし、もちろんシーツも交換する。時間限定とはいえ朝風呂やサウナまであり、部屋の狭さと周辺の環境以外全く問題もない。更に午前5時という超アーリーチェックインも可能で、ここまでしてもらって良いのかとすら思う。

ついでにいうと、個人的には環境にも何の問題もない。
近くには100円均一の店もコンビニも安くてうまい飯屋もある。
スーパーではもともと破格の弁当が半額になるし、更には日本で唯一タバコを定価以下で売っているフリーマーケット、飲み食い無料の公営ギャンブル私的補完営業店、合法非合法なんでも扱う(らしい)路上個人薬局など、安上がりに暮らす環境は完璧だ。

早朝、駅に向かっていたら、顔に記憶のないおっさんが「にーちゃんバイトか?」と親しげに声をかけてきたこともある。私はアーバンリゾートを楽しんでいる最中なので働く考えはなかったが、「にーちゃん」という言葉が気に入ったので賃金についての詳細な説明を求めたところ「1万」という言葉が返ってきた。

1万かぁ。。つまり1日働けば来山に5泊できるわけだ。スーパー玉手の弁当を食べて発泡酒を飲んでも1日3000円程度で過ごせる。どうせ私の観光など博物館や街見物だから金はかからない。3日に1日働いて残りの2日を観光にあてれば、これは例の「ワーキングホリデー」という奴になるんじゃないのか? 安い宿と食事を提供してもらった上に仕事まで斡旋してもらってはさすがに申し訳ないと思い、おっさんには丁寧に働く気持ちのないことを伝え街に出たのだが、「大阪ワーキングホリデー」の言葉はしばらく頭に残った。

 この宿には無料でネットが使えるPCもある。ここではワシントン大学の学生と会った。秋の新学期までアジアを旅行しているのだそうで、ブッシュ政権の危険性について私に熱く語った。あまりに熱く、私が「難しい単語は使うな」と言ったことさえ忘れるほどで大変迷惑でもあったが。

 仕方なく難しい単語が登場しそうもない「この街で1日$80稼ぐ方法」に話題を変えた。もちろん個人路上職業斡旋業のおっさんとの出会いとその内容についてだ。

 興味津々で聞いていたが実際に仕事を拾ったのかどうかは分からない。果たして彼は無事に仕事にありつけたのだろうか?もしありつけたのだとしたら、この街始まって以来の「米国籍のアンコ」になったのではないだろうか? この「米国製」を初めは「青い目の」と書こうとしたのだが、最近はイラン人の"Mike"が居酒屋で宗教的ご禁制品のアルコールを運んでくる時代だからねぇ…

 なんだかんだで来山はここでは高級ホテルであり、敢えて例えるならばこの街の Hyatt だ。ちなみに上には上があり、中央新館という宿は2500円もする。さしずめここは Waldorf Astoria ということになるのだろう。私は倹約旅行者なので、理由もなく Hyatt に泊まり続けることを潔しとしない。Travelodge や Motel 6 クラスで十分なのだが、そのクラスというとやはりここになるのだろう。

1泊500円はかなり安いと思う。ただ何度見てもこの建物に101の部屋があるようには見えない。多分30階建て位の高層建築なのだと思うのだが、基礎工事は十分なのだろうか?

ビジネスホテル 来山南館





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posted by 転々 at 15:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 国内旅行

1泊1500円の桃源郷、中国・老寨山旅館 (ラオジャイ山旅館) - 興坪/中国

興坪は漓江下りのハイライトだ。
中国の20元札にはここの風景が描かれている。桂林を出発した観光船が興坪のゆったりとしたカーブを通る時、乗客は全員デッキに出ている。ほとんどの船は朔陽まで行くが、中にはここを川下りの終点にする船もある。興坪には船着き場があるのだ。

興坪の船着場.jpg



そしてこの船着き場添い、漓江と船着き場を見下ろす場所に老寨山旅館 (ラオジャイ山旅館)はある。この宿を作ったのは林さんという日本人だ。今では奥さんのビンビンさん、そして今年2歳になる可愛い喜太郎くんとの3人で宿を切り盛りしている。ちなみにここで頂いた名刺には、宿のオーナー名(?)は「林 喜太郎」とあった。2歳で宿主とはやるものだ。




林さんをご存じの方も少なくないだろう。
もし名前が出てこなくとも、「ネパールの農村部に全て自費で小規模水力発電機を作ってきた、長野県茅野市のタクシードライバー」と言えば、心当たりの方も少なくないと思う。

良くある雄弁なNGOの代表ではなく「その辺のおじさん」といった感じの方だ。初めてのお子さんである喜太郎くんに振り回されつつも幸せそうにしている。「好々爺」という言葉がぴったりの方だ。とても自費でネパールまでいって小規模発電所を作ったと方とは思えない。

お話を聞くと"ボランティア"の世界にもいろいろあったらしい。完全無償で発電施設を作ったことは、現地の他の"ボランティア"組織に快く思われなかったようだ。私が書くより直接林さんに伺った方が正確だし、なにより林さん自身が文章に残る形では何も残していないので、私もここには詳細は書かない。

http://www.ecology.bio.titech.ac.jp/langtang-plan/news22.html


ネパールでのボランティアができなくなった林さんは、次の場所を探して旅行をしてここにたどり着いた。そしてまたもや自費で"和平亭"という漓江を臨む展望台を作った。

和平亭.jpg



その話を聞いた地方政府の役人が感動し、ここに公衆トイレを作る条件で土地を提供し、そして出来たのが老寨山旅館 (ラオジャイ山旅館)だ。

老寨山旅館.jpg

林さんは「カンパもあったし」と言うが、どんなにお金があろうとこの場所に宿は作れない。分かる人には分かると思うが、あの中国政府にここまでさせるのは並大抵のことではない。ちなみにこういった話は宿のサイトにも一言も書かれていない。私が結構強引に林さんから聞き出したのだ。

老寨山旅館の入口.jpg

老寨山旅館フロント.jpg



宿には食堂もあるし、日本語の本やインターネット環境もある。更には洗濯機もお借りできる。

老寨山旅館食堂.jpg

老寨山旅館本棚.jpg



部屋は4部屋しかない。
どの部屋にもエアコン、テレビ、ガスで大変暖かいお湯が出るシャワー、そしてLANコネクタ(!)がある。ダブルの部屋のバスルームへの通路からは漓江が見えるし、ツインの部屋はとても広くてゆったりしている。

老寨山旅館ツイン.jpg

老寨山旅館シングル.jpg



林さんが「食事はどうしますか?」というので「出来ればここで頂きたいのですが」と言ったところ、「家族と一緒のもので良ければ」ということで夕飯を用意してくださった。ちなみにこの夕飯が10元だ。安い麺でも5元、出来合い料理を規定数選ぶ定食"快餐"でも5-10元はする。ここには日本の旅館のように食事で儲けようという気持ちはかけらもない。

老寨山旅館夕飯.jpg



お年で夜が早いと思うのだがだが、私はできるだけたくさんの話を聞きたい。そのためにここに来たのだ。林さんにはいろいろな話を伺った。ネパールでのお話、「終の棲家」と決めた中国の現状について、そしてご家族について。このお話を聞けただけでもここに来た甲斐があったと思う。



私が「今日の夜行バスで深センに行く」と言ったところ、林さんは「夕方まで部屋を使っていいですよ」言ってくださった。ご厚意に甘え部屋に荷物を置いたまま港を散歩し、宿の前から出る渡し船に乗る。

漓江渡し船.jpg



地元の人は片道2角だが、観光客は1元らしい。
私も2角だけ置いて船を出ようとしたら「こら!」と呼び止められ、しかたがないので5角渡したら「5角はないだろ」と言われ、結局1元支払った。往復2元だが、これが私の漓江下り、じゃないや、漓江渡しだ。和平閣から見る夕陽は美しいし、港からの長めも十分きれいなのだが、やはり船に乗ると移動するごとに変わる景色が楽しい。大変満足だ。

漓江渡し1.jpg

漓江渡し2.jpg

漓江渡し3.jpg



対岸には農家以外なにもない。

漓江対岸.jpg


しかし妙な観光船で食事をしながらこの景色を見るのに460(240)元支払うのなら、私にはこの2元の漓江渡し往復で十分だ。美しい光景は、昨日から老寨山旅館と港から思う存分見ている。観光船からは見えない夕陽も見ることができた。



お昼ご飯も宿でいただいた。

老寨山旅館昼食.jpg


この豪華な昼食は林さんのご厚意だ。「ツアー客に出した残り物だからお金は要らない」というのを、無理にお願いして払わせて欲しいといったら「じゃぁ5元」との返事。「残り物だから」と林さんは言うが、こんな豪華な食事をご家族とお手伝いの地元の女の子と食べるのは楽しいし、なによりあっっさりした味付けの食事が大変に美味しい。ただ同然の価格も林さんのご厚意と気配りだ。これで宿の経営をやって行けるのか心配になる。


この老寨山旅館、できれば紹介したくなかった。
私はそんなにケチな男ではないつもりだが、この宿だけは「知る人ぞ知る宿」のままであって欲しいし、私の隠れ宿にしたいとも思った。

しかし宿にお客さんがなく、経営がうまく行かなくなってなくなってしまうのはもっと困る。4部屋しかない宿がもしガイドブックにでも載ってしまったら、もうなかなか泊まることはできなくなるだろうが。

そうなってしまう前に、私はもう一度ここに行きたい。
できれば家族を連れてだ。喜多郎君と次女に仲良く成って欲しいとも思うし、日本での仕事に疲れた時の逃げ場にも取っておきたい。日本人は興坪では極めて恵まれている。老寨山旅館があってこそだが。



中国では100以上の宿に泊まった。日本人だからこそ、という事情もあるが、私にとっては中国最高の宿だ。読んでいただいた皆さんにも、あまり派手な宣伝はしないで、少し疲れた時の隠れ宿として大切に取っておいて欲しいと、勝手なことを思う。


サイトやページによっていろいろな値段がかいてあるが、基本的にはひとり100元でシングルルームを独占できる。繁忙期には260元になるが、その程度支払ってでも泊まりたい宿だ。



老寨山旅館 (ラオジャイ山旅館)
〒541906 中国広西桂林市陽朔県興坪鎮碼頭
Tel: 0773-8702692 / ++86-773-8702692
eMail:hayashi125@hotmail.com


今回旅行の目的地の一つでもあった、この宿。
多くの人に愛され、そして大切にして欲しいと心から思う。

「自称旅のプロ」「自称中国の通」が寄りつかないことも、心から願っている。自慢話ばかりで謙虚さを知らないこういう一部の旅行者がここに来始めたら、少し悲しい。


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posted by 転々 at 19:12 | 中国

発見! 日本一の高規格ゲストハウス「ミンタロハット」(山形市)

山形で宿を探していた時のこと。

既に日は暮れ、泊まるあてがなかった私は、楽天トラベルで今夜の宿を探した。そこそこの内容ならば安ければ安いほど良い。

するとミンタロハットという宿が見つかった。しかしホテルではなくゲストハウスとのこと。
ともあれこの界隈で最も安く泊まることができるのがここらしい。
もう迷っている余裕もないので、予約を入れて宿を訪ねる。

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ただの家だ。


が、ただの家とは若干違うことに、入り口に看板が出ている。どうやらここがゲストハウス・ミンタロハットらしい。

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「安いとは言え、なんだか偉いところに来てしまったなぁ」と思いつつベルを押す。これは多分Free宿とかとほ宿の亜種なのだろう。迎え入れられたダイニングで、オーナーさんのお子さんが夏休みの宿題でもやっていそうだ。まぁ私はインド・バラナシのゲストハウスで、オーナーのお子さんに宿題を教えたという過去もある。いざとなれば夏のテキストくらい数時間で終わらせてあげようじゃないか。


「いらっしゃい。お待ちしてました」
ご主人はおらず留守番の方が迎えてくれる。

「バイクじゃ疲れたでしょう。まぁ上がって休んで下さい」

mintaro_night_dining.jpg


あれ?宿題をやっているオーナーのお子さんがいない?
というか、ずいぶん小綺麗な部屋なんですが?うかつなペンションのリビングよりよほど小綺麗だし落ち着くぞ?


荷物を置きたいので部屋の鍵を頂く。

mintro_bedrrom.jpg

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相部屋でない。
どころか、ツインのシングルユースだ。部屋には個別のエアコンやドライヤー、目覚まし時計、CSが見られる液晶テレビまである。Free宿やとほ宿とは何かが違う。というより雲泥の差だ。布団は羽毛、マットはスプリングを使わないタイプ。おかしなビジネスホテルよりよほど快適だ。

「あ、あのベッドが二つあるんですけれど…」

「はい、うちは四部屋しかないので、全部ツインかダブルなんです」


おおおおお!! これで1泊3500円でいいのか?


「お二人ならお一人3000円なんですけれど申し訳ないですね」

い、いや。申し訳ないのはこちらの方なのであって、決してあなたが言うべき台詞ではないと思うのですが…


「良かったらお風呂どうぞ。ユニットですけれど(笑)。2個所ありますから空いてる方でどうぞ。作務衣もありますから着替えてくつろがれると良いですよ」 
2個所ってこの宿4部屋しなないではないか。

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洗面所もお風呂も24時間自由に使える。
ゲストハウスなのに、歯ブラシやひげそりから入浴剤まで丁寧に並べてある。こ、これ使っていいんだよね…?

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お風呂で汗を流して用意していただいた作務衣に着替える。
いやぁ、良い宿だ。ビールが飲みたい。


「すいません、近くにコンビニありましたよね?あそこビール置いてましたっけ?」

「あ、発泡酒で良ければ冷蔵庫に入ってますよ。1本100円なのでそこの箱に入れておいて下さい」



なんですとぉ!!!

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リビングダイニングには大きな冷蔵庫とラックがあり、ここに置いてるビール、アイスクリーム、おつまみ、カップ麺、レトルト食品などなど、宿泊者は全て100円で頂くことができる。原価割れではないか。ちなみにコーヒーや紅茶、冷蔵庫のジュースや各種食材は無料だ。


コップをお借りし箱に100円玉を1枚入れビールをいただく。
旨い。お手伝いの方が「たしかもぎたてのキュウリがあったはず」と冷蔵庫を開け味噌と一緒に出してくれる。旨い。


玄関側に洗濯機がある。
この宿のことだ。どうせ無料で使えるに決まってると伺うと、想像通り宿泊者は自由に使って構わないとのこと。やっぱりなぁ。
ただし他の客の迷惑にならないように、使用時間は制限させている。あわてて汚れ物を洗う。

mintaro_wash.jpg


ここ、すんげーいい宿なんじゃないのか?

30分後、はやりここに初めて泊まるという出張の方が隣のテーブルに座り、私のビールの出所を尋ねる。私はちょっと得意げにこの宿のシステムを説明する。出張の方もかなり感動し飲酒活動を開始する。当然10分後には雑談モードだ。

あ、これってゲストハウスに良くある光景…。

なるほど、ここミンタロハットはゲストハウスだ。
ただし観光地に良くある大規模ゲストハウスではなく、かなり小振りの、そして高規格のゲストハウスだ。というかこんな高規格のゲストハウス、日本では見たことがない。


出張の方と話が弾む。

「ビジネスホテルだと、部屋にいても退屈だし、その辺の居酒屋に行って飲んじゃうんですよ。でも話し相手がいるわけでもなし、新聞読みながらだらだら過ごして早寝しちゃうんですけどね。」

大変に良く分かる。私も八戸で全く同様に過ごした。
それはそれで悪いとは思わないが、旅行者同士で情報交換や雑談ができることはゲストハウスの最大の魅力だ。私たちは山形情報を交換しつつ、仕事の話や家庭の愚痴をこぼしあい、大変に盛り上がった。もちろん100円のビールをどんどん空けて、だ。


夜遅くオーナーさんが帰宅した。
オーナーさんはピアノの講師をやっている旅行好きの方だ。どうやら家の新築に伴い、どうせなら的にゲストハウスを作ってしまったようだ。痒いところに手が届くサービスは、ご自身が度々旅行をしていたからこそだったのだ。「将来ゲストハウスを開きたい」という旅行者は少なくないが、ここミンタロハットのご主人は、早々とその夢を叶えていたのだ。

この夜、私と出張の方、そしてご主人で1時頃まで飲んだ。
旅行の話、仕事の話、ゲストハウスの話、etc。これぞゲストハウスの醍醐味だ。楽しい。大変に楽しい。

他にも宿泊客はいたが、その方は部屋で休んでいるようだった。
別にリビングでの雑談は強制されるものではない。休みたい人は休めばいいし、飲みたい人は飲めばよい。部屋はおかしなホテルなどよりよほど快適なので、安眠できるだろう。良い宿だ。



朝、冷蔵庫の食材で朝食を作ってみた。
キチネットではない、しっかりしたキッチンや調理器具、食器も自由に使える。

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いくら自炊とは言え、これで無料は申し訳ないと思う。


私は結構旅行をしている。宿泊数も多分平均的日本人の数倍以上だろう。しかし、こんな素晴らしい宿に出会ったのは初めてだ。これだけの内容で平日だろうが宿前日だろうが3000-3500円でやっていけるのか、正直心配になる。

本当はここは私の山形の隠し宿にしたくないでもなかった。
しかしそんな度量の小さいことを言っていたのではオーナーさんに顔向けができない。それにお客さんが一定量来てくれないとこの宿の経営は難しいと思う。なにしろこの内容でこの価格、低い宿泊率ではあっという間に赤字になってしまいそうだ。


山形で宿泊するならミンタロハット
絶対に後悔はさせません。保証します!



ゲストハウス ミンタロハット
〒980-0046 山形市大手町5−13
Tel: 090-2797-1687(佐藤)
Fax: 023-641-5918
eMail: satopia@ma.catvy.ne.jp

web: http://www.japantg.com/mintaro/


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posted by 転々 at 19:46 | 国内旅行

2008年03月24日

価格破壊温泉宿 - おおるりホテルチェーン


 温泉が好きだ。野趣溢れる天然の露天風呂からレジオネラ菌怖さに塩素臭ぷんぷんの循環湯まで全てが好きだ。沸かし湯も好きだ。かけ流しがどうとか成分がどうとか言う奴らは、一度温泉の身になって湯を沸かし続けてみるといい。たった1日24時間湯を沸かし続けただけで、二度と生意気なことは言わなくなるだろう。  温泉旅館という物も好きだ。
「良いお風呂を用意しましたよ。お食事も心を尽くしました。よろしかったらお暇な時にでも泊まりに来ませんか」などという素晴らしい商売は世界に誇る日本の宝だと思う。

 自分ははパッカー上がりでもあり、海外でも少しは温泉に入った。しかしなーんかだめだめなのよ、これが。

・アメリカ、カナダ:温泉はプールじゃだめなんじゃ!
・タイ:車借りて2時間かけて来たのに、個室にバスタブかよ!
・韓国:惜しい!露天とだらだら湯について考えてくれ。
・台湾:水着着て入るのは嫌だ!(一部除く)
・中国:水着は嫌だ。プールは嫌だ。でもほぼ廃屋の小屋も嫌だ。
・あ、ごめん、これだけだ。さほど入ってないじゃん。^^;

 と、このように、日本以外で良い思いをしたことはあまりない。韓国では愛国心と誇りの塊のような知人が「温泉は日本の方がいいでしょ?」などど、これから韓国の温泉巡りをしようとしている私の意気込みを打ち砕くような台詞を吐いたくらいだ。「刺身は日本より韓国がうまい」と言って私と言い合いになりかけた程なのに、温泉については弱気過ぎないか??

 そのように日本が世界に誇る温泉と温泉旅館文化であるが、一つだけ問題がある。致命的欠点と言って良い。

  「高い!!」

             - - -

 いろいろ調べたところ、1泊2食で12000円というのがこの世界の下限スタンダードらしい。一部屋ではない。一人でだ。

  12000円?!
  食事付きとは言え1泊、しかも一人につき12000円?!
  頭おかしいんじゃないのか?!


 我が家には出来心もあって子どもが3人いる。血も涙もない旅館経営者もさすがに子どもと大人同じ料金では良心が痛むらしく子ども料金等と言うが、それでも子ども二人は大人扱い。家族で1泊するとたった一夜で5万が消えてなくなるという訳だ。これ、何かおかしくないか?一晩の宿と飯に5万「はいはい、5万円ですね」とさらっと払えるのは、日本の中でも年収が億を超える連中だけじゃないのか?!!

 だいたい、あの食事が問題だ。
確かにまずくはない。いや、正直に言えばうまい。冷めた天ぷらも、山奥で食べる鮪の刺身も、地元産のふりをしているが本当は中国から輸入されていて岸壁で半年放置された防腐剤まみれの山菜も全てがうまい。しかし、この食事が宿代の多くを占めるらしく、素泊まり料金から考慮すると1食5000円から1万円することになっている。

あのなぁ、その飯、街中で1万出す奴いると思うか?
お前らがしてるのは、監禁強要ビジネスだぞ?


 我が家はただ事じゃなく頻繁にホテルに泊まる。例えば数年前には某米軍基地公開を見るために某横浜某インターコンチネンタルに泊まったが、夕食なしとはいえ家族全員で12000円だった。その頃はSCCのメンバーだったことや半額券を山ほど持っていたこと(っていっても定価からの半額じゃ!)を差し引いて考えても、間違いなく安い。一人3000円で朝食つきなのは、ダブルベッドに親子二人ずつ泊まっていることを考慮しても、不明瞭会計の温泉なんぞよりよほど割安、ということになる。
ちなみにこのインターコンチは部屋を6時まで使わせてくれたし、フィットネスクラブ、サウナ、プールなど全て無料だったことも書いておかねばだ。部屋もお前らの所より、よほど金かけていたぞ?> 旅館ども


 そんな悲しい状況の中、一筋の光を放つ温泉旅館がある。
そう、我が家が心から愛するおおるりチェーンだ。この宿はニッポン庶民の「ハレの日」意識につけ込んだぼったくりをしない。4人いれば週末でも1泊2食6000円、平日ならなんと4500円だ。これ、ユースより安い値段だよ?
http://www4.ocn.ne.jp/~ohruri/first.htm

oorui.jpg

 我が家は10年来、おおるりチェーンのファンであり、多分20泊くらいは泊まっていると思う。4500円で泊まった時には米のご飯を食べられるのか心配をしたが、雑穀は出なかった。週末よりは少し地味なおかずだったけれど、うちの普通の夕飯よりメニュー的には贅沢だったし。。(´Д⊂

 沢山ある宿ののうち、大規模なものには草津を除き全て泊まったはずだ。何度も泊まった宿もある。部屋にも問題はなく、湯西川に至っては「本当にこの値段でこの部屋でいいの?」と怯えたほどだ。1人1泊2食4500円で、バストイレ付き、上がり、リビング12畳・寝室12畳の部屋をあてがわれれば、怯えない方がおかしい。
oorurisitunai.jpg
 おおるりチェーンの恐ろしさはそれだけではない。
関東各所から無料の送迎バスをほとんどの宿に出すのだ。
無料だぞ?ただだぞ?しかも往復だぞ??15人以上の団体の場合は指定地にチャーターも可能だ。車代や人件費はもとより、ガソリン代や高速代の出所まで心配になってしまう。4500円じゃ各駅停車でも塩原までの往復もできないって。

 ネタはまだある。宿から周辺の観光施設まで無料のツアーを頻繁に行う。交通費が無料なだけではない。何故か入場料まで無料になる。閑散期対策だとは思うが、金を払って入場している人には事情がばれ次第殴られても文句は言えないと思う。

 まだあるぞ。塩原には「湯煙会館」という劇場があり、「人情時代劇」を無料で見ることができる。私はこの「人情時代劇」を見たくて見たくてたまらないのだが家族の反対を押し切れず未だ夢は叶っていない。。

 これでも叫びたくなるくらいなのだが、老人会の団体には更なる割引がある。そのためここには老人がやたら多い。高齢者が多いため、露天風呂や廊下には常時2〜3人の死体が転がっている。チェックイン時には老人の死体につまずかないように気をつけなければならない。

 また老人にはなぜか幼児をこよなく愛する習癖があるため、うちのちびはあっという間に30人以上の老人にちやほやされ、隠れてお菓子を渡さるなどして、ますますわがままになる。迷惑ではあるが宿代の安さを考えると、宿泊客同士であるのになぜか文句が言えなくなってしまう。どうしてだ?

 などなど、人ごとながら経営が心配になってしまう。本当にこれで(使わないけれど)無料ダンスホールとか、迷惑な賞品つき合同カラオケ宴会とか、かけ流しの湯(あるんだよ、本当に)の管理ができるのか?

 例によって長くなってしまったが、このおおるりチェーンは腐れ切った日本の旅館界にあたらしいビジネスモデルを提示したと言って良いと思う。胸を張ってお勧め出来る、新しいスタイルの宿である。でも、混むと嫌だからあんまり宣伝しないでね。自分はしちゃったけど。 ^^;


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posted by 転々 at 19:33 | ホテルおおるり

2008年03月28日

全日空プレミアムクラス1年無制限乗り放題「ANAプレミアムパス」発売。300万円。

 
ANAプレミアムパス、金300万円也。

活用方法によってはめちゃくちゃ「とにかく安く旅行」できる、ある意味恐ろしいパスが全日空から発売された。それがこのANAプレミアムパスだ。

puremiumpass.jpg

どんな内容かというと、

・国内線全てのプレミアムクラスに無制限で搭乗できる。
・プレミアムクラス以外にエコノミークラスにも搭乗できる。
・そのくせプレミアムクラスが設定されてない路線には搭乗できない。いじわる。
・会員専用予約デスク「プレミアムデスク」のサービス。
・空席待ちの優先予約サービス。
・国内線予約の優先販売。
・国内線普通席の前方座席予約サービス。
・専用チェックインカウンター。
・専用セキュリティチェック(羽田のみ)
・手荷物のプライオリティサービスと重量制限の緩和(35kg)
・空港ラウンジの利用。


これらのサービスを1年間受けることができ300万円だ。
もちろんパスを複数の人間が使い回すことはできない。

我々一般人にはまず高いのか安いのか良く分からないが、ちょっと頭を冷やして考えれば分かる。ただごとではなく安い。

例えば羽田から沖縄那覇までエコノミークラスで片道39500円、プレミアムクラスだと44500円。本当は割引きを考慮しなければいけないのだが面倒なので往復約90000円と考える。すると、パスの300万円のモトをとるには、33回往復すればよい。もちろん毎日往復してもかまわない。いや、購入者の方には是非毎日往復していただきたい。約90000円x365日でなんだか知らないが3000万円分くらい飛べる。

札幌や沖縄に住んでいる人には、是非毎日の相互訪問をお勧めしたい。東京/那覇の運賃44500円+東京/千歳の運賃37500円 x 2 と、1日1往復4フライトで164000円、1年で59860000円…え、えと、ごせんまんえん分飛ぶことができる。いや、ほとんど6000万円分だ。6000万円分飛ぶことができるのに300万円なのだから、プレミアムパスは間違いなく安い。

あはは、安い安いと喜んでいたら同じ考えの人も多かったようで、第1回販売分と追加販売分の150枚は売り切れてしまった。次回販売は、2008年6月1日から、100枚の限定なので本気で欲しい人は朝イチで申し込んだ方が良いだろう。間違いなく売り切れる。

まぁ毎日那覇へ往復は馬鹿馬鹿しいにしても、毎日おおよそ好きな場所に飛行機で飛ぶことが出来て300万円はそんなに悪い話ではない。増して退職などで時間に余裕もあり、バブル崩壊前にリタイアでき一番おいしい思いをしている現在ご高齢の皆さまには悪くないだろう。しかもこの世代には未だ「飛行機=贅沢」の印象が焼き印の様に刻まれているので、下の世代より割安感は数倍は大きい。と思う。

実際のところ飛行機に繁忙期でもないのに普通運賃だけで乗るまぬけはそう多くなく、前述した普通運賃での換算は半分詐欺なので鵜呑みにしないでいただきたいが、でもやっぱり安いことには間違いがない。

真面目に書くと「日本国内のほとんどの場所に、飛行機で好きなように行くことができる1年間が300万円で買える」と考えるべきなんだろう。

puremiumpass_up.jpg


と、ここまでは「ちょっと良い話」で終わったが、それではブログが廃る。
生臭い話をしよう。



プレミアムパスの威力は「事実上飛行機乗り放題の1年間」だけではない。この乗り放題のフライト、実はマイルが貯まるのだ。脂ぎった計算をしてみよう。

羽田から那覇までのフライトマイルは1084マイル、往復で2168マイルだ。x 365だと 791320マイル。約80万マイルだ。1マイルの価値はおよそ1〜3円と言われているので、この節に従えば80-240円分のマイルが貯まることになる。千歳/那覇なら123万7000マイル、毎日死ぬ気になって日程的に可能なルートで5,6回飛べば200万マイルくらい稼ぐことができるだろう。

あ、忘れてた。プレミアムクラスには50%のボーナスマイルがつくんだった。
上の計算5割り増し。



しかしこうやって溜めたマイルで無料航空券が欲しくなるとは絶対に思えない。
1年後には飛行機も空の旅も苦痛になっていて、もっとも効率の悪い「電子マネー Edy への交換 (10000マイル=10000円)」で使い切ってしまいそうな気もする。もちろん性根が据わっている皆さまは根性で2〜300万マイル貯め込んで、1年が経った後にも国内・海外好き勝手に旅行しまくるのかもしれない。プレミアムパスもマイルを貯めるための仕事となりそうな気がする。

その気になれば2,300万マイルくらいは稼ぎ出すことができる、つまり意外とモトを取ることの簡単なプレミアムパス、あなたもチャレンジしてみては?


私? 私はもちろん普通に働く。
しかし定年を迎えていたら、70%位の確立でマイル稼ぎの仕事にでただろう。スポーツクラブあたりで周囲を観察すると、定年後は恐ろしく暇そうな気もするからだ。いざとなったら、日長飲み放題のドリンクでも飲みつつ空港ラウンジで過ごせば良い。私は性格が悪い老人になりそうなので、きっとその方が家族も喜ぶだろう。


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posted by 転々 at 21:45 | その他いろいろ

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